1974年福島市生まれ。慶応義塾大学大学院在学中よりメディアアートユニットflowを結成し国内外で活動を開始。NHKの教育番組「ドレミノテレビ」（グッドデザイン大賞、2004年）や、ウェブサイト「NHKクリエイティブ・ライブラリー」（日本賞、2013年）などを企画制作。2006年、鎌倉を拠点とするクリエイティブチーム「ROOT CULTURE」を立ち上げる。2011年の東日本大震災の直後よりプロジェクトFUKUSHIMA！に参加。2015年から同プロジェクトの代表を務める。

プロジェクトFUKUSHIMA！では、毎年夏に福島市で開催しているフェスティバルFUKUSHIMA！を中心に、あいちトリエンナーレ（2013年）、札幌国際芸術祭（2014年､2017年）、フェスティバル／トーキョー（2014〜2016年）、アンサンブルズ東京（2015〜2020年）などへの参加や、スクールFUKUSHIMA！としてワークショップや公開講座、DOMMUNE FUKUSHIMA！でのネット配信、「清山飯坂温泉芸術祭」等の美術展の企画など、「福島の今を伝える」をテーマに様々な活動を展開している。2019年には地域を代表する祭りである「福島わらじまつり」のリニューアルにあたり、大友良英とともに共同プロデュースを行った。2023年にはプロジェクトの軌跡をまとめたアートブック「福島大風呂敷」を出版予定。