平成元年生まれ。神奈川県逗子市出身。3歳半で失聴、7歳で人工内耳埋め込み手術を受ける。文化施設の運営とアートなどの企画の仕事の傍ら、ダンサー、コレオグラファーなどアーティストとしても活動する。近年は、当事者自身が持つ身体感覚（ろう［聾］する身体など）を「媒体」に、各分野のアーティストとともに作品を生み出している。百瀬文《Social Dance》（2019年）、冨士山アネット『Invisible Things』出演・共同振付(急な坂スタジオ、2020年)など。また、インタープリター・和田夏実とプログラマー・児玉英之とともに手話を主な言語とし、視覚身体言語を研究・表現するユニット「Signed」として、美術館でのワークショップなども精力的に行う。