震災後に生まれた知恵や技術などが“声”となって交差するオンラインのラジオプログラム。
朗読や音楽、ゲストへのインタビュー、みなさんからのお便りなどを通して、“10年目のいま”に耳をすませます。
震災から10年目の2020年。東北の沿岸地域では復興工事が進み、新しいまちのかたちも見えてきました。かつての傷跡が探しづらくなってきた一方で、時間が経ったからこそ語れる言葉があるのではないでしょうか?
そうした言葉は、震災当初から活動を重ねてきた人たちだけでなく、当時こどもだった人たち、これから被災地域にかかわりたいという人たち、震災についてあらためて考えたい人たちなど、“その後”を生きるすべての人のなかにあるのだと思います。
この番組は、暮らす場所や被災体験の有無にとらわれず、“その後”に生まれた知恵、思想、技術、感情などが交差する場として、さまざまな人々の声を記録し、発信していきます。
※ 番組名「モノノーク」=物ごとの奥、みちのくという意味と、パーソナリティの桃生とNOOKを掛けた言葉。