「墨東大学(ぼくとうだいがく)」は、まちや地域コミュニティとのかかわり方を「大学」というメタファーを使い、日常生活や社会関係のあり方について考えるための仕組みです。墨東エリアを、人々が集いのびやかに語らう「学びの場」として設計・演出し、コミュニケーションの誘発するプロジェクトを展開しました。その1年目の記録です。
目次
- はじめに
- 墨東大学とはなにか
- 墨東大学 全講義録
- 墨東大学で学ぶ
- ドキュメント墨東大学
- 墨東大学をふりかえって
「墨東大学(ぼくとうだいがく)」は、まちや地域コミュニティとのかかわり方を「大学」というメタファーを使い、日常生活や社会関係のあり方について考えるための仕組みです。墨東エリアを、人々が集いのびやかに語らう「学びの場」として設計・演出し、コミュニケーションの誘発するプロジェクトを展開しました。その1年目の記録です。
2010年度よりスタートした『川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め』のためのプロポーザル(コンセプトブック)。「東京を考える、語る。: をテーマにゲストと行ったディスカッションや、川俣正が世界中で行ってきたプロジェクトの様子などを収録しています。
『アーティスト・イン・児童館』は、こどもの遊び場である児童館をアーティストの作品制作のための「作業場」として活用するプログラムです。
『(LOOK)アーティスト・イン・児童館』では、こどもたちの生活とアーティストの制作が出会う活動のイメージ図にはじまり、これまで3組のアーティストとともに実践したプロジェクトを紹介しています。『アーティスト・イン・児童館(READ)』では、ディレクターによるコンセプト文のほか、教育学、文化政策の観点から見たプログラムの位置づけや機能について書かれたテキストを収録しています。
こどもたちの日常的な遊び場である児童館にアーティストを招聘し、創作・表現のための「作業場」として活用してもらう『アーティスト・イン・児童館』の一環で行われた「児童館の新住民史」。アーティストの北澤潤らが「新住民」として児童館へ入り込み、日々その日常を手記として記録しました。
「イザ!カエルキャラバン!」は、楽しみながら学べる新しいかたちの防災訓練イベントです。2005年、約20人の大学生サポートスタッフとともに組成されたプロジェクトチームが、167人の被災者の声を集めて独自にアイデアを出し合いながら制作。被災者の方々の声から抽出した災害時に有効な防災の知識や知恵、技を伝えるために、ゲーム感覚のある防災体験プログラムやボードゲーム、カードゲームなどの防災教育教材を開発しました。
本書は、これらの防災体験プログラムや防災教育教材の内容、準備物、やり方などを簡潔にまとめたマニュアルです。より詳しく解説したDVDも同封しています。
現代美術家・西尾美也によって『アーティスト・イン・児童館』で行われたプロジェクト「ことばのかたち工房」の記録集です。
「ことばのかたち工房」は、古着を使って「ことば」を「かたち」にする作業場。「ことば」は、まちの「ある見慣れたかたち」を言い表したものです。「ことば」の正体を知ることもなく、まず自由な発想で「かたち」をつくります。「かたち」は、最後に「ある見慣れたかたち」と置き換えられます。古着を使って、まちに新たな装いを与えていきます。
「墨東(ぼくとう)エリア」のまちなかを舞台として開催された「墨東まち見世2010」にて、アーティストの木村健世が行った市街地アートプロジェクト「『墨東文庫』プロジェクト」。まちに散りばめられた25の物語をピックアップし、その物語の集合体を「文庫」としてまとめました。
「墨東まち見世2009」は、隅田川・荒川・北十間川によって囲まれた墨田区の北半分を占める地域「墨東(ぼくとう)エリア」のまちなかで開催されたアートプロジェクトです。
以前より地域でまちづくりやアートのプログラムに取り組んできたNPO法人向島学会と東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)が共催し、100日間開催しました。これらの地域資源や状況変化に着目しながら「まちが遊ぶ100日間。」をキーワードとしてさまざまなアーティストが活動を展開。
また、まち歩きツアーのプログラムや活動について振り返るトークイベントなど、地域の魅力を生かしたプログラムを行いました。その後も地域住民やアーティストが主体となり、さまざまな活動が続いています。
「ROOM302」は、東京都千代田区のアートセンター「アーツ千代田3331」の3階にアーツカウンシル東京が開設し、2010年から2023年3月15日まで運営を続けていたアートプロジェクトの担い手たちの活動拠点です。
イベントやレクチャー、アーカイブ、打ち合わせ、あるいはさまざまな実験的な活動を試みる場として多くの人々が活用し、2020年には映像の収録・配信ができるスタジオ「STUDIO302」を開設しました。
小川希(TERATOTERA チーフディレクター)をコーディネーターとして実施した、アートプロジェクトを「知る」連続ゼミ「アートプロジェクトの0123(オイッチニーサン)」。全20回の成果を9名のゲストとの対話を中心に収録しています。