藤浩志
ふじ・ひろし
美術家/秋田公立美術大学大学院教授・副学長
2017.06.23
ふじ・ひろし
美術家/秋田公立美術大学大学院教授・副学長
2017.06.23
1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中演劇活動に没頭した後、地域社会をフィールドとした表現活動を志向し、京都情報社を設立。京都市内中心市街地や鴨川などを使った「アートネットワーク’83」の企画以来、全国各地のアートプロジェクトの現場で対話とデモンストレーションを重ねる。同大学院修了後パプアニューギニア国立芸術学校に勤務し原初的表現と文化人類学に出会う。帰国後土地再開発業者・都市計画事務所勤務し土地と都市を学ぶ。1992年九州に拠点を移し藤浩志企画制作室を設立。「地域資源・適性技術・協力関係]を活用し活動の連鎖を促すデモンストレーションを実践。
主な作品として、取り壊された家の柱からつくられた《101匹のヤセ犬の散歩》。1か月分の給料からはじまった《お米のカエル物語》。家庭廃材を利用した地域活動《Vinyl Plastics Connection》《Kaekko》《olyplanet Company》。架空のキーパーソンをつくる《藤島八十郎をつくる》等。NPO法人プラスアーツ副理事長。