都内47団体と38件のプロジェクトを実施してきた『東京アートポイント計画』の10周年企画、「東京アートポイント計画 ことばと本の展覧会」。2019年3月2日〜18日の17日間、ROOM302(3331 Arts Chiyoda)で開催しました。本書は、企画の立ち上がりから展覧会に至るまでの試行錯誤を、企画の統括をしたプログラムオフィサーの視点でまとめています。
*本書については、こちらのニュース記事でも詳しくご紹介しています。
もくじ
10年を伝えるための101日
DAY1 2018.12.11 いきなり決まった展覧会企画
DAY4 2018.12.14 最初の仲間は建築家
DAY15 2018.12.25 200冊の本だけで伝わる?
DAY39 2019.1.18 次の仲間はデザイナー
DAY43 2019.1.22 要素はことばと本と写真
DAY44 2019.1.23 最後の仲間はコミュニケーションプランナー
DAY51 2019.1.30 写真の立ち位置
DAY53 2019.2.1 10年本の進行がやばい
DAY57 2019.2.5 ディレクターからの中間試験
DAY59 2019.2.7 10年のことばを絞る
DAY64 2019.2.12 アートを表す25節
DAY67 2019.2.15 実寸大のスタディ
DAY70 2019.2.18 HDDの大海原を捜索!
DAY74 2019.2.22 施工のはじまり
DAY81 2019.3.1 居やすい空間か?
DAY81 2019.3.1 仕上げに本を置く
DAY82 2019.3.2 オープン15分前の完成
DAY84 2019.3.4 10年のことばを背負う
DAY90 2019.3.10 200冊がつないでくれる
DAY98 2019.3.18 再会の機会
DAY101 2019.3.21 プロジェクトは、終わる
文化を織りなしていく営み
府中エリアを中心としたコミュニティFM放送局ラジオフチューズ87.4MHzで、「Artist Collective Fuchu [ACF]」が届けるラジオ番組です。番組名「おとのふね」は、府中市の地図を船に見立て、チームメンバーにより命名しました。
ゲストには、府中や近隣にお住まいのアーティストや、今後府中に関わってほしいさまざまな活動をしている方をお呼びし、創作のことや府中のこと、アートにまつわる内容を中心に話を伺います。番組後半はサブパーソナリティが地域の展覧会やメンバーの活動を紹介するコーナーをお届けしています。
詳細
放送日時
毎月第1週の火曜日、22:00~22:30
*日時は変更する場合がございます。変更・中止等の最新情報はACF公式Facebookにてご案内いたします
聴取方法
- ラジオをお持ちの方で府中市か隣接した地域にお住まいの方は FM 87.4MHz で聴取。
- コミュニティ FM ポータル web「Listen Radio」からインターネットで聴取。
※スマートフォン用アプリ「Listen Radio」もあります
過去放送のアーカイブ
ラジオフチューズのPodcastで聴くことができます。
*Apple、Google、SpotifyのPodcastをご利用の方は「おとのふね」または「Artist Collective Fuchu」で検索できます
関連リンク
各回についてACFウェブサイトではレポート記事を更新しています。
「人に出会う」フリーペーパー『AM/PM(エーエム・ピーエム)ーArtpoint Meeting Paper Mediaー』は、東京アートポイント計画が開催しているトークシリーズ「Artpoint Meeting」の内容をお届けする不定期刊行紙です。アートプロジェクトにまつわるさまざまな視座をもつ人と人が出会うことを目指しています。
第1号は「Artpoint Meeting #08 ー10年の“こだわり”を浴びるー」から、蛇谷りえさん(うかぶLLC共同代表)の話を紹介します。
「プラクティス」は、東京都墨田区を舞台にしたアートプロジェクト「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―」(通称:ファンファン)が蓄積してきた気づきをもとに、まちなかで具体的なアクションを行なうプログラムです。
アーティストや研究者、まちの人々が出会うきっかけを作り、関わる人々それぞれの創造力を持ち寄ることで、見慣れたまちの風景から新しい考え方や価値観を生み出す展覧会やワークショップを開催しています。各種制作映像のほか、各回のレポートには「プラクティス」を実行する中での試行錯誤や葛藤、成果についてを掲載しています。
『小金井アートフル・アクション!』が、アーティスト呉夏枝(お・はぢ)とともに取り組む「pen 友プロジェクト」。本冊子は、今後さまざまな経路をたどるであろうプロジェクトの試みや探究が、どのような相を見せていくのか、立ち戻り、更新していくための備忘録です。これからの歩みの最初の標(しるべ)として書き記し、語り合い、そして、更新されつづけるものとして編まれました。
もくじ
越境/越えようとすることで見える境の相をめぐって
+pen友プロジェクト│わたしたちの原風景を描くために
越境/越えようとすることで見える境の相をめぐって 宮下美穂
[鼎談]pen友プロジェクト│わたしたちの原風景を描くために
はじまりにあたって
呉 夏枝(本プロジェクト招聘アーティスト)
佐藤李青(アーツカウンシル東京プログラムオフィサー)
宮下美穂(NPO法人アートフル・アクション)
付録レター
ウィ+夏枝+野澤 さんかく文通便り
pen友プロジェクトに参加しませんか
pen友プロジェクト─わたしたちの原風景を描くために(呉 夏枝)
これまで当たり前だと思っていた考えを解きほぐす「対話」を生み出し、地域の文化資源の活用から「学びの場」を創出する『ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―』。
本書では、2018年度から2019年度の活動を追体験できるように、ハウツー本、写真、マップを一冊にまとめました。
もくじ
1.ドキュメント概要
2.「これするとファンファン!」
3.「生き方がかたちになったまち」
4.「記録写真」
5.「ファンファンレターの作り方」
6.「WANDERINGはじめの一歩」
JR中央線の高円寺・吉祥寺・国分寺という「3つの寺」を繋ぐ周辺地域で展開しているアートプロジェクト『TERATOTERA(テラトテラ)』。2019年度の活動は、「コレクティブフォーラム」や、アーティストがパフォーマンスのタスキをつなぐ「駅伝芸術祭 リタ~ンズ」、大型展覧会「TERATOTERA 祭り2019」、アートプロジェクトの基礎を学ぶ連続講座などを実施しました。
本書のほとんどは、企画の中心を担う「TERACCO(テラッコ)」と呼ばれるボランティアスタッフや、テラッコから発展した「Teraccollective」の言葉によって構成されています。地域に根ざしながら現在進行形で成長を続けるアートプロジェクトの軌跡をたどる、臨場感あふれる一冊です。
もくじ
はじめに | INTRODUCTION
2019年度年間スケジュール | 2019 SCHEDULE
TERATOTERA 祭り2019 | TERATOTERA FESTIVAL 2019
コレクティブフォーラム | COLLECTIVE FORUM
駅伝芸術祭 リタ〜ンズ | EKIDENART FESTIVAL RETURNS
アーティストの感想 | THE VOICE OF ARTIST
アートプロジェクトの0123 | INTRODUCTION TO ART PROJECT
テラッコの感想 | THE VOICE OF TERACCO
アーティストプロフィール | ARTISTS’ PROFILES
来場者アンケート | VISITOR QUESTIONNAIRE
おわりに | EPILOGUE
アートプロジェクト『アートアクセスあだち 音まち千住の縁』の一環である「Memorial Rebirth 千住」(通称:メモリバ)は、無数のシャボン玉で見慣れたまちを光の風景に変貌させ、記憶を喚起するアートパフォーマンスです。
本映像は、2018年に足立区立西新井第二小学校で開催された「Memorial Rebirth 千住 2018 西新井」の記録映像です。
『小金井アートフル・アクション!』(小金井市芸術文化振興計画推進事業)2009〜2017年の活動記録です。小金井市芸術文化振興計画は、市民が芸術文化活動へ参加することで、地域や芸術文化そのものへ新たな見方を発見していくことをテーマとして掲げています。
本書では、計画目標の実現に向けて事業実施を担ったNPOが、活動に参加した市民、学校の授業に参加したこどもたち、教員の方々、アーティストらとともに活動を振り返りました。
もくじ
はじめに
計画の体系図
計画の進捗
ⅰ モノとコトをつくる―小学校の活動を例にしながら
1 物語と出会う、自分の物語をつくる
2 フィールドと交感する
3 モノとコトをつくる
4 みること、描くこと
観察のこころみ
保育園でのこころみ
開催記録
ⅱ 街のなかに、外に出て行くこと、街のなかのきざしをつかむ―振り返りつつ、未来を展望する
街って何だろう?そして、街は誰のもの?
越境すること、アートにしかできないこと、アートにできること
まちに暮らす人と出会うこと、街そのものと出会うこと
ⅲ コトを育む人、場が生まれてコトが生まれる、こと
本報告書で取り上げた活動に参加したアーティスト
小金井市芸術文化振興計画事業にかかる 補助・助成・共催・事業委託一覧
いま、墨田の地域の生活に必要となっている、これから必要となるであろう学びについてアートや教育、まちづくりなど様々な分野の研究者やアーティストをゲストに招いたレクチャーシリーズです。
東京都墨田区を舞台にしたアートプロジェクト「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―」(通称:ファンファン)におけるプログラムの中には、この「ラーニング・ラボ」で生まれた対話やアイデアから発展したものもあります。記録動画やレポートを見ると、新たな考えやアイデアの種が見つかるかもしれません。