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花崎攝

はなさき・せつ

シアター・プラクティショナー/野口体操講師

2018.07.18

花崎攝の写真

10代で野口体操に出会う。1980年代後半から劇団黒テントでその場にテントを立てて、舞台と客席を設え、食事をして、稽古して、演劇的空間と時間をその土地の人と共有する見晴らしのいい演劇活動を経験する。また、アジアの民衆演劇の手法に出会い、その流れのなかで障害のある人たちとの表現活動と運動に出会う。どんな文脈で、誰と、どこで、何を、どんなふうに行うのか、そこで起こったことを、どう味わい、かたちにしていくのか。野口体操でいう「からだまるごと全体」で取り組むことで、感じられること、見えてくること、聞こえてくることを探りたい。そこには、言葉も、感覚も、イメージも、からだの重さも、動きも、声も、もっとさまざまなことがかかわりを持つだろうと考える。

最近の主な仕事に「地域の物語ワークショップ」シリーズ(世田谷パブリックシアター)、「みんなでワークショップ」シリーズ(NPO法人ぷかぷか)、コーディリエラ(フィリピン)の環境演劇ワークショップシリーズなど。ロンドン大学ゴールドスミス校芸術学修士。アジアミーツアジア運営委員。演劇デザインギルド所属。

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