年表/出来事: 設立・開始
『Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業/ASTT)』始動
東京都が公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京と共催する、東日本大震災の被災地域(岩手・宮城・福島県)を対象とした事業。2011年7月、東京都の『東京緊急対策2011』をきっかけにはじまった。
都内で展開する「東京アートポイント計画」の手法を使い、現地のアートNPO等の団体やコーディネーターと連携し、被災地域のコミュニティを再興するために、その時々に応じた地域の多様な文化環境を支援。既存のプログラムを持ち込むのではなく、その土地に暮らすさまざまな分野の人々が主体となり、交流プロセスを重視したアートプログラムや、それを支える仕組みづくりを行った。
「アーツエイド東北」発足
クラウドファンディング「CAMPFIRE」サービス開始
和合亮一・遠藤ミチロウ・大友良英が、8月15日に「フェスティバルFUKUSHIMA!」の開催を宣言
せんだいメディアテークが「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設
『Scramble Crossing of Art「明日の神話」』実施
東日本大震災後、「明日を創造する力」を被災者へ伝えるためアーティストやクリエイターが被災地を訪れた状況を受け、ウェブ上に震災復興のためのアートアクションのプラットフォームをつくり、それらの活動を一層大きな力とするプロジェクト。
『アートアクセスあだち 音まち千住の縁』実施
詳細はこち足立区制80周年記念事業をきっかけにはじまったアートプロジェクト、通称「音まち」。人とのつながりが希薄な現代社会において、アートを通じて新たな「縁(えん)」を生み出すことを目指している。
『公園プロジェクト』実施
公園や空地など、人が集い、新たな活動を生み出す可能性のある場を舞台に、アーティストとともに魅力を生み出すアートプロジェクト。
『豊島区在住アトレウス家』実施
ドラマトゥルク・長島確による演劇プロジェクト「アトレウス家シリーズ」の一つ。 ギリシャ悲劇に登場する家族の物語を、実在のまちや建物にインストールすることにより、家や住まいや暮らしについて考える試み。