tarl

FIELD RECORDING vol.03 特集:経験を受け渡す

発行日│2020.01.17

2017年創刊の「変わりゆく震災後の東北のいまと、その先にふれる」ジャーナルです。震災を体験していない人々と、どのように当時の経験を共有するか。そうした問題意識は、時間が経つほどに切実さを増しているように思います。次の世代やほかの土地の人々が同じ経験を繰り返さないために。あの時のことを忘れず、思い出せるようにするために。経験が語られるとき、それが受け渡されるきき手の存在が求められます。震災後の東北では、さまざまなきき手が、この地を訪れ、耳を傾け、ときに語り手となり、状況に伴走するようにこれまでの時間を過ごしてきました。いま、その関係性が変わっていくときなのかもしれません。本号では、現在と過去、異なる土地を行き来しながら、経験の継承について考えてみました。

■目次

はじめに

Prologue
八巻寿文さんにきく[前編] 
サークル/芸術/タプタプ論

Dialogue
『二重のまち/交代地のうたを編む』を見ながら 
宮地尚子×宮下美穂

Production Note
旅人を撮る 
小森はるか

Conversation
復興を待ちながら 
川内村と飯舘村を訪ねる 
萩原雄太

小さな声、たくさんの声 
小川智紀

小川智紀 Twitter 2011→2017

東北からの表現
博物館として、震災遺産に向き合う 
筑波匡介

わたしの東北の風景
編集後記 佐藤李青
参加者一覧

編集長|佐藤李青(アーツカウンシル東京)
編集|川村庸子、嘉原妙(アーツカウンシル東京)
デザイン|内田あみか
反訳|薄木利晃(PHYLOSYKOS CO.,Ltd)
監修|森司(アーツカウンシル東京)
印刷|株式会社山田写真製版所
発行|公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京