Art Bridge Instituteは、アートが現代社会においてジャンルを横断しながら、人と人のつながりをつくり出してゆくことについて、その研究や実践に取り組んでいます。機関誌『ART BRIDGE』では、地域の問題に向き合い、交流を生み出すアートプロジェクトや、生きる技術としての「アート」のいまをリサーチします。
特集「連れていきたい場所 PRIDE OF PLACE」では、日本国内をはじめ、東アジアの活動拠点を取材しました。
目次
- Forum
Art Brigde Instituteフォーラム
アートの連結力 小山田徹+港 千尋+開発好明
- スマートイルミネーションヨコハマ 「ちび火」
同じ火を囲む
- Column 01
連れて行きたい場所 港 千尋
- Bridge 01
ブリッジトーク│ブリッジの作り方シリーズ01
Art in Farm 忘れられた場所を聞く(井上洋司)
- ART in FARM
「農」と「アート」と「歴史」の散歩道
- Bridge 02
ブリッジトーク│ブリッジの作り方シリーズ02
アートチャレンジ滝川 「理想の故郷」をつくる 五十嵐威暢
- Column 02
土地の記憶 港 千尋
- たまに塾 開発好明
座談会│住人の方、多摩ニュータウンはどんなところですか?
写真館│①育てるふるさと②できたばかりの道で
ワークショップ│大山顕の街歩きワークショップ│多摩ニュータウン編
- Bridge 03
ブリッジトーク│ブリッジの作り方シリーズ03
プラス・アーツ 防災活動にクリエイティブな発想を持ち込む 永田宏和
- Bridge 04
ブリッジトーク│ブリッジの作り方シリーズ04
オルタナティブ・アジア 東アジアにおける空間の実践 江上賢一郎
東アジアのオルタナティブスペース 江上賢一郎
- Column 03
異郷に根を持つこと 港 千尋
- 編集後記
社会における人々の「多様性」(diversity)と「境界」(division)に関する諸問題に対し、フィールド調査とその報告から生まれる対話を通じて、“生き抜くための技法”としての「迂回路」(diversion)の研究を行うプロジェクト。本書は、「迂回路」をめぐる旅路で出会い、対話し、考え、見出したことを表すことを目的に制作した記録集の第1巻です。
目次
- 東京迂回路研究 撮影:齋藤陽道
- はじめに
- 研究デザイン 「迂回路」をさぐる方法―「対話型実践研究」にたどり着くまで 三宅博子、井尻貴子、長津結一郎
- 事例研究 もやもやフィールドワーク 調査編・報告と対話編
- 論考01 「境界」とそこにある表現―精神障害と表現をめぐる2つの実践から 長津結一郎
- コラム01 精神障害者を巡る個―集団―社会関係のほんのさわり 戸島大樹
- 論考02 「家族」の多様性と境界―乳児院とLGBTの里親支援の現場から 三宅博子
- コラム02 「多様性と境界」、そして「迂回路」―LGBT里親の壁 藤めぐみ
- 論考03 「場」をめぐる「境界」―2つの居場所から見えるもの 長津結一郎、三宅博子
- コラム03 ひとりぼっちたちの居場所 加藤正裕
- エッセイ トークシリーズ「迂回路をさぐる」から 井尻貴子
- あとがき
- 巻末資料 「東京迂回路研究」平成26年度実施事業
附録 「東京迂回路会議―多様性と境界をめぐって」録
共有空間の開発―小っちゃな火を囲むプロジェクト、対話工房などから 小山田徹
暴力のあとを共に生きるために―out of frameのささやかな試み 坂上香
場を作る―カプカプの実践を通して 鈴木励滋
ディスカッション 「多様性と境界をめぐって」
『三宅島大学』のリサーチプロジェクトでつくられた、まちポスターを70枚以上の収録。島に暮らす、宿のおかみさんや、漁師のお父さんなどを取材し、その姿と声を記録しました。
本書は、2012年8月から2014年3月まで発行した『三宅島大学通信』を一冊にまとめたものです。講座情報だけでなく、島の日常での気づきが書かれた常駐マネージャーコラム、島民生徒たちによる講座レポート、また島外からやってきた講師が三宅島に滞在した日々を綴ったテキストを掲載しています。
『あしたばん』は、三宅島の「あした」を語る、かわら版です。2011年6月に創刊し、およそ2年半にわたって『三宅島大学』の様子を伝えてきました。三宅島観光協会をはじめ、島内の施設・商店などで配布したほか、ウェブサイトにてすべての記事を公開しています。
本書では、全50号をすべて収録しています。
東京アートポイント計画のプログラムオフィサーが、さまざまな現場に寄り添うなかで、出合ったキーワードについて執筆した用語集です。運営マニュアルではなく、さまざまな場所でアートプロジェクトに取り組む人々が、一呼吸ついて立ち止まり、状況や課題意識を共有し、対話するための「ツール」として制作しました。
*2017年には増補版を発行し、全55個の「ことば」を収録しました。
目次
東京アートポイント計画の、必須ワード 森 司
A プロジェクトのいしづえ
B プロジェクトをひろげる
C プロジェクトをつづける!
プログラムオフィサー
東京アートポイント計画 2009 -2013
[座談会]
東京アートポイント計画のはじまりとこれから―太下義之、熊倉純子、芹沢高志、森司
[資料]
東京アートポイント計画 とは
東京アートポイント計画 2009 – 2013 事業一覧
「音」をテーマにしたアートプロジェクト『アートアクセスあだち 音まち千住の縁』の2011年度から2013年度までの活動ドキュメントです。これまで取り組んできた10を超えるプログラムで何を試みたのか、アーティストと協働した運営スタッフの視点で振り返り、寄稿なども収録しています。
目次
- [Message]
- まちを動かす力を秘める「音まち」|舟橋左斗子
- まちが音楽になる日|白坂ゆり
- 「街」で「音」が広まっていく/「音」が「街」を形成していく、その可能性|畠中 実
- [Director’s Message]縁もゆかりも|清宮陵一
- 大友良英+チーム・アンサンブルズ|千住フライングオーケストラ
- 大巻伸嗣|Memorial Rebirth 千住
- 野村誠|千住だじゃれ音楽祭
- 足立智美|ぬぉ/ ジョン・ケージ「ミュージサーカス」
- スプツニ子!|ADACHI HIPHOP PROJECT
- ASA-CHANG|音まち子どもパラダイスオーケストラ
- 大巻伸嗣|イドラ
- やくしまるえつこ|放送・時報/奉納朗読会
- 八木良太|(Another) Furniture Music ―(別の)家具の音楽
- 岩井成昭|イミグレーション・ミュージアム・東京 ―不思議な出会い―
- 未来楽器図書館
- 千住ミュージックホール
- 音まちトーク
- [Program Officer’s Message]本書へ寄せて|長尾聡子
- [Producer’s Message]ADACHIへの想いを託して|熊倉純子
- アーティスト・プロフィール
- すごろく「音まち千住農園」
- 「ヤッチャイ隊」に聞く/主催事業の開催概要&プロジェクト運営メンバー
美術や音楽の専門家やまちの大人たちが、こどもといっしょに「あそび」を生みだす創作教室「ぐるぐるミックス」のコンセプトをまとめた冊子です。プログラムの例や実施のサイクル、保護者とのコミュニケーションツールなどを収録しています。
目次
- ぐるぐるミックスの一日
- 「ミックス」なあそび場~四つの関わり~
- ぐるぐるミックスが大切にしていること
- プログラム
- プログラム実施のサイクル
- 保護者の方とのコミュニケーションツール
- 「あそび」を生み出す場所
谷中地域からインスピレーションを受けることで身体に湧き起こるエネルギーを「ぐるぐる」、それに影響を受け、一緒になって企画を練りあげる人たちを「ヤ→ミ→」と名付け、その「ぐるぐる」と「ヤ→ミ→」が絡み合うような企画を繰り広げた『ぐるぐるヤ→ミ→プロジェクト』。プロジェクトにまつわる用語解説や、企画の手法(レシピ)、関係が深かった方々のインタビューなどを収録しています。
目次
- はじめに
- Ⅰ 「ぐるヤミ」とは?
- Ⅱ 企画とレシピ
- Ⅲ 記録
「人間は演じている。職場で学校で道で家庭で、あらゆる場所であらゆる瞬間に」を前提に作品づくりを行う劇作家・岸井大輔によるプロジェクトの記録です。3年間の活動を「上演」と呼び、そのなかで生まれた手法や知見を「戯曲」にまとめました。
目次
- はじめに
- 戯曲|東京の条件
- 1幕 製作者の憂鬱 || 作品の計画
- 2幕 当事者の限界 || 活動による組織
- 3幕 消費社会の境界 || 集団の調査
- 4幕 企画者の美学 || いきと仮設技術
- 5幕 生産者の条件 || 東京の公共
- 『戯曲|東京の条件』を読む
- 所感|岡田利規
- 演出プラン|篠田千明
- 『東京の条件』に寄せて|成 河
- リサイクル・音楽~はい。私が「DJ話芸」の家元です。~|アサダワタル
- 演劇による『私』の解除|大山 顕
- ひと・まち育みのコミュニティデザインの方法:「まるテーブル」モデルの提起|延藤安宏
- あとがき
- 解説 戯曲と公共をめぐって|坂倉杏介