アートプロジェクト運営の手始め
BACKアートプロジェクトの「いろは」を学び、クリエイティブな運営を目指す
アートプロジェクトは既存の手法や枠組みにとらわれず新たな価値を生み出す活動です。その運営も、プロジェクトの展開に合わせて、新たな方法を開拓しながら変化させ続けるべきでしょう。
運営の担い手が向き合うタスクは多岐にわたります。企画をつくって実施することにとどまらず、企画を生むための土壌を耕したり、人や組織を育てたり、活動を価値化し仲間を増やしたり、さらなる進化を目指して勉強や実験をしたり。そもそもそれらの方法を生み出したり……。
「やるべきこと」をあげると際限なく出てきますが、今回はアートプロジェクト運営の入門編として、運営ビギナーが、まずおさえるべきトピックを取り上げます。運営の基本サイクル(企画、準備、実施、報告、検証・評価)を見渡しながら、広報や記録にもフォーカスし、現場で必要な技術やアプローチについて考えます。クリエイティブな運営を行うことで、アートプロジェクトそのものの創造性を鍛えていきましょう。
詳細
スケジュール
9月5日(水)19:00〜21:30
第1回 運営入門
- アートプロジェクトの運営とは|「運営=イベントの実施」だけではない
- 座組|運営体制図を書いてみる(ワークショップ)
- 企画4点セット|企画・人・お金・時間
- 会議で動かす|構想する・議論する・共有する・調整する
- 進行管理|プロジェクトに振り回されないために
- リスク管理|人や活動を守るためにリスクを洗い出す(ワークショップ)
9月12日(水)19:00〜21:30
第2回 広報入門
- 広報とは|「広報=チラシ制作」ではない
- アートプロジェクトと広報|ミッションとアクションをつなぐ
- いちからはじめる広報基本セット|戦略・素材・データベース
- 広報力の鍛え方|見つける・言葉にする・つなげ続ける
- 事例から学ぶ広報|タイミング・メディア・コンテンツ
- プロジェクトを素材に広報施策を考えてみる(ワークショップ)
9月26日(水)19:00〜21:30
第3回 記録入門
- 記録とは|「使える記録」を残そう
- アートプロジェクトと記録|活動を続けるための大切な資産
- 記録の種類|自分で残す・依頼して残す
- チームで始める記録基本セット|道具・ルール・ストレージ
- プロに記録を依頼する|発注・ディレクションのポイント
- プロジェクトを素材に記録方法を考えてみる(ワークショップ)
会場
ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])
参加費
5,000円
- 開催方法
- 対面
- 形式
- レクチャー/ワークショップ
- 期間
- 2018年9月5日(水)、12日(水)、26日(水)
- 回数
- 3回
- 参加者数
- 30名