本書は、豊島区を舞台にした『としまアートステーション構想』のアートプロジェクトとして実施された、演出家・阿部初美による「としまで子育て 子育てを考えるワークショップ」のドキュメントです。演劇的手法を用いて、さまざまな世代の参加者と、地域や社会のなかにおける社会的課題「子育て」について考えるワークショップを行い、最後には、映像インタビューやリーディングを交えた発表会を開催しました。
もくじ
はじめに
ワークショップ
ワークショップについて
テーマ1 子育てについて考えていることを話す
テーマ2 本を紹介する
テーマ3 子どもを感じる
20代の意見「結婚や子育ては考えられない」
テーマ4 子どもの頃の一番古い記憶を思い出す
発表会 ランチ de ディスカッション
発表会について
第一部 それぞれの生き方
第二部 その選択の背景にあるもの
ディスカッション
リーディング
参加者の声
「子どもを持つっていいな」と思えるようになりました 池上綾乃
ワークショップの持つ力 蓮池奈緒子
自己実現的な社会への疑問 森 隆一郎
世代間の差の大きさを実感 石川佳代
『子育てをめぐるタテの対話』ができるまで 阿部初美(演出家)
ワークショップという名の演劇作品 佐藤慎也(としまアートステーション構想ディレクター)
基本データ
クレジット
監修
佐藤慎也、子育てをめぐるタテの対話 阿部初美「としまで子育て 子育てを考えるワークショップ」ドキュメント
アートディレクション
三宅理子
印刷
シナノ印刷
編集・写真・発行
としまアートステーション構想事務局