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記憶・記録を紡ぐことから、いまはどう映る? 見えないものを想像するために

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敗戦後の日本の様子が写された47枚のポジフィルムが並んでいる

Lennox Tierney Photograph Collectionの一部(ユタ大学所蔵) 2019年(撮影:佐藤洋一)

他者の記憶やまなざしを借りて、まちの姿を捉え直す

社会状況や人の営み、ときには自然災害によって移ろいゆく土地の風景。いま、わたしたちが目にしている風景は、どのような出来事の変遷を経て、形成されてきたのでしょうか。それをなぞろうと、他者の記憶や記録というフィルターを通して風景を眺め直したとき、「いま」の捉え方はどのように変容するでしょうか。

今回のゲストは、記録の少ない敗戦直後の東京の姿を探るため、米軍やアメリカ人個人によって撮影された写真を収集し、アメリカが見た「Tokyo」と日本人にとっての「東京」の差異に着目して研究を行ってきた佐藤洋一さんと、東日本大震災や戦争の記憶をもつ人やまちを訪ねたりしながら、そこで出会った風景や言葉を記述することで土地の記憶の継承に取り組む瀬尾夏美さんです。

いま見ている風景や知っている出来事について、視点をずらしたり、他者の記憶やまなざしに出会ったりすることで、わたしたちが生きる時代について考えることにつながりうるのか。史実からはこぼれ落ちてしまう声を、どのように継承しうることができるのか。このような問いを抱えながら、お二人が重ねてきた実践、そこから生まれた問題意識や可能性について話を伺います。

詳細

会場

ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302[3331 Arts Chiyoda 3F])

参加費

無料

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開催方法
対面
形式
トーク
期間
2020年2月19日(水)19:00~21:00
参加者数
25名

開催年度

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