『Artpoint Reports 2024→2025』は、一年を振り返りながら、ちょっと先の未来について語るレポートです。今年度新たにスタートした新規事業の紹介や注目のニュースのほか、「基礎自治体との連携」「アクセシビリティ」「共生社会」などをテーマに、ディレクターとプログラムオフィサーがこの一年を振り返りながら語ったレポートが収録されています。
人が人らしくあるにはどうあるべきか。それを、医療でも宗教でもない領域でウェルビーイングに向き合おうとすると、芸術文化しかありません。
(変化の時代、アートを生活の一部に p.23)
目次
About
News 2024の取り組み
Voices 2024→2025について語る
- 拠点から「いま」の東京を考える
- 「そのままでいられる」環境をつくる
- 生活より手前のことに目を向ける
- 誰かと一緒にやることの可能性
- 変化の時代、アートを生活の一部に
Annual costs 事業予算
Projects 事業一覧
Information お知らせ
東京都・府中市芸術文化連携事業「共生社会を聞いて、みる」は、 府中市の地域共生社会実現に向けて様々な取り組みを進めていくため、 共生社会にまつわる活動に取り組むゲストをお迎えし、お話を伺う配信番組です。 番組では話の内容を「見える化」するため、会話を聞きながらリアルタイムで文字やイラストを使って1枚にまとめる、グラフィックレコーディングを採用しています。
多摩地域を舞台に、地域の文化的、歴史的特性をふまえつつさまざまな人々が協働、連携するネットワークの基盤づくりを進めている『多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting』において実施した、学校を拠点とした地域プログラムの記録集です。
NPO法人アートフル・アクションは、これまでの活動の中で、多くの小学校の図工などの授業と連携し、たくさんの市民の方々やNPOスタッフ、アーティストが参加する機会を作ってきました。この冊子では、企画づくりや授業に参加したスタッフが、地域との連携を視野に入れながら、連携の考え方や授業のプログラムなどを振り返ります。
学校と地域の浸潤し合う双方向性のある関係は、どちらにとっても、自らの将来を自ら考えていくための好機になるように思います。
(p.3)
目次
- 0 はじめにーなぜ地域なのか?
- 1 地域を知るー「知る」とは何か?
・アーティストの気づきを通して、地域への新しい視野が開ける
・学校との関係を地域の視点で知る・考える
- 2 調べるって?
・物語の地層をめぐる〜図工研究会
・調べたこと、見つけたもの・ことを構造化し、探求する
- 3 きっかけについて考えるやってみる
・さすらいの竹林が図工と出会う〜その1
・さすらいの竹林が図工と出会う~その2
・身近な植物から色を抽出して絵の具をつくる
- 4 つながりをつくる、育てる、引き継ぐ
・そこにある歴史と資源に気づく〜縄文ハウス
・地域の施設とつながり、育む〜ハンセン病資料館の見学から
・国語+マタギ+造形による知覚の拡張
・桑の葉染めで総合学習〜大学との連携
- 5 振り返る
- インタビュー
・眞砂野 裕(昭島市立光華小学校校長)「風」を吹かせることが学校の仕事
・猪瀬浩平(文化人類学者)「答え」がない場所で、折り合いながら生きていく・・・
多摩地域を舞台に、地域の文化的、歴史的特性をふまえつつさまざまな人々が協働、連携するネットワークの基盤づくりを進めている『多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting』において、2024年12月から2025年3月アーティストの弓指寛治さんが、昭島市立光華小学校4年2組に通った記録です。
弓指さんの滞在の断片について、彼の日々の気づきに、観察者として伴走した吉田さんから見えたものを併記しています。弓指さんはもとより、吉田さんも今日の社会と生きるひとりの直観とこの間に見えたことを相対させ、自身の言葉で書き綴っています。
冊子の後半は、表現のひろがりと可能性をめぐるをテーマに、アーティスト・学芸員の方々へのインタビューをもとにご自身の活動から美術教育の話まで幅広く表現の可能性について伺った記録を収録しています。
鬼ごっこに誘われたら断らないこと、大事です。やっぱり、あれは大人は断ってしまうじゃないですか。しんどいし、寒いし
(p.3)
アートやデザインの視点を取り入れた拠点づくりやプログラムを通じて、国立市や多摩地域にある潜在的な社会課題にアプローチするプロジェクト『ACKT(アクト/アートセンタークニタチ)』。このフリーペーパーは、まちに住む人に情報を発信、収集することで、これまでになかった縁がつながり、これからの活動のきっかけとなることを目指しています。
第3号のテーマは「星座、はじめました」。ACKTでの活動紹介のほか、日本各地のさまざまな実践への取材を通じて、一人ひとりが自分らしさを考えながら、個性と連帯のプラットフォームについて考えています。
見えない星、彗星のような存在、そういった同じものだけではない集まりこそが「星座」なのかもしれません。
目次
- みんなで星座をつくるには(文:関口太樹)
- 華僑・華人がつなぐ星座とは(文:天野陽日)
- 船遊び「みづは」から見るトウキョウシティ(文:石本千代乃)
- 大学と商店街がつくりだす星座とは(文:加藤健介、構成:加藤優)
- エンジンルーム 振り返り会議(文:山本毱乃)
- 編集後記(文:田尾圭一郎)
- ACKT’s ACTION
- 国立高校「私たち国高新聞部」
- たまたまブラブラ散歩(堀道広)
- CAST「田尾圭一郎」
- LAND「HOUSEHOLD」
アーツカウンシル東京の事業「東京アートポイント計画」の活動をまとめたA4サイズのパンフレットです。事業の仕組みや特徴、2024年度に実施している共催事業などを紹介しています。
多摩地域を舞台に、地域の文化的、歴史的特性をふまえつつさまざまな人々が協働、連携するネットワークの基盤づくりを進めている『多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting』において実施した連続ワークショップの記録集です。
この冊子は、3つのテーマ、①生きることの表現を拡張する、②3つのre「retrace/再訪する、resist/作業する、record/記録する」、③生きることの表現で構成されています。計11回実施したワークショップについて、各回参加した参加者自身による記録とともに振り返り、またそれぞれ3つのテーマに沿ったゲストとのインタビューやトークも収録されています。
誰かの、社会の価値に沿って1を10にしようというのは実際そんなに難しくなくて、テクニカルなことで何かがんばればできる。でも1を1のままで、その人としてずっとやり続けるということの豊かさって大事なんじゃないかな。
(p.95)
目次
生きることの表現を拡張する(曽我英子)
- WS1「くだらないかもしれない疑問」
- WS2「身体の声を聴く」
- WS4「人間中心でない視線」
- WS7「何かの可能性」
retrace/再訪する
- 「菅野榮子さんと、訪れる」
- WS11「暗闇的、記録のぼろくすぐり」(須之内元洋)
resist/作業する
- WS5「掘ってみる/刷ってみる」(A3BC)
- WS6「作曲をしてみる」(揚妻博之)
- WS8「Act/Abstract」(ピョトル・ブヤク)
- WS9「Currents」(ピョトル・ブヤク)
- 「えいちゃんくらぶ×ピヨ」
- 「作業場の試み」(ワークショップ参加者)
- 「resist/抵抗する行為について考える」(岩井優×ピョトル・ブヤク×角尾宜信)
record/記録する
- WS3「記録をつくる、記録を受け取る営み―震災手記集をともに読むことから考える」(高森順子)
- WS10「記録する行為について問う」(豊田有希)
生きることの表現
- 「生きることの表現-木村紀夫を訪ねる」
- 「それぞれの人はそれぞれを生きて、たまたま出会い続ける」(武内優×宮下美穂)
海外に(も)ルーツをもつ人々とともに、都内各所で映像制作のワークショップを行うプロジェクト『KINOミーティング』。本書は、2023年度の活動を英訳付きでまとめたアーカイブブックです。
これまでの取り組みから新たに開発・実践されたワークショップの概要や手法をはじめ、ワークショップをひも解く参加者との対話や、スタッフによる制作現場の振り返り、「海外に(も)ルーツをもつ」という枠組みと関連したテーマで活動している研究者と表現者へのインタビューなどが収録されています。
海外に(も)ルーツをもっている人たちの中でも、“置かれた”と感じる人と、“自分の足で来た”人がいて、なおかつそのふたつの間にもグラデーションがありますよね。
(KINOを読み解くことば 「ワープ」 p.84)
目次
はじめに
- KINOミーティングとは
- KINOミーティングの手法
- ワークショップ
- 設計と現場
- KINOミーティングを読み解くことば
- インタビュー
- 振り返りと計画
『Artpoint Reports 2023→2024』は、一年を振り返りながら、ちょっと先の未来について語るレポートです。今年度注目のニュースや各事業の紹介のほか、「拠点」「事務仕事」「文化の役割」などをテーマに、ディレクターとプログラムオフィサーがこの一年を振り返りながら語りました。
トレンド的なものではなく、小さいけれど普遍的でなくてはならない、そうした丁寧な仕事をすること。それがいま、文化事業者に求められていることだと思います。
(小さな単位に働きかける仕事 P.23)
目次
About
News 2023の取り組み
Voices 2023→2024について語る
- 日常を耕し、文化を育む種まき
- 「いる」ことから越境が生まれる
- つなぎ手になって卒業する
- 現場の足腰をつくる事務
- 小さな単位に働きかける仕事
Annual costs 事業予算
Projects 事業一覧
Information お知らせ
それまで当たり前だと思っていた考えを解きほぐす「対話」を生み出し、地域の文化資源の活用から「学びの場」 を創出する『ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―(通称ファンファン)』。
本書は、墨田区東向島の住宅街にたたずむ元工場を改装し、ファンファンの活動拠点「藝とスタジオ」をオープンするなかで、より多くの人に対してどのようにひらくことができるのかを考え、実践した取り組みを紹介する冊子です。
さまざまな条件のなかで、日常生活の近くにある小さなスペースをひらくためには、いったいどのようなことに気を付ける必要があるのか?「藝とスタジオ」での活動記録をZINEとしてまとめています。
物理的なデザインだけでなく、コミュニケーションを工夫することや、伝えあうことをより意識することも「藝とスタジオ」をひらく方法になると気付かされました。
(p.8)
目次
- はじめに
- 【公開ミーティング】「『藝とスタジオのアクセシビリティを考える』を始める」
- プログラムをきっかけとした実践①
- 【公開ミーティング】「藝とスタジオのアクセシビリティを考える『言語を超え他者と出会う』」
- プログラムをきっかけとした実践②
- おわりに