つくることを考えてみよう 地域を生きる

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多摩地域を舞台に、地域の文化的、歴史的特性をふまえつつさまざまな人々が協働、連携するネットワークの基盤づくりを進めている『多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting』が、奥多摩町立氷川小学校6年生と実施した探求の学習についての記録です。
探究の時間は、自分が暮らす町について、自分自身で問いをたて、調べ、探究していくというもの。2024年11月末から3月にかけて、15回の授業を行いました。大切にしたことは、身の周りを見回し、興味や関心を問うべき何かに深めていくこと、そして、それを人に伝えること、伝えることで生まれた新たな問いをまた問い直すこと。これらの時間を通して、子どもたちそれぞれの奥多摩が表現されました。
ひとつのことがわかっても、また新しい疑問が湧く。「問い」は追求すればするほど、増え、深まっていく。その過程に無限の楽しさがある。