文化とクリエイティブ・コモンズの新しい関係
BACK社会における情報のオープン化が進む昨今、アートプロジェクト等のアートの現場や文化機関では、オープンの流れをどのように捉え、取り入れていくべきなのでしょうか。
この講座では、先行事例紹介やワークショップを交えながら、ゲストとともにオープンの潮流を検証し、オープン文化の筆頭であるクリエイティブ・コモンズ(CC)と文化の新しい関係について理解を深め、文化の未来像について考えていきます。
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スケジュール
1月14日(水)19:00〜21:00
第1回 THEORY―オープン化する世界
CCを筆頭とするオープンの潮流は、どのようなエコシステムを形成し、社会にインパクトを与えているのでしょうか。事例紹介にとどまらず、そのエネルギーの原点を深堀りし、全体像を把握します。
ゲスト:ドミニク・チェン(起業家/研究者/NPO法人コモンスフィア 理事)、水野祐(弁護士/NPO法人コモンスフィア 理事)
2015年1月21日(水)19:00〜21:00
第2回 WORKSHOP―CCの活用
ワークショップ形式でCCの導入をシミュレーションし、導入することによって生じるメリット・デメリットや注意点について学ぶと同時に、CCの可能性を具体的に想起します。
ゲスト:水野祐(弁護士/NPO法人コモンスフィア 理事)、森隆一郎(東京文化発信プロジェクト室広報調整担当課長)
2月4日(水)19:00〜21:00
第3回 VISION―未来に向けて
オリンピックも控え、世界からの注目が高まる東京。日本文化の魅力の発信が問われるいま、多くの人と情報を共有するための「オープン」の施策はどうあるべきか、またそれによりどのような文化の未来像を描くことができるのかなどについて、幅広く議論します。
ゲスト:齋藤精一(株式会社ライゾマティクス代表取締役)