デジタルアーカイヴのススメ

日比野克彦監修のアートプロジェクト「明後日新聞社文化事業部」をケーススタディとして、長期的なアートプロジェクトの記録を整理・共有・活用するための、実践的なデジタルアーカイヴの構築・運用手法を収録しています。

もくじ

はじめに
明後日アーカイヴの概要
構築のプロセス
0.  始めるにあたって
1.  アーカイヴで扱う資料・記録の確認・準備
2.  メタデータの設計
3.  公開メディアの設計とデザイン
システムについて
おわりに

PPR空想地学研究所「PAPER」準備号

アートプロジェクトの企画設計・広報・運営等の手法を実践的に知る「プロジェクト実践ゼミ—構想から実現へ/実現から継続へ」にて、アーティスト・岩田とも子が取り組んだささやかなアートプロジェクトの成果を広報誌風にまとめたドキュメントブックです。公募により集まった「PPR空想地学研究所」研究所員らの紹介や、研究所の3つの活動(PPR)を中心にまとめています。

もくじ

PPR空想地学研究所始動
研究所員紹介・所長挨拶
PPRecording
PPResearch
PPReport
植物観察からはじまる研究と表現(報告会レポート)

「莇平の事例研究」活動記録と検証報告(地域におけるアートプロジェクトのインパクトリサーチ)

アートプロジェクトの長期的な成果を検証する「アートプロジェクトのインパクトリサーチ」の一環として、新潟県莇平集落で続く「明後日新聞社文化事業部」を対象にインタヴュー、アンケート調査、映像記録を行った検証報告書です。

※PDFは概要版ですが、報告書(全編)の郵送申込みも可能です。

もくじ

1章 はじめに
2章 調査設計
3章 調査結果
4章 考察
5章 プロジェクトの事後検証

アート・アーカイブ・キット

アート・プロジェクトのアーカイブを実践するための、プロセスや記録整理のためのスキルをまとめたキットです。「地域・社会とかかわるアート」に関するアーカイブのプラットフォーム創出を目的とした「P+ARCHIVE」で蓄積されたノウハウを活用し、プロジェクトの現場でアーカイブの実践を行うための5種類のシートが収められています。

「P+ARCHIVE」のサイトでは、「ワークフロー1〈準備編〉」の進行に必要な「スターター・パック」「アート・アーカイブ・ガイドブックβ版+」もダウンロードできます。

もくじ

マニュアル・シート
ワークフロー1<準備編>
進行表
ワークフロー2<実践編>
業務分類表

ROOM302

アートプロジェクトの担い手たちのラボ

「ROOM302」は、東京都千代田区のアートセンター「アーツ千代田3331」の3階にアーツカウンシル東京が開設し、2010年から2023年3月15日まで運営を続けていたアートプロジェクトの担い手たちの活動拠点です。

イベントやレクチャー、アーカイブ、打ち合わせ、あるいはさまざまな実験的な活動を試みる場として多くの人々が活用し、2020年には映像の収録・配信ができるスタジオ「STUDIO302」を開設しました。