つくることを考えてみよう 地域を生きる

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多摩地域を舞台に、地域の文化的、歴史的特性をふまえつつさまざまな人々が協働、連携するネットワークの基盤づくりを進めている『多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting』において実施した、学校を拠点とした地域プログラムの記録集です。

NPO法人アートフル・アクションは、これまでの活動の中で、多くの小学校の図工や教科の授業と連携し、授業にはたくさんの市民の方々やNPOスタッフ、アーティストが参加しています。この冊子では、企画づくりや授業に参加したスタッフが、地域との連携を視野に入れながら、連携の考え方や授業のプログラムなどを振り返ります。

学校と地域の浸潤し合う双方向性のある関係は、どちらにとっても、自らの将来を自ら考えていくための好機になるように思います。

(p.3)
目次
  • 0 はじめにーなぜ地域なのか?
  • 1 地域を知るー「知る」とは何か?
    ・アーティストの気づきを通して、地域への新しい視野が開ける
    ・学校との関係を地域の視点で知る・考える
  • 2 調べるって?
    ・物語の地層をめぐる〜図工研究会
    ・調べたこと、見つけたもの・ことを構造化し、探求する
  • 3 きっかけについて考えるやってみる
    ・さすらいの竹林が図工と出会う〜その1
    ・さすらいの竹林が図工と出会う~その2
    ・身近な植物から色を抽出して絵の具をつくる
  • 4 つながりをつくる、育てる、引き継ぐ
    ・そこにある歴史と資源に気づく〜縄文ハウス
    ・地域の施設とつながり、育む〜ハンセン病資料館の見学から
    ・国語+マタギ+造形による知覚の拡張
    ・桑の葉染めで総合学習〜大学との連携
  • 5 振り返る
  • インタビュー
    ・眞砂野 裕(昭島市立光華小学校校長)「風」を吹かせることが学校の仕事
    ・猪瀬浩平(文化人類学者)「答え」がない場所で、折り合いながら生きていく・・・

クレジット

制作

NPO法人アートフル・アクション

執筆

宮下美穂瀧本広子

デザイン

アサノリエコ

編集

労働者協同組合HATO文化編集部

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