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朝比奈尚行

あさひな・なおゆき

音楽家/演出家/俳優

2017.02.01

朝比奈尚行の写真

1948年生まれ。幼少より音楽と踊りを得意とし、演劇系短大を卒業後インディペンデントの俳優として映像や舞台、ラジオで活躍。1973年、劇団自動座を旗揚げし、作・演出・俳優として小劇場第二世代の一翼を担う。1985年、音楽・ダンス・演劇・映像・美術などを融合させた非物語演劇を製作する劇団「時々自動」を創設。全作品で構成・演出・出演を務める。

時々自動は、90年代からヨーロッパ、アジアでのツアーを多数行う。2000年代に入ってからは、東京、クアラルンプール、シンガポールで市民100人との共同製作を行い、この100人プロジェクトは東京でダンス、美術、音楽とテーマを変えながら5年間続いた。2009〜2011年『うたのエリア』三部作では、現代音楽の作曲方法を演劇の作曲や作劇に援用した作品を発表。『時々の友シリーズ』と題したコンサートで、UAや友部正人との共演によるシアトリカル・コンサートも行った。現在は2018年秋の本公演『コンサート・リハーサル』に向けたステップ公演として、『リハーサル・リハーサル』シリーズを断続的に上演している。

また、音楽家としては、蜷川幸雄、串田和美、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、宮田慶子ほか多数の演出家の作品を手がけ、近年ではシアターコクーン『表裏源内蛙合戦』『東京月光魔曲』『タンゴ』、ナイロン100℃『2番目、或いは3番目』、さいたま芸術劇場『真田風雲録』『美しきものの伝説』、コクーン歌舞伎『四谷怪談』などがある。俳優としては、『ゴドーを待ちながら』(シアターコクーン)、『エドワード・ボンドのリア』(まつもと市民芸術館)、東京乾電池『コーヒー入門』、SPAC『王国、空を飛ぶ!』などに出演。

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