tarl

2018
ディスカッション1|めぐりめぐる記憶のかたち

申込受付中

イメージは、どこまで届くのか?

ある出来事の記憶は、絵や写真といったイメージになることで、さまざまな場所へ移動ができるようになります。それは物理的な距離に限らず、ときには時間を超えて、誰かのもとへ届く可能性をもつことでしょう。そして、かたちを与えられた誰かの記憶は、それに触れた人々の記憶の呼び水ともなります。イメージを前に自らの経験を語りだす。「別の」経験と重ね合わせる。そうして新たな意味を付与する行為はイメージの存在を豊かにするのと同時に、ひとつの出来事や、それが示唆する共通の経験の継承に繋がっているのだと思います。ただし、そう「なる」ための実践は容易ではありません。さまざまな工夫が求められます。

自らが知りえない遠くの誰かに、どこまでイメージを届けることができるのか。それには、どのような手法がありえるのか。そもそも、イメージを介して他者と何が共有可能なのだろうか。これらは何らかの記録やメディアを介して、かたちのない記憶を伝えようとするときの根源的な問いであり、それを発した瞬間から困難を抱えてしまうような危険な問いでもあるのだと思います。

こうした問いを念頭に置きつつも、今回のディスカッションでは、日々イメージと記憶にまつわる実践を重ねる、原爆の図丸木美術館の岡村幸宣さんとNPO法人remoメンバー/AHA!世話人の松本篤さんをゲストにお迎えし、おふたりの取り組みや問題意識を参加者のみなさんと共有し、これからの実践の手法の可能性を模索します。

※ 画像:記録集『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017年)。裏表紙に貼り付けられた原寸大の提供写真(複製)をめくると、溝を超えて人と象がわずかに触れあっている姿が裏面から現れる。

基本情報

日時

2018年10月10日(水)19:00-21:00(18:30開場)

会場

ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])

参加費

無料

定員

30名(事前申込制/先着順)

申込方法

下記のフォームよりお申込みください。
申込フォームはこちら
〆切:2018年10月9日(火)18:00まで
※〆切日前に定員に達した場合、受付を終了させていただく場合がございます。
※定員まで余裕がある場合に限り、当日参加を受け付けます。

主催

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

お問い合わせ

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
事業推進室事業調整課事業調整係 TARL事務局
TEL:03-6256-8435(平日10:00〜18:00)
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