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三宅島大学誌

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三宅島大学誌の写真

2011年度から2013年度にかけて、東京都三宅島を舞台として展開された「三宅島大学」。「大学」というしかけを三宅島にて展開することで、講座を通じて人びとが出会い、のびのびと語らう学びの場をデザインし、コミュニケーションを誘発するとともに、島の魅力や地域資源を発掘・発信していくことを試みました。

『三宅島大学誌』では、関係者へのインタビューなどを通して、1年をかけて「三宅島大学」を振り返り、地域と人々のかかわり方、場づくりの可能性・限界などの視点から検証し、その研究成果を印刷物にまとめ広く還元していきます。本研究は、「三宅島大学」の監修者として3年間の企画運営に携わった加藤文俊さん(社会学者/慶應義塾大学環境情報学部 教授)を中心として進めていきます。

10月4日、「三宅島大学」の活動をより多くの方と共有し、検証する場として、公開研究会を開催します。加藤文俊さん、五十嵐靖晃さん(アーティスト)による三宅島大学の振り返りやエピソード紹介に加えて、大南信也さん(特定非営利活動法人グリーンバレー 理事長)より徳島県神山町におけるアートを基軸にした地域再生の事例を紹介していただきながら、アートプロジェクトが地域コミュニティに与える影響や、アートプロジェクトをを通じた場づくり、人づくりなどについて話し合います。

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