視覚言語(日本の手話)で話すろう者・難聴者・CODA(ろう者の親をもつ聴者)が主体となり、異なる身体性や感覚世界をもつ人々とともに、自らの感覚や言語を起点にコミュニケーションを創発する場をつくるプロジェクト。手話を通じて育まれてきた文化を見つめ直し、それらを巡る視点や言葉を辿りながら、多様な背景をもつ人々が、それぞれの文化の異なりを認め合うための環境づくりを目指している。
年表/形式・媒体: 事業・組織
『KINOミーティング』実施
海外に(も)ルーツをもつ人々とともに、都内のさまざまなエリアで映像制作を中心としたワークショップを行うプロジェクト。背景の異なる人々との出会いや対話を軸とした映像制作を通して、新たなコミュニケーションや協働のあり方を発見する場をつくり出す。また、参加者が主体的にかかわれるプログラムの研究・開発も目指している。
『カロクリサイクル』実施
各地に蓄積されてきた「過去の災禍の記録=禍録(カロク)」を読み込み、現在に応用するためのプロジェクト。災禍の歴史をたどり、地域の歴史を掘り起こし、それらに向き合う人々と出会い、話し合い、ワークショップや展示を通じて表現を行う場をつくることから、災間期をともに生きるためのネットワークづくりを目指している。
東京アートポイント計画が、テーマを設定した新規共催団体の公募を実施
2022年2月、東京アートポイント計画にて、社会情勢への応答や来るべき社会への準備として「多文化・共生・コミュニケーション」「災間・減災・レジリエンス」という2つのテーマを設けて新規共催団体の公募を実施。
相馬千秋「世界演劇祭(テアター・デア・ヴェルト)2023」プログラム・ディレクターに就任
『多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting』実施
詳細はこちら多摩地域の文化的、歴史的特性を踏まえ、その「地勢」を探ることを通して、一人ひとりが自分の暮らす足元を見つめ直すプロジェクト。
『ACKT(アクト/アートセンタークニタチ)』実施
国立市文化芸術推進基本計画が掲げる「文化と芸術が香るまちくにたち」の実現に向け、行政と市民、市内外の人々が交流し、新たなまちの価値を生み出していくプロジェクト。アートやデザインの視点を取り入れた拠点づくりやプログラムを通じて、国立市や多摩地域にある潜在的な社会課題にアプローチする。
ミニシアター・エイド基金のクラウドファンディングが成立
『東京で(国)境をこえる』実施
多くの在留外国人や海外にルーツをもつ人々が生活する東京。「東京には見えないことにされているさまざまな壁がある」という仮説をもとに、その「見えない(国)境、壁」について考えるプロジェクト。
『移動する中心|GAYA』実施
2015年から世田谷区内で収集・デジタル化されてきた、昭和の世田谷を映したホームムービーを活用して、語りの場をつくるコミュニティ・アーカイブプロジェクト。