瀬尾夏美
せお・なつみ
アーティスト
2021.06.30
撮影:Yuto Chiba
せお・なつみ
アーティスト
2021.06.30
撮影:Yuto Chiba
1988年東京都生まれ、宮城県在住。アーティスト。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。2012年より、映像作家の小森はるかとともに岩手県陸前高田市に拠点を移す。地元写真館に勤務しながら、同市を拠点に制作。2015年、仙台市で東北の記録・ドキュメンテーションを考えるための一般社団法人NOOKを立ち上げる。現在は“語れなさ”をテーマに各地を旅し、物語を書いている。ダンサーや映像作家との共同制作や、記録や福祉にかかわる公共施設やNPOなどとの協働による展覧会やワークショップの企画も行う。参加した主な展覧会に「ヨコハマトリエンナーレ2017」「第12回恵比寿映像祭」など。最新の映画作品に小森はるか+瀬尾夏美『二重のまち/交代地のうたを編む』。著書に、『あわいゆくころ――陸前高田、震災後を生きる』(晶文社、2019年)、『二重のまち/交代地のうた』(書肆侃侃房、2021年)。