『威風DoDo』は、隅田川を臨むように建っていた建造物「汐入タワー(都立汐入公園内)」とその周辺を舞台とした、ピクニック形式のパフォーマンス公演です。一般公募による出演者「アナター」をはじめ、若手パフォーマンス集団「フラワーズ」やさまざまなジャンルで活躍する若手アーティスト、地域住民らとの共創によってつくり上げられ、当日は総勢100名の出演者が汐入タワー周辺に集いました。本書は、ピクニックをより深く味わうためのツールとして制作されました。
もくじ
ピクニック形式パフォーマンス公演『威風DoDo』へようこそ
主な出演者たち
フラワーズ―企画の中心となったアーティスト集団
ソケリッサ―スペシャルゲストとして招かれた<新人Hソケリッサ!>
アナター―地球の上に堂々と立つ人々
ちょり語録 富塚絵美へのインタビューより抜粋
会場をつなぐ構成要素
遊び 大西健太郎による「風遊び」
風景画 藤田龍平のレジャーシート
星空 井川丹が誘う宇宙
企画の背景を探る ピクニック形式の批評は可能か
資料 汐入の歴史と現在
プロジェクト日誌―本番までの歩み