てづか・なつこ
ダンサー/振付家
2017.04.07
自身の体を素材とし実験する作品《私的解剖実験》シリーズを制作。身体の観察から、かかわりそのものの観察まで視座を広げ、小さな単位の物事を多角的に照らし出す。現代に生きる人々及び自分にとっての前提を揺さぶり、世界を認識する多様な感覚へと可能性を拓き続ける。
また、自分の足下を掘り下げ、豊かな創作の根を広げると同時にダンスシーンの潜在的な可能性を深めるべく、他のアーティストとともに試行錯誤を積極的に行う。2010年から、国の枠組みを疑いつつ、日本をはじめさまざまなアジアの民俗芸能を調査している。