旅するリサーチ・ラボラトリーⅣ -フィールドワークと表現(2017)
- 期間│2018年1月~3月
- 主催│アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
研究成果公開中
概要
近年、アートの現場において、リサーチをもとにした作品やプロジェクトが多く見受けられます。「旅するリサーチ・ラボラトリー」は特に他分野でも広く取り入れられているフィールドワーク的実践に着目し、ジャンルを問わず興味深いフィールドワークとアウトプットをされている様々なリサーチャー、各地の資料館、 美術館などを訪ね、リサーチ手法、アウトプットやそれらにまつわる作法に関するグループリサーチを2014年度からスタートしました。2014年度は山口から東京、2015年度は三重から北海道、2016年は小笠原諸島へ、ラボ自体が「旅」をしながらリサーチを重ねています。
プロジェクト最終年度となる2017年度は、これまでに重ねてきたフィールドワーク、リサーチ、アウトプットに関わる多様な経験を振返り、そのエッセンスを多くの人と共有するメディアづくりに取り組みます。アーティストによるリサーチの可能性や、観察・記録の手法、アウトプットの表現方法など、「フィールドワークと表現」をめぐる新たな思考と実践を提示することを目指します。
研究開発テーマ
フィールドワークとそのアウトプット
フィールドワークにまつわる作法
短期グループリサーチ
研究メンバー
リサーチ企画・監修
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mamoru(サウンドアーティスト)
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下道基行(美術作家/写真家)
デザイン
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丸山晶崇(デザイナー)
ウェブサイト構築
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萩原俊矢(ウェブディレクター)
広報
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芦部玲奈(アートマネージャー)
研究成果
アーティストのmamoru、下道基行、デザイナーの丸山晶崇が中心となり、2014年に活動を開始。随時、メンバーを更新しながらフィールドワークの手法やアウトプット、リサーチ過程における様々な要素、ふるまいに関するグループリサーチを旅やイベントを通して行ってきた「旅するリサーチ・ラボラトリー」。
4年間の成果として制作された本ウェブサイトでは、これまでの旅と活動から得たキーワード、考察や観察を「Field Note」に記し、「Archive」には旅やイベントのレポートを兼ねて発行された印刷物などを掲載。旅するリサーチ・ラボラトリーによる試行錯誤を記録・紹介していきます。