アートプロジェクトの運営スキルを身につけよう・事務局ビギナー編
2018.03.27
「チームをつくる」「アイデアを膨らませる」「企画書を書く」「広報計画を立てる」「日々の活動を記録する」……アートプロジェクトのマネジメントには、アートそのものをかたちにするだけではなく、さまざまな要素が求められます。
全4回を予定しているこの「技術を深める」シリーズでは、アートプロジェクトを実現するにあたって必要な心構えや、多様な価値を伝えるための広報・PR、適切に場をつくりあげるための運営、継続的な活動に欠かせない記録と評価・検証などをテーマに、アートプロジェクトの現場で求められる技術について掘り下げていきます。
第1回は、2016年度に「思考と技術と対話の学校」の実施を通して制作した冊子『アートプロジェクトの現場で使える27の技術』を教材として活用しながら、実践ワークを通して、いくつかの技術を押さえます。特に、アートプロジェクトの現場に入って日が浅い事務局スタッフなどが、日々現場で直面しているであろうさまざまな悩みに対して、役立ちそうな視点を共有します。柔軟な対応が求められるアートプロジェクトの現場で、自分の役割や立ち位置を捉え直す機会としてもご活用いただけます。