東京アートポイント計画|PR MOVIE

都内各地で様々なアートプロジェクトを実践する「東京アートポイント計画」のPRムービーです。

東京アートポイント計画は2009年にスタートし、東京都・アーツカウンシル東京・NPOが協働しながら、社会に新たな価値観や、人々が自ら創造的な活動を生み出すための「アートポイント(拠点/場)」をつくっています。Tokyo Art Research Lab (TARL)ウェブサイトも、東京アートポイント計画の一環として運営しています。

使用写真
  • 500年のcommonを考えるプロジェクト「YATO」, YATOの縁日(撮影:白井裕介), 町田市
  • 川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め, 汐入タワープログラム(撮影:田口まき), 荒川区
  • リライトプロジェクト(撮影:丸尾隆一), 港区
  • カロクリサイクル, 展覧会「とある窓」(撮影:森田具海), 江東区
  • Artist Collective Fuchu [ACF], ラッコルタ-創造素材ラボ-「いしのこえとみかげ」(撮影:深澤明子), 府中市
  • TERATOTERA, 「TERATOTERA 祭り」淺井裕介・遠藤一郎(撮影:Hako Hosokawa), 三鷹市
  • Tokyo Art Research Lab, アートプロジェクトの担い手のための手話講座(撮影:齋藤彰英), 千代田区
  • HAPPY TURN/神津島, 活動拠点「くると」, 神津島村
  • アートアクセスあだち 音まち千住の縁, 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」(撮影:冨田了平), 足立区
  • アートアクセスあだち 音まち千住の縁, 大友良英「千住フライングオーケストラ」(撮影:高島圭史), 足立区

ラッコルタ –創造素材ラボ–

府中市の地元企業に不要な部材を提供していただき、それらを表現のための創造素材として再活用する仕組み「ラッコルタ –創造素材ラボ–」。身近にあるモノを違う視点から捉える機会を創出し、アーティストの視点を通して、新たなものの見方を獲得するラーニングプロジェクトです。

このパンフレットでは、ラッコルタで実施しているプログラムの内容や企業から提供されている素材など、活動を知りたい、関わってみたいという方に向けて、取り組みを紹介しています。

(スペース・ルーム)スキマを言葉にしてみるラジオ

ポッドキャスト番組「(スペース・ルーム)スキマを言葉にしてみるラジオ」は、海外に(も)ルーツをもつ人たちを対象に、映像制作のワークショップを展開するアートプロジェクト『KINOミーティング』の一環として実施しています。

本企画では、「ルーツ」という言葉における解釈の多様さや、ステレオタイプなフレームに当てはまらない個人史の一部を、従来の認識の間に見逃してきた「スキマ」と捉えています。そうした「スキマ」を言葉にすることを試み、共有する場(スペース・ルーム)をラジオとしてひらきました。

詳細

放送日時

2023年8月から、不定期で配信

聴取方法・アーカイブ

  • デジタル音楽配信サービスSpotifyで聴取
  • オーディオ/ビデオストリーミングサービスApple Podcastで聴取

Tokyo Art Research Lab ウェブサイト(2023年度〜)

アートプロジェクトの担い手のためのプラットフォーム「Tokyo Art Research Lab(TARL)」のウェブサイトです。

TARLで取り組む「プロジェクト」や、そこから生まれた書籍や映像などの「資料」、それらのつくり手となったさまざまな専門性をもつ「ひとびと」の一覧を公開しています。プロジェクトや資料は、アートマネジメントの知見や時代に応答するテーマ、これまでの歩みなどの「キーワード」から検索することができます。

また、TARLを運営する「東京アートポイント計画」の仕組みや、東京都、アーツカウンシル東京、NPOが共催して実施しているアートプロジェクトを紹介しています。

※2022年度にリニューアルした「Tokyo Art Research Lab ウェブサイト」と「東京アートポイント計画 ウェブサイト」の機能を統合し、公開しました。

KINOミーティングアーカイブ1 04.2022—03.2023

海外に(も)ルーツをもつ人々とともに、都内各所で映像制作のワークショップを行うプロジェクト『KINOミーティング』。本書は、2022年度の活動を英訳付きでまとめたアーカイブブックです。

本書の前半は、KINOミーティングが活動を通して目指していることや、ワークショップを設計するなかで生まれた3つの映像制作の手法などを中心に紹介。後半は、ワークショップ参加者5名のインタビューに加え、運営スタッフによる1年間の活動を振り返る座談会と今後の活動プランを収めました。

日本に来たばかりの方が「まちを歩いているといい匂いがするけど、あれは何だろう」と言っていたのですが、私も来日したとき、同じことを感じたんです。「それはコインランドリーの匂いだと思う」と答えました。

(p.54)
目次
  1. はじめに
  2. KINOミーティングとは
  3. ワークショップ
  4. KINOミーティングの手法
  5. 参加者の声
  6. 運営スタッフ座談会

めとてラボ 2022 ―活動レポート―

「わたしを起点に、新たな関わりの回路と表現を生み出す」ことをコンセプトに、視覚言語(日本の手話)で話すろう者・難聴者・CODA(ろう者の親をもつ聴者)が主体となり活動するプロジェクト『めとてラボ』。

2022年度は日本各地のリサーチや、コミュニケーションのあり方、手話のアーカイブに関する研究・開発などに取り組みました。そのプロセスを円形の冊子にまとめ、リングで綴じた活動レポートです。

目の前の誰かの頭のなかをのぞいて見ることができないように、つたえあうことには、常に「わからなさ」が横たわっている。

(つなぐラボ)
目次

めとてラボとは
福島リサーチ
デフスペースリサーチ
愛知リサーチ
アーカイブ・プロジェクト
つなぐラボ

関連リンク

『めとてラボ』の活動レポートは、めとてラボ公式noteに掲載しています。ぜひご覧ください。
https://note.com/metotelab/

Serendipity in Japanese Art Projects: 11 Years of Memorial Rebirth Senju by Shinji Ohmaki Our project story, participant voices, and project evaluations

現代美術家・大巻伸嗣の《Memorial Rebirth(通称:メモリバ)》は、1分間に最大1万個のシャボン玉を生み出す装置を数十個並べて、無数のシャボン玉で見慣れたまちを一瞬にして光の風景へと変貌させるアートパフォーマンスです。足立区千住では、『アートアクセスあだち 音まち千住の縁』の一環として、2012年にいろは通りにはじまり、区内の小学校や公園など毎年場所を変えながら、リレーのバトンのように次に手渡され、展開してきました。

このPDFは、「Memorial Rebirth 千住」が歩んだ約10年を絵物語、事業にかかわってきた人の声、そして多様な評価分析の手法で紐解いた書籍『アートプロジェクトがつむぐ縁のはなし 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」の11年』を英訳したものです。

In the early spring of 2012, Memorial Rebirth began in the Senju area of Adachi City, Tokyo. That was about 10 years ago. Memorial Rebirth, commonly called “Memoriba,” is an art performance that changes the landscape by releasing many soap bubbles. This is a story of how soap bubble art weaves connections between people.

(p.05)
目次

Opening with an illustrated story

  • Story: Sumiko Kumakura Illustrations: 目[mé]

Hear a voice

  • Introduction: Social sculpture using soap bubbles?  Sumiko Kumakura
  • What is “Memorial Rebirth Senju”?
  • Cross Talk “Art? I don’t get it!”   Kazuhiro Yoshikawa / Junko Takahashi / Shinji Ohmaki / Tsukasa Mori / Sumiko Kumakura
  • The Voices of Memoriba: Before & After
  • Living flexibly during the coronavirus pandemic: A record of activities of the Otomachi Project Office and Ohmaki Denki K.K.   Rei Fujieda
  • Shinji Ohmaki and the future of Memorial Rebirth  Shinji Ohmaki

Lessons in Evaluation

  • On the Evaluation of Art Projects  Naoya Sano / Saya Makihara
  • What value was created by Memorial Rebirth Senju?  Naoya Sano
  • Memorial Rebirth: The Stakeholders of Senju  Mina Shinohara
  • The logic model as a “memory backup”: A case study of 10 years of Memorial Rebirth Senju  Saya Makihara

Artpoint Reports 2022→2023

『Artpoint Reports 2022→2023』は、一年を振り返りながら、ちょっと先の未来について語るレポートです。ウィズ・コロナにシフトしつつある社会の変化に応答した、2022年度の取り組みを、ディレクターとプログラムオフィサーが語りました。

アートの人が自分の得意と考えるゾーンがあるとしたら、いま新しくアートに関心をもつ人が魅力を感じるのは、その部分ではないこともある。そのとき、我々がいつの間にか身につけた既成概念や価値観を上手に脱がないと、いつまでも両者は溶け合うことができません。

(p.22)
もくじ

About

  • 東京アートポイント計画とは
  • メンバー紹介

Project reports 事業報告2022

News 2022の取り組み

Voices 2022→2023について語る

  • 公共性が育まれる場所
  • 「わたし」を起点にしたネットワーキング
  • 「表現」を使いこなす
  • 協働の広がりを支える
  • まずは歩いてみることから

Annual costs 事業予算

Projects 事業一覧

Information お知らせ

HAPPY TURN CHRONICLE

東京都神津島村を舞台にしたアートプロジェクト『HAPPY TURN/神津島』の変遷を、5年間の年表と、チラシや図面などの印刷物や記録写真、そして活動の裏側やこぼれ話を集めた“当事者”年表によってまとめました。

年表や関連資料はさまざまなサイズの紙面で構成され、それらをリングファイルに綴じることで1つのアルバムになります。さらに、このファイルを手にとった人々が思い思いに「神津島」と自身をつなぐメモ書きや写真などの資料をはさむことで、自分だけのアルバムが完成します。

これはもう相当大変でしたね。

(2018年9月)
目次

かたづけて/おりかえす いわさわたかし
はじめに
このアルバムの使い方
2022年度年表
2021年度年表
2020年度年表
2019年度年表
2018年度年表
わかりあえないままでいること 飯島知代
場が生きること 中村圭
「HAPPY TURN/神津島」の日々に寄せて 櫻井駿介

○ZINE -エンジン- ACKT01

アートやデザインの視点を取り入れた拠点づくりやプログラムを通じて、国立市や多摩地域にある潜在的な社会課題にアプローチするプロジェクト『ACKT(アクト/アートセンタークニタチ)』。このフリーペーパーは、まちに住む人に情報を発信、収集することで、これまでになかった縁がつながり、これからの活動のきっかけとなることを目指しています。

第1号のテーマは「文教都市・くにたち」。古来から先人の知恵を継いできた谷保・青柳や、理想の学問を求め拓かれた国立駅周辺など、さまざまな教育が息づいている地域の活動をつなぎ、多様な学びについて考えていきます。

活動しながら思ったのは、まちに興味がある人と話す機会はあるんですけど、興味ない人と話す機会がないんです。

(p.17)
目次

ACKT(アクト)について
谷保天満宮
NPO法人くにたち農園の会
一橋大学
国立音楽大学附属幼稚園
社会福祉法人滝乃川学園/ロボットプログラミング教室ProgLab
まちライブラリーくにたちダイヤ街/ベースクール
くにたち郷土文化館で学ぶ近代史 次の世代に生活を引き継ぐ
ACKT’s ACTION ① 「・と -TENTO-」Vol.1
ACKT’s ACTION ② 「さえき洋品●」
エンジンルームこちら企画会議 〜○ZINEを載せてACKTはどこへ向かう!?〜
堀道広「たまたまブラブラ散歩」
国立高校「私たち国高新聞部」
「CAST」vol.2 坂根知里(スナック水中代表/ママ)
「LAND」vol.2 500年のCOMMONを考えるプロジェクト「YATO」