渡辺裕
わたなべ・ひろし
聴覚文化論・音楽社会史/東京大学教授
2017.02.01
撮影:Teruko Ina
わたなべ・ひろし
聴覚文化論・音楽社会史/東京大学教授
2017.02.01
撮影:Teruko Ina
1953年千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科教授(文化資源学、美学芸術学)。西洋音楽研究から出発したものの、音楽自体よりは文化としての音楽に関心があり、次々と「脱線」、現在の専門としては一応、「聴覚文化論、音楽社会史」をうたっているものの、さらに「脱線」気味で、「音楽」はおろか、「音」の範囲にもおさまらなくなり、周囲を呆れさせている。主著に『聴衆の誕生—ポスト・モダン時代の音楽文化』(春秋社=後に中公文庫、1989年/サントリー学芸賞)、『日本文化 モダン・ラプソディ』(春秋社、2002年/芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『歌う国民—唱歌、校歌、うたごえ』(中公新書、2010年/芸術選奨文部科学大臣賞)、『サウンドとメディアの文化資源学—境界線上の音楽』(春秋社、2013年)。2013年、紫綬褒章を受章。