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芸術祭のためのノート

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芸術祭のためのノートの写真

田島 秀彦によるインスタレーション あいちトリエンナーレ 岡崎 石原邸 (撮影:港千尋)

近年、日本各地で開催されている芸術祭には、文化施設等で展開される事業とは異なり、まちや地域で展開するアート活動における独自の知見が蓄積されています。しかし、数年に一度、一過性の「祭り」として実施する体制では、次の実践への知見が担い手の間で継承しづらい状況が生まれています。

本プログラムでは、これから芸術祭を担う人々が議論を重ねるための共通の基盤づくりを目指します。いま、芸術祭に取り組むことに、どのような意義があるのか。国際的な時流を読み解きながら、どのような方法を重視し、現場を組み立てていくべきなのか。あいちトリエンナーレ2016の芸術監督を務めた港千尋さんが、その経験と思考をまとめた『芸術祭ノート』を制作します。

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