『長島確のつくりかた研究所:だれかのみたゆめ』は、研究員の自治によるユニークかつ多彩な研究活動を通して、既存の方法論ではカバーしきれない「つくりかた」を発明・検証するプロジェクトです。今後のアートプロジェクトに多角的に貢献できる人材を育成することを目指しています。
本書は、プロジェクトの3年間の記録や研究員の文章をまとめ、それぞれの研究員たちが「つくりかた」を考えるなかで直面した「問い」を集めました。
目次
- まえがき
- 1 アイディア
- 2 諸問題(理念的な)
- 3 研究室など
- 中野成樹
- つくりかたの共有
- つくりかたの思想史
- 客者評判記
- エスノドラマ
- 土地の記憶
- 東京23区
- うごきかた
- 寺山
- 川瀬一絵
- 環境音楽
- さばきかた
- テレビ
- アーカイブ
- 須藤崇規
- 経理
- 小澤英実
- 大川原脩平
- 年表
- あとがき
- 索引
JR中央線の高円寺・吉祥寺・国分寺という「3つの寺」をつなぐ地域で展開しているアートプロジェクト『TERATOTERA(テラトテラ)』。2015年度も引き続き地域との連携を図り、場所や内容を変えながらたくさんの企画を実施してきました。
東小金井高架下でのトークから始まり、夏は小金井公園にある江戸東京たてもの園での音楽ライブ、秋は西荻窪を舞台とした滞在型の制作発表、そして冬には三鷹駅周辺を舞台にした大型展覧会を開催。また、こうしたイベントに併行し、アーティストやキュレーターに向けた英語のレクチャーなども実施してきました。
すべての企画はTERAKKO(テラッコ)と呼ばれるボランティアスタッフが中心的な役割を担っており、本書のほとんどがテラッコたちの言葉によって構成されています。
目次
- TERATOTERAについて
- はじめに
- 年間のイベントスケジュール
- TERATOTERA SOUND FES. −音の陽炎−
- 西荻レヂデンス ‖:幽霊トリオをうつ:‖
- アートプロジェクトで789(なやむ)
- TERATOTERA祭り 2015 −Sprout−
- 作家プロフィール
- アンケート集計
- TERA English
- TERAKKOの活動
- おわりに
Art Bridge Instituteは、アートが現代社会においてジャンルを横断しながら、人と人のつながりをつくり出してゆくことについて、その研究や実践に取り組んでいます。機関誌『ART BRIDGE』では、地域の問題に向き合い、交流を生み出すアートプロジェクトや、生きる技術としての「アート」のいまをリサーチします。
特集は「地球がささやく時 WHOLE EARTH WHISPERING」。時間や空間を超える印刷物、フォーラム「言葉の宇宙船 印刷物と思想の共有をめぐって」の記録や、自然と対話するように行われるアートプロジェクトなどについて深めます。
目次
- Forum
Art Bridge Institute フォーラム
言葉の宇宙船 印刷物と思想の共有をめぐって 芹沢高志+港 千尋
- ART BRIDGEが出会った言葉の宇宙船
- Bridge Talk 08
ブリッジの作り方シリーズ08
いいたてミュージアム編 モノが語る記憶と未来 小林めぐみ
- Column 01
風の惑星 港 千尋
- Bridge Talk 09
ブリッジの作り方シリーズ09
精神の〈北〉へ編 東北を見出す旅路 丸山芳子
- Contribution 01
旅の途中に 佐藤李青
- Bridge Talk 10
ブリッジの作り方シリーズ10
地霊編 後ろ姿から見た地球の風景 スザンヌ・ムーニー
- Bridge Story
BRIDGE STORY
ラウンドテーブル2015→2016 関川 歩
- Column 02
見えない橋 港 千尋
- Feature
岡部昌生 被爆樹から被曝樹へ 港 千尋
- 被爆樹に触れて
- Interview
風土とテクノロジーの結婚 新たな自由民権運動へ向けて 赤坂憲雄
- Column 03
未来からの信号 港 千尋
- Contribution 02
文化運動としてのリサーチ ブリギータ・イサベラ
- Report 01
記憶の地図─場所を再確認するできごと 呂 孟恂
- Report 02
『ART BRIDGE』に連れて行ってもらった 関川 歩
- Report 03
二つの時間に生きた人々の痕跡 三重県 相おう差さつなます編 齋藤彰英
- 編集後記
Art Bridge Instituteは、アートが現代社会においてジャンルを横断しながら、人と人のつながりをつくり出してゆくことについて、その研究や実践に取り組んでいます。機関誌『ART BRIDGE』では、地域の問題に向き合い、交流を生み出すアートプロジェクトや、生きる技術としての「アート」のいまをリサーチします。
特集は「わたしたちの知 CIVIL KNOWLEDGE」。市民が自発的に調べ、学び、その成果を共有してゆく、ダイナミックなプロセスに注目します。
目次
- CONTENTS
メディアとしての紙の力 江上賢一郎
- 普天間・辺野古ツアー
抵抗の現場から生まれる 言葉と知
- 真喜志親方のこと 岡本由希子
- Interview 01
ここに身を置き生活するということ 阪田清子
- Column 01
市民知の旅 港 千尋
- 水交社都市記憶ワークショップ 都市イメージの記憶を追う 龔 卓軍
- Interview 02
リーディンググループの創造性 ダニエラ・カストロ、ゼイネップ・オズ
- Interview03
アート「で」育まれる市民的知性 鷲田清一
- Bridge Talk 05
ブリッジの作り方シリーズ05
写真の町シバタ とっておきの一枚が語るまちの記憶 原亜由美
- Bridge Talk 06
ブリッジの作り方シリーズ06
せんだいメディアテーク 民話 声の図書室プロジェクト アクションとしてのアーカイブ 清水チナツ
- Bridge Talk 07
ブリッジの作り方シリーズ07
Lat/Longプロジェクト 自分の居場所を物質化する 谷山恭子
- Report01
墨東エリアにある「所在」を訪ねて 関川 歩
- Column02
記憶の作り方 港 千尋
- Report02
『ART BRIDGE』に連れて行ってもらった 関川 歩
- ヤン衆の知恵 北海道 保存食編 端 聡
- Column03
近代に耳を傾ける 港 千尋
- 編集後記
演出家・劇作家の羊屋白玉を中心に、生活圏に起こるものごとの「終焉」と「起源」、そして、それらの間を追求するアートプロジェクトを展開した『東京スープとブランケット紀行』。市場の閉場、島民避難の歴史を持つ島……日々起きている、東京のなかの変わり目のそのときを「とむらい」ととらえ、活動を行った2015年度の記録です。
目次
- 「とむらい」のためのリハーサル
- 上田假奈代と羊屋白玉2016如月対談
- 「とむらい」について
- 東京スープとブランケット紀行とは
アートを生み出すささやかな営み「アートステーション」をまちなかに出現させながら、多様な人々による、地域資源を活用した主体的なアート活動の展開を目指した『としまアートステーション構想』。
「としまアートステーションZ」(2014~2016年度)を舞台に、事務局スタッフ、アーティスト、プロジェクトメンバーの「オノコラー」 、そして、来場者とともに行ってきた日々の実践の記録です。多様な人が集まり、その交わりから新たな活動が生まれる場をつくるための工夫についてまとめています。
目次
- 「考える」編
- としまアートステーション構想とは
- この冊子について
- としまアートステーションZとは
- Zはこんな場所であってほしい
- そのために何が必要か
- 「つくる」編
- セルフカフェ・情報発信
- 作業日
- 作業日
- 作業グループ
- アーティストによるプロジェクト 「EAT&ART TAROプロジェクト」
- 「残す」編
- 記録と評価の目的
- 記録と評価の方法
- 「まとめ」編
- としまアートステーションZのつくりかた
- 作業日サポートガイドライン
- スタッフの声(座談会)
- 付録 資料編
- 来場者一覧とアンケートの分析
- オープン日、作業日、「EAT&ART TARO プロジェクト」実施日一覧
社会における人々の「多様性」(diversity)と「境界」(division)に関する諸問題に対し、フィールド調査とその報告から生まれる対話を通じて、“生き抜くための技法”としての「迂回路」(diversion)の研究を行うプロジェクト。本誌は、「迂回路」をめぐる旅路で出会い、対話し、考え、見出したことを表すことを目的に制作した記録集の第2巻です。
2015年度は「迂回路をさぐる」ことに加え、「迂回路をつなぐ」という、旅するなかで出会った人々の言葉を運び、伝え、新たな回路が生まれる種を蒔くような作業もはじまり、その取り組みをまとめています。
目次
- 東京迂回路研究 撮影:齋藤陽道
- はじめに
- 論考
研究デザイン:「迂回路」をさぐり、つなぐ方法―「対話型実践研究」を問い直す 三宅博子、長津結一郎、井尻貴子、石橋鼓太郎
- フォーラム「対話は可能か?」
- 論考 共に生きるということを体感し、そのありようについて考える―フォーラム「対話は可能か?」を検証する 長津結一郎、三宅博子、井尻貴子、石橋鼓太郎
- レポート
- 1 前夜祭「幻聴妄想かるた」大会
A 「妄想」が誘発するもの 長津結一郎
B わかりあえる入口に立つ 東濃 誠
- 2 トークセッション「共に生きるということ」
A 異なるままに、それでも、共に 井尻貴子
B 「境界」と「共に生きる」 岩田祐佳梨
- 3 ライブ「Living Together × 東京迂回路研究」
A 「言葉」を「聴く」こと 石橋鼓太郎
B 境界を愛するということ 岩川ありさ
- 4 シンポジウム「対話は可能か?」
A 言葉の終わるところで交わされる「ことば」 三宅博子
B 対話と境界線の線の上に想いを馳せること 沼田里衣
- もやもやフィールドワーク 調査編・報告と対話編・分析編
- 論考「もやもやフィールドワーク」を振り返って 三宅博子、井尻貴子、長津結一郎、石橋鼓太郎
- 調査ノート
- 1 当事者研究全国交流大会/べてるまつり 石橋鼓太郎
- 2 田んぼdeミュージカル 三宅博子
- 3 国際基督教大学ジェンダー研究センター「ふわカフェ」 長津結一郎
- 4 立石ディスコ・アフタヌーン 石橋鼓太郎
- おわりに
- 巻末資料 平成27年度実施事業
附録 研究所日誌から
TOKYO DIVERSION RESEARCH [English Section]
伊豆大島のさまざまな世代の方々をつなぐことを目的に、現在・過去・未来のあらゆる島の情報を集めながら、伊豆大島に暮らす人やかかわりのある人に話を聞くフリーペーパーです。
2015冬号の特集は、みんなでパンをつくる黒潮作業所。2016秋号では、島だからこそ味わえる「島キャンプ」の醍醐味を、2017春号では、郷土料理から家庭の味まで、島の食卓をご紹介しています。
演出家・劇作家の羊屋白玉を中心に、生活圏に起こるものごとの「終焉」と「起源」、そして、それらの間を追求するアートプロジェクト『東京スープとブランケット紀行』。青ヶ島で暮らす方との対談や、活動を振り返るトークイベントの様子などを記録しています。
目次
- 青ヶ島ブランケットに包まれて
- 荒井智史と羊屋白玉 2015年 新春対談
- 対談紀行2014秋編
- 東京スープとブランケット紀行とは
時代を経て伝えられてきたものや、土地のくらしに根づいてきたものなど、伊豆大島でつくられた特産品や島にゆかりのある作品を集め、それらのつくり手のストーリーとともに紹介します。
目次
- 椿油
- 塩
- くさや
- 牛乳煎餅
- 牛乳
- 御神火焼酎
- 明日葉
- 浜野かあちゃんめし
- 観光絵ハガキ
- 木版画と絵
- 陶芸
- 藤井工房を訪ねて 椿一刀彫り
- キム・スンヨン VIDEO Lab を訪ねて 椿かおる島<映像作品>