『イザ!カエルキャラバン! in 東京』実施

防災と連動した複合型のアートプロジェクト。阪神・淡路大震災を機に2005年にスタートした防災アートプログラム 「イザ! カエルキャラバン!」を都内で広めていくための拠点づくりを目指す。地域主導の防災訓練をベースに、震災時に必要な「知識」や「技」を身に付けられるプログラムのデモンストレーションを実施したほか、災害とアートをテーマにシンポジウムやワークショップ、教材開発なども行った。

『LIFE ON BOARD TOKYO 09-10』実施

東京の水辺の「今」を知り、身近な水辺の環境の将来を考えるとともに、水辺の文化の活性化を目指す。「東京低地クルーズ」や「江戸の水迷宮」、トークイベント「水辺をひらく アートでひらく」、防災イベント「BO菜」など、実際に都内の河川を舞台にしながらプロジェクトを実施した。

『アーティスト・イン・児童館』実施

こどもとアーティストが出会う場をつくる試みとして「児童館」にアーティストを呼び、創作・表現のための「作業場」として活用するプロジェクト。練馬区内の児童館職員、 小中高生、アーティストが交流・協働し、プログラムの企画・実施や児童館の広報活動などに取り組む。児童館をオルタナティブな芸術・自治・教育の場とし、新たな放課後の文化環境やネットワークづくりを目指す。

『insideout/Tokyo Project』実施

トークイベントや交流拠点の開設などを通じて、「東京―地方」という関係性を相互に考え、つなげることで、新しい活動性やコミュニティ・ネットワークの構築を目指す。日本全国の最新のアートプロジェクトの資料や美術情報誌などを自由に閲覧できる情報収集・交流の拠点「Insideout / Tokyo Project Room」をひらいた。

『ひののんフィクション』実施

森林におおわれた旧蚕糸試験場日野桑園跡 「自然体験広場」を舞台に展開したアートプロジェクト。wah documentや中山晴奈ら複数人のアーティストがそれぞれ異なる視点から場所を読み解き、広場を利用する活動団体とのコラボレーションのもと、アートプログラムを実施した。

『TERATOTERA』実施

古くから多くのアーティストや作家が暮らし、若者の住みたいまちとして不動の人気を誇るJR中央線高円寺駅から国分寺駅区間を舞台にしたプロジェクト。2010年、Art Center Ongoing 代表の小川希を中心に始動。毎年、社会に応答したテーマを掲げ、まちなかで「TERATOTERA祭り」を開催し、現在進行形のアートを発信した。

『墨東まち見世』実施

東京スカイツリーが立つまちとして注目を集め、現在も下町情緒が残る、隅田川の東に広がる「墨東(ぼくとう)エリア」。その路地や生活、地域史などの多様な地域文化資源を活用しながら、拠点、団体、住民が協働する仕組みづくりや、まちの魅力を引き出す参加型プログラムの実施、マップやドキュメント制作に取り組むプロジェクト。