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集中講座(2016)|第2回 アートプロジェクトが向かう、これからの在り方

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集中講座(2016)|第2回 アートプロジェクトが向かう、これからの在り方の写真

東京2020オリンピック・パラリンピックを控え、芸術祭やアートプロジェクトなど文化事業への期待は、益々高まりを見せています。その一方で、乱立する芸術祭のあり方とその差別化、持続可能なアートプロジェクトのあり方やそれを支える運営体制などの仕組みづくりは、引き続き大きな課題です。集中講座では、アートがもたらす気付きや可能性の意義を問い続け、実験的な活動に取り組むゲストを迎え、現在かれらが向き合う課題や挑戦を共有しながら、アートプロジェクトのこれからのあり方を探ります。

2016年秋、世界的なクラッシック音楽や現代アートのフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ」が開催されました。アート部門の『パノラマ庭園ー動的生態系にしるすー』では、大人がゆっくり歩いて1時間ほどの名古屋港エリアを舞台に、まちや暮らしの伱間にアートが入りこんでいくようなプロジェクトを展開。さらに、各会場の立地や巡り方からは、単に作品を鑑賞するだけではなく、参加者の視点や感覚を能動的にする「体験の設計」が見られるなど、まちとアートの心地よいバランスを感じさせるものでした。

今回は、その取り組みと挑戦に着目しながら、プロジェクトの運営に迫ります。事業設計や運営体制、チームワーク、地域の人々との関係性の築き方など、事例にそって一つひとつ紐解きながら、持続可能なアートプロジェクトのあり方について考えます。

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