
- 形式
- レクチャー
- 期間
- 2025年7月31日(木)13時〜17時、8月1日(金)10時〜15時 ※2日間連続講座
- 定員
- 30名(先着順)
- 申込締切
- 2025年7月14日(月)17:00
秋田・東京・沖縄の事例をもとに、新たな視点で地域課題にアプローチする手法を知る
近年、各地でさまざまなアートプロジェクトが実施されるようになり、まちなかでの芸術文化活動がさらに広がっています。多様な分野を横断し、地域の暮らしに変化を生み出すこのような取り組みは、地域を支える行政と、民間の主体が協働することによって、さらに発展し広がっていくのではないでしょうか。
本講座では、行政と民間の多様な主体がパートナーシップを組み、文化事業に取り組むことの可能性とその方法を学びます。文化を通じた領域横断的な取り組みを行うことで、地域の課題に対してさまざまなアプローチを仕掛けている秋田と沖縄、東京の事例を通して、どのように行政と民間とのよりよいパートナーシップを実現するのか、自治体の政策と現場をどう紐づけていくのか、それらの方法が、これからの「公共」を立ち上げるために果たす意義について、参加者のみなさんと考えます。
詳細
対象
地域課題への新しいアプローチを検討している自治体職員、自治体文化団体職員など
- 職位や担当部署を問わず、どなたでもご参加いただけます。文化事業を担当する部署以外の方のご参加も歓迎します。
- 自治体の抱える政策的な課題に芸術文化の視点でアプローチしたい方、新規事業を検討中の方にもおすすめです。
- 他地域の取り組みを知り、講師や参加者間のネットワークづくり、ご自身の業務の問題意識を明確にする場としてご活用いただけます。
タイムスケジュール
【1日目】7月31日(木)
13:00~14:00 趣旨説明・参加者自己紹介
オープニング
「地域の多様な連携から、活動を育む」
話し手:佐藤李青(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)
14:00~15:00 セッション1
「アートプロジェクトの広がりとパートナーシップの課題」
話し手:芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
15:00~15:15 休憩
15:15~16:45 セッション2
「市民の創造的な場を、二人三脚でつくる」
話し手:齋藤一洋(秋田市企画財政部 部長)、三富章恵(NPO法人アーツセンターあきた 事務局長)
16:45~17:00 クロージング
【2日目】8月1日(金)
10:00~10:15 オープニング
10:15~11:45 セッション3
「ジェネラリストと専門性:補完しあう関係性をつくる」
話し手:上地里佳(沖縄アーツカウンシル チーフプログラムオフィサー)、林立騎(那覇市市民文化部文化振興課主幹、那覇文化芸術劇場なはーと 企画制作グループ統括)
11:45~13:00 休憩
13:00~14:30 振り返り・ディスカッション
「パートナーシップで公共を立ち上げるには」
14:30~15:00 クロージング
【受講後】レポート提出
講座終了後2週間を目安に、講座のテーマについての課題レポート(1600字程度)を提出していただきます。
会場
アーツカウンシル東京 大会議室
(東京都千代田区九段北4丁目1-28 九段ファーストプレイス5階)
参加費
無料
※複数名でご参加の場合も、お一人ずつお申し込みをお願いいたします。