アートプロジェクトの「言葉」を編む(2014)
BACKアートプロジェクトにまつわる「言葉」を集め、読み解き、編纂します。それによって、アートプロジェクトを実施、検証する上での理念や考え方の基盤を整備するプログラムです。その一環として、アートプロジェクトを語る上で重要となるテキストの著者を招き、その執筆意図や背景を聞き、読解するための公開研究会を行います。
詳細
スケジュール
第1回 2014年12月10日(水)19:30〜21:30
参考テキスト
- 「「脱美術館」化するアートプロジェクト」『社会とアートのえんむすび1996-2000』ドキュメント2000プロジェクト実行委員会、2001年、p.8-20
- 「「もの」から「コミュニケーション」へ」『社会とアートのえんむすび1996-2000』ドキュメント2000プロジェクト実行委員会、2001年、p.116-127
- 「OSとしての作家 作品制作より、場づくり、関係づくりを目指す。」『AERA』朝日新聞出版、1999年8月16-23日号、p.81
- 「美大生のための「川俣正入門講座」」『美術手帖』美術出版社、1998年10月号、p.72-84
- 『アートのみかた』BankART1929、2010年
※1990年代から2000年代にかけて、村田さんが執筆された複数テキスト、記事で取り上げられたアートプロジェクトを振り返りながら、その状況の変化や言葉の変遷を伺う公開インタビュー形式で行います。
ゲスト:村田真(美術ジャーナリスト)
ホスト:森司(東京アートポイント計画 ディレクター)
聞き手:佐藤李青(東京アートポイント計画 プログラムオフィサー)、海老澤彩・高橋かおり(リサーチャー)
第2回 2015年1月23日(金) 19:30〜21:30
参考テキスト
- 「藤浩志 OSのアート」『美術手帖』美術出版社、1999年12月号、p.127-134
- 『Report 藤浩志企画制作室』より記事を数本
※ 1990年代後半に藤さんが使いはじめた「OS」という言葉を中心に、当日のテキストとともに、その発想の動機や時代状況などを伺います。
ゲスト:藤浩志(美術作家/十和田市現代美術館館長)
ホスト:森司(東京アートポイント計画 ディレクター)
聞き手:佐藤李青(東京アートポイント計画 プログラムオフィサー)、海老澤彩・高橋かおり(リサーチャー)
- 開催方法
- 対面
- 期間
- 2014年12月~2015年1月
- 回数
- 2回