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アセンブル2|「ラジオ下神白 あのときあのまちの音楽からいまここへ」のオムニバス

  • 期間│2021年9月~2022年3月
  • 主催│公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
  • 企画運営│「ラジオ下神白」チーム

概要

福島県いわき市にある県営復興団地 下神白(しもかじろ)団地で行われているプロジェクト「ラジオ下神白 あのときあのまちの音楽からいまここへ」。2016年12月から始まったこの取り組みでは、住民が住んでいたかつてのまちの記憶を、馴染み深い音楽とともに収録するラジオ番組を制作し、それらをラジオCDとして住民限定に配布・リリース。この行為を軸に、立場の異なる住民間、ふるさととの交通を試みています。

また2019年には、住民とともに何度も聴いてきた彼ら彼女らの「メモリーソング」のバック演奏を行う「伴奏型支援バンド(BSB)」も結成。関東在住のミュージシャンが団地住民のもとに伺い、そのエピソードも踏まえながらコンサートを開くなど、現地から遠く離れているがゆえに音楽を通じた「想像力」で、住民との関係を深めてきました。

コロナ禍の2020年には、オンラインツールを活用したリモート訪問を継続しつつ、「会えない」という状況だからこそできる「表現×支援」の関係をより深く見つめながら、3回シリーズのオンラインイベント「オンライン報奏会」を実施。音楽をかけながらラジオ風トークを軸に、記録映像の上映、またBSBによる演奏、住民との中継コーナーなどを行いました。

2021年度は、これらの記録や活動の蓄積を活用し、さまざまなかたちのアウトプットを試みながら、活動プロセスや成果が見えにくいアートプロジェクトの価値を伝える手法の発信と、さらなる普及を試みます。


▲プログラムでアサダワタルが制作した音楽作品の紹介ムービーはこちら


※リサーチ・アセンブルは独自の技術をもった実践者たちが集い、調査や検証、議論や研究を重ね、新たな論点を見出すことや手法づくりを目指します。TARLの過去のプログラムや東京アートポイント計画、Art Support Tohoku-Tokyoで培った知見や担い手と連動し、その成果の活用や深化も試みます。