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Artpoint Meeting #15 × 港区文化芸術ネットワーク会議 「プロジェクトを広げる、“かかわりしろ”のつくりかた」

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2024.11.05
水色、黄色、青色、ピンク色、赤色の5色のいびつな楕円形が重なっているイラスト。それぞれの楕円には黒くて小さな円が2つ、目のように付いている。イラストの上にはイベントの開催概要が書かれている
形式
トーク
開催日程
2024年12月14日(土)15:00~18:00(開場14:30)
参加費
無料 ※手話通訳あり・UDトークあり
定員
100名(事前申込制)
申込締切
開催日前日までに申込

さまざまな人たちが集まり、地域の日常のなかで文化活動を育んでいくアートプロジェクト。それはアートを通じて地域に暮らす人々の関係を編み直し、生活の多様な分野をつなげていくものとなります。その特性を活かすためには「かかわりしろ」づくりが欠かせません。

かかわりしろとは、活動や場にかかわるための「のりしろ」のこと。活動に関心をもつ人たちが、自分なりのやりかたでかかわるための余白をもつことです。多様なかかわりしろがあることで、世代や背景の異なる人たちが混じり合った場が生まれ、その場にかかわったひとたちにとっての居場所になっていくことでしょう。

プロジェクトに自分事(じぶんごと)としてかかわり、活動を続けていくために必要なかかわりしろを、どうつくっていくのか? 今回は水戸と京都からゲストを招き、ふたつの場づくりの事例をもとに、ことばを紡ぎます。

詳細

プログラム

15:00~15:20  オープニング
「地域のかかわりづくりを支える仕組み
―東京アートポイント計画と港区の文化芸術活動支援」

  • 話し手:宮﨑刀史紀(Kissポート財団 文化芸術部長)、佐藤李青(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

15:20~16:00 トークセッション1
「居場所であること、そこから広がったこと―高校生ウィークの取り組み」

  • 話し手:中川佳洋(水戸芸術館現代美術センター 教育プログラムコーディネーター)
  • 聞き手:田中真実(認定NPO法人STスポット横浜 副理事長・事務局長/港区文化芸術活動サポート事業調査員)

16:00~16:10 休憩

16:10~16:50 トークセッション2
「ばらばらだけど、ともにいる場をつくる―バザールカフェの取り組み」

  • 話し手:狭間明日実、松浦千恵(バザールカフェ)
  • 聞き手:川満ニキアン(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

16:50~17:30 ディスカッション

  • モデレーター:佐藤李青

17:30~17:40 クロージング

17:40~18:00 交流時間

会場

港区立男女平等参画センターリーブラ リーブラホール
(東京都港区芝浦1-16-1 みなとパーク芝浦1F)
JR「田町駅」東口(芝浦口) ペデストリアンデッキ 徒歩5分
都営地下鉄浅草線・三田線「三田駅」A6出口 徒歩6分

https://www.minatolibra.jp/access/

参加費

無料 ※手話通訳あり・UDトークあり

主催

東京都、港区、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団(Kissポート財団)

※ プログラムは変更になる場合があります。

事例紹介

高校生カフェ

高校生のための展覧会無料招待企画として1993年にはじまった「高校生ウィーク」。2004年からは展覧会と連動したさまざまなプログラムが行われる無料の「カフェ」をギャラリー内に設置し、その運営にも若い世代が参加する。現在は対象を多世代にひらき、常設・特設のワークショップ、読書や裁縫、市民主体の部活動への参加を通して若い世代がアーティストや来館者、ボランティアなど多様な人や価値観に出会う機会を提供している。

高校生ウィーク2024 カフェカウンター
(撮影:仲田絵美)

バザールカフェ

日本基督教団京都教区とアーティスト、市民運動家、大学教員、宣教師、牧師などで構成される共同プロジェクトとして1998年にはじまる。セクシュアリティ、年齢、国籍など、異なった現実に生きている人々が、社会のなかで「共に生きる」ことのできる場の創出を目指している。カフェ運営や庭づくりを通して働く場を提供することや、社会で起こっている課題や情報提供、活動団体間のネットワークづくりの場になること、訪れるひとの居場所になることを心がけている。

年に一度開催する「バザールフィエスタ」には200名以上が来場。
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