受付終了
日常生活のなかで、「公」的な場所と「私」的な場所は、対比関係にあるものとしてとらえがちです。しかし、「公=みんなのもの・場所」としてとらえてみると、「公」とは、一人ひとりの「私」が重なり合い、立ち上がっていくものとして考えることができます。「公」と「私」をどのように認識するかによって、まちでの生活や個人のふるまいを妨げたり、逆に広げたりすることにもつながるのではないでしょうか。
今回のディスカッションでは、まちでの一人ひとりの行動や視点に変化を促すことで、都市の印象や公共空間に対する気づきにつなげようとするmi-ri meter、ブラジルのグラフィテイロに関するフィールドワークを通じて「街は誰のもの」という問いを持ち、文化人類学的アプローチから「公共性」を考える制作活動に取り組む阿部航太さん、二組のゲストをお招きし、「公」と「私」との関係性について意識的になりながら取り組む実践やリサーチについてお伺いします。
「公」と「私」の境界性とは何か。また、公共的な空間と自分との間に、居心地の良い距離感をつくるために必要な思考や身体性とは、どのようなものがあるのでしょうか。ゲストの思考と実践から、そのヒントを探ります。
(画像:mi-ri meter「URBANING_U」)
※お申し込みの受付は終了いたしました。参加をご希望の方は、当日会場に直接お越しください。
基本情報
- 日時
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2020年1月29日(水)19:00~21:00(開場18:30)
- 会場
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ROOM302(3331 Arts Chiyoda 3F[東京都千代田区外神田6-11-14-302])
- 参加費
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無料
- 定員
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25名(事前申込制/先着順)
- 申込方法
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お申し込みの受付は終了いたしました。参加をご希望の方は、当日会場に直接お越しください。
- 主催
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公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
- 運営
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NPO法人Art Bridge Institute
- お問い合わせ
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公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業推進室事業調整課事業調整係 TARL事務局
TEL:03-6256-8435(平日10:00〜18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp