アートプロジェクトの運営をひらく、◯◯のことば。[評価の実践編]

この動画シリーズは、アートプロジェクトの運営に必要な視点として「評価」の考え方について紹介します。実践例として取り上げるのは、足立区を舞台に活動する「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」が市民とともにつくるアートパフォーマンス「Memorial Rebirth 千住」です。

2021年度には、「Memorial Rebirth 千住」が歩んだ約10年を、絵物語、事業にかかわってきた人の声、そして多様な評価分析の手法でひもとく『アートプロジェクトがつむぐ縁のはなし 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」の11年』を発行しました。

ケーススタディ・ファイル

本映像では、2011年以降に生まれた多様なアートプロジェクトを取り上げ、どのようにプロジェクトが発生し続いてきたのか、これからどこへ向かおうとしているのかを、実践者が語ります。

ゲストは、岩井成昭さん(美術家/イミグレーション・ミュージアム・東京 主宰)、滝沢達史さん(美術家)、青木彬さん(インディペンデント・キュレーター/一般社団法人藝と)、アサダワタルさん(文化活動家)、清水チナツさん(インディペンデント・キュレーター/PUMPQUAKES)、中村茜さん(株式会社precog代表取締役)、松本篤さん(NPO法人remoメンバー/AHA!世話人)、キュンチョメ(アートユニット)です。

アートプロジェクトの運営をひらく、◯◯のことば。

まちなかを舞台にする「アートプロジェクト」には、日々の運営を支えるさまざまなノウハウや事業設計の方法があります。 この動画シリーズでは、そうしたアートプロジェクトの運営に必要な視点や課題について初歩から学ぶために、書籍『東京アートポイント計画が、アートプロジェクトを運営する「事務局」と話すときのことば。の本 <増補版>』からテーマを選び、紹介します。

アートプロジェクトと社会を紐解く5つの視点

本映像では、独自の視点から時代を見つめ、活動を展開している5名の実践者に、2011年からいまへと続くこの時代をどのように捉えているのか、これから必要となるものや心得るべきことについて伺います。

ゲストは、港千尋さん(写真家)、佐藤李青(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)、松田法子さん(建築史・都市史研究者)、若林朋子さん(プロジェクト・コーディネーター/プランナー)、相馬千秋さん(NPO法人芸術公社代表理事/アートプロデューサー)です。この10年を大きく俯瞰し、アートプロジェクトと社会の関係を紐解きます。

映像プログラム「手話と出会う」

この映像プログラムでは、手話・身体表現ワークショップ講師である河合祐三子さんと手話通訳士の瀬戸口裕子さんを迎え、数字や曜日、職業などの身近なテーマから、手話の成り立ちや会話の基礎を学びます。また、手話の言語的な側面から、ろう者とのコミュニケーションやろう文化についても考えていきます。

Art Archive Online(AAO)/エイ!エイ!オー!

アーカイブに関するノウハウや活用方法における基礎知識の紹介や、アーカイブ構築を継続してきたゲストをお招きしてクロストークを行いました。

ゲストは、川俣正さん(アーティスト)、日比野克彦さん(アーティスト)、田口智子さん(東京藝術大学芸術資源保存修復研究センター特任研究員)、小田井真美さん(さっぽろ天神山アートスタジオAIRディレクター)、石井瑞穂さん(アートプロデューサー)、志村春海さん(Reborn-Art Festival 事務局スタッフ)、秋山伸さん(グラフィック・デザイナー)です。次の10年に向けて、アートの現場におけるアーカイブ活動の可能性をともに考えます。

オンライン報奏会

アサダワタルさん(文化活動家)を中心に、福島県いわき市にある県営復興団地・下神白(しもかじろ)団地で行われているプロジェクト「ラジオ下神白 あのときあのまちの音楽からいまここへ」。コロナ禍においてオンライン訪問を継続しつつ、「会えない」という状況だからこそできる「表現×支援」の関係をより深く見つめながら、3回シリーズの報告会を行いました。

音楽をかけながら行うラジオ風トークを軸に、記録映像の上映、またBSBによる演奏、住民との中継コーナーなどを実施。「報」告会でありながら、演「奏」会でもあるオンラインの場づくりです。

ディスカッション 2020

新たなプロジェクトや問いを立ち上げるためのヒントを探る対話シリーズ「ディスカッション」。2020年には、新型コロナウイルス感染対策を考慮し、独自の切り口でさまざまな実践に取り組むゲストをオンラインに招き、3回にわたって議論を交わしました。

第1回は、「嫁入りの庭」のある社会福祉法人ライフの学校の理事長の田中伸弥さんと、庭の設計を担当したtomito architectureの冨永美保さんと林恭正さんの3名をゲストに、庭づくりのプロセスやその背景にある想いについて話を伺いました。

第2回では、「さっぽろ天神山アートスタジオ」でディレクターを務める小田井真美さん、映像エスノグラファーとして人々の移動の経験を研究する大橋香奈さんをゲストに、お二人が取り組んでいる実践や研究から、これからのアートプロジェクトのあり方を探りました。

第3回は、長野県松本市にあるアートセンター「awai art center」の主宰・茂原奈保子さんと、ドイツ・ライプツィヒのNPO「日本の家」の共同創設者・大谷悠さんをお招きし、まちなかに拠点を立ち上げたきっかけや、これまでの取り組みについて伺いました。

ななチャンドキュメント

「学生メディアセンター なないろチャンネル」は、様々な地域・分野の学生や若者たちがそれぞれのパーソナルな視点を持ちつつ、多彩なメディア(媒体)を駆使し、お互いに協働しあい、新しいものを生み出していけるような運動体としてのメディアセンター(媒体の中心)を目指して展開しました。本ドキュメントでは、2010年度に「なないろチャンネル」が行った活動のうち、プログラムを抜粋してDVDに収録しています。また、映像では伝えきれない舞台裏について、文章と写真でまとめた冊子も添付されています。冊子の内容は、PDFデータでご覧いただけます。

※本書は、東京アートポイント計画「学生メディアセンター なないろチャンネル」(2010年度)の一環として制作されました。

目次

ななチャンドキュメント2010
ななチャンについて
取材 今、学生に届けたい企画特集~プロから学ぶ心意気~
取材 魅力的な若手企画特集~同世代で同世代を面白くしていく~
交流 交流会、メンバー会議~おすそわけからはじまる異分野協働~
交流 なないろチャンネル × 会/議/体~アクションにつながるネットワークを作り出す場~
企画 なないろフェスティバル~色とりどりの活動をつなげる~
企画 Artalk アットホームなアーティストトーク~対話から浮かび上がる若手アーティストのアイディア~
2010年度ふり返りアンケート

ぐるぐるヤ→ミ→プロジェクト 谷中妄想ツァー!!

「谷中妄想ツァー!!」(※1・2)とは、アートを媒介としてさまざまな立場から誰もが参加できる、参加型パフォーマンスツアーです。拠点形成を通じて若手表現者とのネットワークを醸成し、同時に地域の協力者を得ながら表現の場をコーディネートすることにより、若手表現者の飛躍の瞬間を谷中のまちを舞台につくりあげる試みです。
このDVDでは、2009年秋に行われた「ツァー!!」の様子を収録しています。
※1 妄想…根拠なくあれこれ想像すること
※2 ツァー!!…ツアーがよりアーティスティックに進化したもの。

※本書は、東京アートポイント計画「学生とアーティストによるアート交流プログラム(Student Artist Partnership)」(2009年度)の一環として制作されました。