2010年に新しくなった代々木公園の原宿門前広場で行われた、アーティスト・淺井裕介によるワークショップを紹介したリーフレットです。道路線やサインに使われるシートを使い、植物や動物の姿を表しました。
資料室/プロジェクト(管理用): ARTPOINT
見て見て☆見ないで
2011年8月から2012年3月まで東京芸術劇場前の工事仮囲いに展示された、画家・福士朋子の作品を紹介するリーフレットです。仮囲いにより一時的に「見えなく」なる世界を、2次元と3次元をつなぐキャラクター「ラッキーちゃん」を通して、言葉と漫画によって表現しました。その制作プロセスを紹介し、また、リーフレットを広げると作品が一望できるようになっています。
ひののんフィクション2011ドキュメント
『ひののんフィクション』は、郊外にある「日野」を舞台に展開されるアートプロジェクトです。日野市の市民団体やNPOの活動の場として使われていた旧蚕糸試験場であり、2012年3月をもって「公園」になることが決まった仲田公園を、4組のアーティストがそれぞれ異なる視点から捉え、森が公園に「変わる」ことで生まれるさまざまな可能性、公園の新しい利用法を模索・提案しました。
もくじ
からだあそびの痕跡 楠原竜也
long long picnic. 中山晴奈
ひののんフィクションを語る 渡邊博朗、長田謙一、山口祥平、島田真衣、佐伯直俊、藤浪里佳
森をつかう wah document
森をならす 荒神明香
川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め 塔ってことないよ。2010
世界的なメトロポリスである東京を、ワークショップ・シンポジウム・トークなどを通して再考するとともに、そのプロセスを、一連のプロジェクトを通じて提示していく『川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め』。プロジェクトの実施拠点を隅田川エリアに設置し、木造の塔を構築します。
2010年度のプロジェクトは、ワークショップを中心に展開されました。その様子を記録したポスター型のドキュメントです。
ななチャンドキュメント
『学生メディアセンター なないろチャンネル』は、さまざまな地域・分野の学生や若者たちがそれぞれのパーソナルな視点を持ちつつ、多彩なメディア(媒体)を駆使し、新しいものを生み出していけるような運動体としてのメディアセンター(媒体の中心)です。2010年度に行ったプログラムを抜粋してDVDに収録。また、映像では伝えきれない舞台裏について記録した冊子も制作しました。
もくじ
ななチャンドキュメント2010〈DVD-MENU〉
ななチャンについて
取材 今、学生に届けたい企画特集~プロから学ぶ心意気~
取材 魅力的な若手企画特集~同世代で同世代を面白くしていく~
交流 交流会、メンバー会議~おすそわけからはじまる異分野協働~
交流 なないろチャンネル × 会/議/体~アクションにつながるネットワークを作り出す場~
企画 なないろフェスティバル~色とりどりの活動をつなげる~
企画 Artalk アットホームなアーティストトーク~対話から浮かび上がる若手アーティストのアイディア~
2010年度ふり返りアンケート
ひののんフィクション2010 ドキュメント
『ひののんフィクション』は、首都大学東京インダストリアルアートコースのアート&デザイン社会システムコアと日野市(行政)および市民団体による実行委員会により、日野市内にある自然体験広場を拠点に展開されたアートプロジェクト。2010年度は「プロジェクト・プレゼンテーション」と題して、4組のアーティストが地域の団体とそれぞれ連携し、プロジェクトの成果や活動記録を展示しました。
もくじ
物語としての芸術表現 山口祥平
日常に溶け込むアート 青木 彬
ひののんフィクションを知る 森から始まるアートプロジェクト
プロジェクト・プレゼンテーション
造山プロジェクト 奥 健祐+鈴木雄介
見えない森 wah
EDIBLE FOREST 食べられる森 中山晴奈
Memorial Rebirth 大巻伸嗣
シンポジウム「地域におけるアートプロジェクトの現在」
第一部 ひののんフィクション2010を振り返る
第二部 地域×アートプロジェクト
<象徴の森>を視る 長田謙一
墨東大学の挑戦 メタファーとしての大学
「墨東大学(ぼくとうだいがく)」は、まちや地域コミュニティとのかかわり方を「大学」というメタファーを使い、日常生活や社会関係のあり方について考えるための仕組みです。墨東エリアを、人々が集いのびやかに語らう「学びの場」として設計・演出し、コミュニケーションの誘発するプロジェクトを展開しました。その1年目の記録です。
もくじ
はじめに
墨東大学とはなにか
墨東大学 全講義録
墨東大学で学ぶ
ドキュメント墨東大学
墨東大学をふりかえって
川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め― 《プロポーザル06/2010》
2010年度よりスタートした『川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め』のためのプロポーザル(コンセプトブック)。「東京を考える、語る。: をテーマにゲストと行ったディスカッションや、川俣正が世界中で行ってきたプロジェクトの様子などを収録しています。
もくじ
東京インプログレス 川俣 正
『東京を考える、語る。 』
今福 龍太
吉見 俊哉
高山 明
羽藤 英二
桂 英史
隈 研吾
ワールドインプログレス
ナント・アブダビ・アヴィニョン・エッセン
アーティスト・イン・児童館 コンセプトブック[LOOK][READ]
『アーティスト・イン・児童館』は、こどもの遊び場である児童館をアーティストの作品制作のための「作業場」として活用するプログラムです。
『(LOOK)アーティスト・イン・児童館』では、こどもたちの生活とアーティストの制作が出会う活動のイメージ図にはじまり、これまで3組のアーティストとともに実践したプロジェクトを紹介しています。『アーティスト・イン・児童館(READ)』では、ディレクターによるコンセプト文のほか、教育学、文化政策の観点から見たプログラムの位置づけや機能について書かれたテキストを収録しています。
もくじ(LOOK)
(LOOK)アーティスト・イン・児童館の見方
アーティスト・イン・児童館 活動イメージ
#1 ことばのかたち工房
#2 児童館の新住民史
#3 Let’s Research For Tomorrow
オープン・ミーティング
アーティスト・イン・児童館 実施概要
もくじ(READ)
アーティスト・イン・児童館(READ)の読み方
子どもの生活×アーティストの制作―<共存―協働>の仕組みをつくる― 臼井隆志
アーティスト・イン・児童館プロジェクトの可能性 苅宿俊文
「アーティスト・イン・児童館」がつくりかえるもの 森 司
脚注
後記
アーティスト・イン・児童館 北澤潤プロジェクト 児童館の新住民史手記を辿る
こどもたちの日常的な遊び場である児童館にアーティストを招聘し、創作・表現のための「作業場」として活用してもらう『アーティスト・イン・児童館』の一環で行われた「児童館の新住民史」。アーティストの北澤潤らが「新住民」として児童館へ入り込み、日々その日常を手記として記録しました。
目次
児童館に新住民あらわる
児童館で書かれた手記 2009年11月―2010年3月
「日常へ消失する」北澤 潤
児童館の新住民史 活動年表
「手記を辿る」臼井隆志