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働き方の育て方 アートの現場で共通認識をつくる

国内外のアートプロジェクトの現場を経験してきたアート・コーディネーター、プランナー、コミュニティデザイナー、会計士という専門性の異なるメンバーが、アートの現場における「働き方」についての研究会を発足。2年間にわたって交わした「対話」と、そこから生まれた「共通言語をつくるための言葉」を一冊にまとめました。

もくじ

はじめに 継続を前提にした「働き方」を育てる 森司
研究員紹介 菊池宏子/帆足亜紀/若林朋子/山内真里

研究員対談 働き方編

TALK 1 アート「で」社会と関わるには?
菊池宏子×帆足亜紀×若林朋子
・働き方について考える
・身体知を「見える化」する
・時間をかけて関係性を育む

TALK 2 ゼネラルな働き方をつくるには?
帆足亜紀×若林朋子
・両者の違いを認めるところに関わる
・「営み」に関わるコストを考える
・マイノリティの価値観を担保する

TALK 3 専門家としてサポートするには?
菊池宏子×山内真理
・得意な分野で社会と関わる
・自分の専門性を定義する
・つくりたい社会をイメージする

COLUMN
キャリアの棚おろし 若林朋子
マイキャリアチャート

TALK4 お金「で」コミュニケーションするには?
若林朋子×山内真理
・予算書で近未来の設計図を描く
・資金調達で表現の場を獲得する
・自らの在りようを立ち止まって考える

TALK 5 アカウンタビリティを果たすには?
帆足亜紀×山内真理
・質的なものさしをつくる
・ジレンマを抱え続ける
・他者の視点を想像する

TALK 6 走りながらアーカイブするには?
菊池宏子×若林朋子
・記録だけではなく「記憶」を残す
・「 期間」と「対象」を設定する
・ミッションとアーカイブを対応させる

TALK 7 コミュニティづくりをするには?
菊池宏子×帆足亜紀
・代謝や循環が起きる仕組みをつくる
・コミュニティにおけるアカウンタビリティを問う
・「 耕す」という態度と技術を持つ

COLUMN
キャリアの棚おろし 若林朋子
マイキャリアチャート

共通認識をつくるための言葉
公共/コミュニティ・エンゲージメント/コミュニティ・エンゲージメントの構造/コミュニティ感覚/ミッション/評価/助成/予算要求/
決裁/会計/財務会計と管理会計/財務諸表/非営利/芸術・文化団体と税制/芸術・文化団体と監査/共通認識をつくるための言葉

おわりに Moving forward ―飾りじゃないのよ、文化は
研究員推薦図書

クレジット

著者

菊池宏子帆足亜紀山内真理若林朋子

編集

川村庸子

デザイン

内田あみか

写真

川瀬一絵

印刷

株式会社アトミ

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