東京を“再読”する :(Re)reading Tokyo

目の前のものと、自分自身の関係を見つめなおす

都市を構成するさまざまな風景は、人の暮らしに適したかたちに整えられ、ひとびとはそれら「当たり前」になった都市の仕組みの中で日々の生活を送っています。そうした現在の環境の中で一度立ち止まり、一歩下がり、そこから「当たり前」になっているものごとを読み解き、再び向き合うための場をひらきます。

足を止め、生活のまわりにあるものをつぶさに見ることで、わたしたちの前に見えてくるものはなにか。日常生活において見過ごしているものはなにか。それらのものたちと自分たちとの関係性とは? 普段、何気なく経験しているものごとの見方を少し変えることで、新たな発見や、文化的な価値を見出すことができるかもしれません。

本企画では、参加者が自分自身の関心をもとに探求をはじめるためのヒントを共有することで、「探求者」であることを日常とする文化の担い手を育むことを目指します。

ナビゲーターは、北海道十勝地方の「芽武(メム)」を舞台に、建築、音、食、自然環境へとアプローチしながら、目の前の対象への「再読」を実践している森下有さんです。また、ゲストアーティストとして、東京の水脈や地層のリサーチを通じて作品を制作してきた齋藤彰英さんとともに企画を構想し、参加者との共有に取り組みます。

詳細

手法

  • 企画メンバーでの定期的なディスカッション。
  • 参加者への共有方法、場づくりの検討。
  • 都内の会場で、2025年2月頃にアウトプットを予定。詳細が決まり次第、本ウェブページやSNSなどで公開。

Artpoint Meeting #15 × 港区文化芸術ネットワーク会議 「プロジェクトを広げる、“かかわりしろ”のつくりかた」

さまざまな人たちが集まり、地域の日常のなかで文化活動を育んでいくアートプロジェクト。それはアートを通じて地域に暮らす人々の関係を編み直し、生活の多様な分野をつなげていくものとなります。その特性を活かすためには「かかわりしろ」づくりが欠かせません。

かかわりしろとは、活動や場にかかわるための「のりしろ」のこと。活動に関心をもつ人たちが、自分なりのやりかたでかかわるための余白をもつことです。多様なかかわりしろがあることで、世代や背景の異なる人たちが混じり合った場が生まれ、その場にかかわったひとたちにとっての居場所になっていくことでしょう。

プロジェクトに自分事(じぶんごと)としてかかわり、活動を続けていくために必要なかかわりしろを、どうつくっていくのか? 今回は水戸と京都からゲストを招き、ふたつの場づくりの事例をもとに、ことばを紡ぎます。

お申し込みはこちら

※事前申込を終了いたしました。先着順で当日参加を受け付けますので、ご希望の方は直接会場にお越しください。(2024.12.13更新)

詳細

プログラム

15:00~15:20  オープニング
「地域のかかわりづくりを支える仕組み
―東京アートポイント計画と港区の文化芸術活動支援」

  • 話し手:宮﨑刀史紀(Kissポート財団 文化芸術部長)、佐藤李青(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

15:20~16:00 トークセッション1
「居場所であること、そこから広がったこと―高校生ウィークの取り組み」

  • 話し手:中川佳洋(水戸芸術館現代美術センター 教育プログラムコーディネーター)
  • 聞き手:田中真実(認定NPO法人STスポット横浜 副理事長・事務局長/港区文化芸術活動サポート事業調査員)

16:00~16:10 休憩

16:10~16:50 トークセッション2
「ばらばらだけど、ともにいる場をつくる―バザールカフェの取り組み」

  • 話し手:狭間明日実、松浦千恵(バザールカフェ)
  • 聞き手:川満ニキアン(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

16:50~17:30 ディスカッション

  • モデレーター:佐藤李青

17:30~17:40 クロージング

17:40~18:00 交流時間

会場

港区立男女平等参画センターリーブラ リーブラホール
(東京都港区芝浦1-16-1 みなとパーク芝浦1F)
JR「田町駅」東口(芝浦口) ペデストリアンデッキ 徒歩5分
都営地下鉄浅草線・三田線「三田駅」A6出口 徒歩6分

https://www.minatolibra.jp/access/

参加費

無料 ※手話通訳あり・UDトークあり

主催

東京都、港区、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団(Kissポート財団)

※ プログラムは変更になる場合があります。

事例紹介

高校生ウィーク

高校生のための展覧会無料招待企画として1993年にはじまった「高校生ウィーク」。2004年からは展覧会と連動したさまざまなプログラムが行われる無料の「カフェ」をギャラリー内に設置し、その運営にも若い世代が参加する。現在は対象を多世代にひらき、常設・特設のワークショップ、読書や裁縫、市民主体の部活動への参加を通して若い世代がアーティストや来館者、ボランティアなど多様な人や価値観に出会う機会を提供している。

高校生ウィーク2024 カフェカウンター
(撮影:仲田絵美)

バザールカフェ

日本基督教団京都教区とアーティスト、市民運動家、大学教員、宣教師、牧師などで構成される共同プロジェクトとして1998年にはじまる。セクシュアリティ、年齢、国籍など、異なった現実に生きている人々が、社会のなかで「共に生きる」ことのできる場の創出を目指している。カフェ運営や庭づくりを通して働く場を提供することや、社会で起こっている課題や情報提供、活動団体間のネットワークづくりの場になること、訪れるひとの居場所になることを心がけている。

年に一度開催する「バザールフィエスタ」には200名以上が来場。

ジムジム会 2024

6つのアートプロジェクトが現場の知見を共有しあい、ネットワークを形成する互助会

アートプロジェクトは、企画や広報、経理などを担当する事務局の人々によって支えられています。
人手や時間、資金が限られているなかで、安定した体制で長く活動を続けていくためにはどうすればいいのか。日々プロジェクトの運営方法を模索し、さまざまな悩みを抱えながら活動している現状があります。

そこで、2019年度から同じような悩みを抱える「東京アートポイント計画」に参加する団体が集まり、「事務局による事務局のためのジムのような勉強会(通称:ジムジム会)」をひらき、広報やウェブサイト制作などの実務的な課題について共有し、学び合ってきました。

2024年度は、「パートナー」を主題として全4回のプログラムを実施。東京アートポイント計画の共催団体が集い、事業に関連する拠点やイベント等を訪問します。
プロジェクトで協働している地域団体、文化施設、自治体等との連携の現場や課題、成果を共有し合い、文化事業が地域に根ざすための仕組みと継続性についてディスカッションすることで、現場を動かすスキルの獲得や新たなネットワークの形成を目指します。

詳細

スケジュール

  • 2024年5月31日 第1回「パートナーに会いに行く」
    [ホスト] カロクリサイクル × [パートナー] 都立 第五福竜丸展示館
    カロクリサイクルがリサーチの一環として連携している施設「都立第五福竜丸展示館」を訪問。展示館担当者による館内ツアーや、カロクリサイクルとの事業連携、今後の活動の展望について話を伺う。
  • 2024年10月頃 第2回開催
  • 2024年11月頃 第3回開催
  • 2025年1月頃   第4回開催

内容

  • アートプロジェクトの事務局が集う会の開催
  • アートプロジェクト間での連携団体の現場訪問及びネットワークの形成

自分のアートプロジェクトをつくる

自分のなかから生まれる問いをつかまえ、アートプロジェクトをつくる力を身につける

この10年で、わたしたちを取り巻く社会状況はめまぐるしく変化しました。これまでの考え方では捉えきれないような状況が次々と発生し、新たに炙り出される課題に応答するように、さまざまなアートプロジェクトが生まれました。しかしこのような状況は、どこかで一区切りつくようなものではなく、わたしたちはこれからもまた新しい状況に出会い、そのたびに自分たちの足元を見直し、生き方を更新する必要に迫られるでしょう。激しく変化し続けるこれからの時代に求められるアートプロジェクトとは、一体どのようなものなのでしょうか。

「新たな航路を切り開く」シリーズでは、2011年以降に生まれたアートプロジェクトと、それらをとりまく社会状況を振り返りながら、これからの時代に応答するアートプロジェクトのかたちを考えていきます。ナビゲーターは、人と環境の相互作用に焦点をあてながら、社会状況に応答して発生するアートプロジェクトをつぶさに見続けてきた芹沢高志さん(P3 art and environment 統括ディレクター)です。

ここでは、アートプロジェクトの立ち上げやディレクションに関心のある方を対象に、ゼミナール形式の演習を行います。状況に対してどのような問題意識をもち、どのようにアクションしていけるのかを、アーティストやナビゲーターとのディスカッション、参加者同士でのワークを通して深めながら、自分のアートプロジェクトを構想していきます。自分の中から生まれる問いをつかまえ、アートプロジェクトを構想し、動かしていくための力を身につけます。

ナビゲーターメッセージ(芹沢高志)

アートとはまずもって、個人個人の内面にこそ、決定的に働きかけてくるものだ。自分自身の問題と向き合うための術であるとも言えるだろう。

今、私たちは、歴史的にみても大変な時代を生きている。どこに問題があるのかわからない、いや、そもそも問題があるのかないのか、それさえもわからない時がある。こういう時はひとまず立ち止まり、何が問題なのか、自分の心に問うてみる必要がある。他人が言うからではなく、いかに些細な違和感であれ、自分個人にとっての問題を発見していくことが大切なのではないだろうか。自分にとって本当に大切な問いとはなんなのか? それを形として表現していくための力を、この演習を通して培っていければと思う。

ともに舟を漕ぎ出そうとする方々の参加を心待ちにしている。

「新たな航路を切り開く」に寄せて(芹沢高志)

来るべきディレクター、プロデューサーに向けて

2020年春、非常事態下のローマで、作家パオロ・ジョルダーノは「パンデミックが僕らの文明をレントゲンにかけている」と言っていた。まったくその通りで、新型コロナウイルス感染症パンデミックは、これまで私たちが見ないふりをしてきたさまざまな問題を世界中で炙り出している。
エコノミスト、モハメド・エラリアンは、リーマン・ショック(2009)以降の世界経済は、たとえ景気が回復したとしても、以前のような状態には戻らないとして、「ニューノーマル」の概念を提唱し、これまでの考えではとらえることのできない時代の到来を予告していた。その彼が今、今回のコロナ・ショックをうまく乗り切ったとしても、世界経済のかたちを変えてしまうような新たな世界「ニューノーマル2.0」の時代がやってくるだろうと予測している。つまり、自らが提唱した「ニューノーマル」という新たな世界像さえ、次のステージに入って更新されねばならないような地殻変動が、現在、進行しているというのである。これは経済分野での指摘だが、確かに私たちは、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故、新型コロナウイルス感染症パンデミック、ロシアによるウクライナ軍事侵攻と世界の分断と、激動する時代のなかで、ものの見方から行動様式に至るまで、さまざまな局面で本質的な更新を余儀なくされている。それはアート・プロジェクトについても同様で、私たちは今、アート・プロジェクトのあり方や進め方に関して、新たな時代に対応する変更を求められている。
しかしもちろん、これは現在進行形の設問であり、出来上がった解答があるわけではない。本シリーズは、次代を担うアート・プロジェクトのディレクター、プロデューサーたちに向けて、今生まれるべきアートプロジェクトの姿を学び合い、新たな航路を探し出し、自らの姿勢を確立してもらうために企画されたものである。
ニューノーマル2.0時代のディレクター、プロデューサーが、アートプロジェクトの新たな時代を切り開いていかねばならない。本スクールはそうした来るべきディレクター、プロデューサーたちの、旅立ちのための港になっていきたいと願っている。

2022年4月

メディア/レターの届け方 2023→2024

多種多様なドキュメントブックの「届け方」をデザインする

アートプロジェクトの現場では、さまざまなかたちの報告書やドキュメントブックが発行されています。ただし、それらの発行物は、書店販売などの一般流通に乗らないものも多いため、制作だけでなく「届ける」ところまでを設計することが必要です。

多種多様な形態で、それぞれ異なる目的をもつドキュメントブックを、どのように届ければ手に取ってくれたり、効果的に活用したりしてもらえるのか? 資料の流通に適したデザインとは何か? 東京アートポイント計画では、川村格夫さん(デザイナー)とともに各年度に発行した成果物をまとめ、その届け方をデザインするプロジェクトを行っています。受け取る人のことを想像しながら、パッケージデザインや同封するレターを開発します。

2023年度は12冊の成果物を透明のシートで包み、テープを巻いてまとめました。

詳細

進め方

  • 同封する発行物の仕様を確認する
  • 発送する箱の仕様や梱包方法の検討
  • 発送までの作業行程の設計
  • パッケージと同封するレターのデザイン・制作

手話に触れる文化的な取り組みを考える、動く、現在を残す

アーツカウンシル東京による手話に関する取り組みを事例に、企画づくりや運営の試行錯誤を記録するシリーズ

これまでアーツカウンシル東京では、手話やアクセシビリティ、他者とのコミュニケーションについて考えるさまざまな取り組みを実施してきました。そうした企画やプロジェクトをつくり、進めるなかで、その運営に携わるメンバーだからこその気づきや工夫、課題感があります。

本シリーズでは、アーツカウンシル東京が主催する3つの事業を事例に、それぞれの取り組みの目的や、活動を進める中での変化と広がり、そして現在の視点をまとめた冊子を制作します。掲載するコンテンツは各企画の運営メンバーとの座談会をもとに制作し、その座談会を収録した映像とともに公開予定です。取り上げる事業は、身体をつかったコミュニケーションの多様さを伝える「アートプロジェクトの担い手のための手話講座」、文化事業におけるアクセシビリティの考え方を研修動画としてまとめた「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」、わたしを起点に新たな関わりの回路と表現を生み出すアートプロジェクト「めとてラボ」です。

アートや文化の領域から「手話」そして「わたしたちそれぞれの文化」に向き合う事業の現在を残すとともに、その意義について考えるきっかけとなることを目指します。

詳細

進め方

  • 3つの事例へのヒアリング
  • 各取組の運営メンバーとの座談会実施、動画収録
  • 冊子と動画それぞれの編集方針検討
  • 冊子と動画の編集、デザイン

スケジュール

ろう者の感覚を知る、手話を体験する 2023

身体をつかったコミュニケーションを身につける

異なる背景をもつ人々が集い、語り合い、ともに活動するアートプロジェクトでは、日々さまざまなやりとりが交わされています。プロジェクトの場や時間を豊かにしているのはそうした多様なコミュニケーションであり、目で見る言語である「手話」も、そのひとつです。

この講座は、ろう者の感覚に触れるとともに、手指の動きや表情など、体を動かしながらコミュニケーションを交わす初心者向けのワークショップです。手話・身体表現ワークショップ講師の河合祐三子さんや、手話通訳士の瀬戸口裕子さんとともに、手話やろう文化を体感し、発話に頼らないコミュニケーションの姿勢を身につけることを目指します。

※定員に達したため、受付を終了しました。

詳細

スケジュール

お申し込みの際に、A日程(2023年10月・木曜19:00~)・B日程(2023年11月・日曜14:00~)から希望する講座をお選びください。両日程とも同じ内容を予定しています。

A日程

  • 第1回 10月5日(木)19:00~21:00
  • 第2回 10月12日(木)19:00~21:00
  • 第3回 10月26日(木)19:00~21:00

B日程

  • 第1回 11月5日(日)14:00~16:00
  • 第2回 11月12日(日)14:00~16:00
  • 第3回 11月19日(日)14:00~16:00

内容

  • 第1回 身体を動かして表現しよう
    ・全身をつかった手話の表現を体験します。
    ・手話を学ぶ準備運動のようなワークショップです。
  • 第2回 ろう者の「聞こえ方」を体験してみよう [ゲスト:Sasa/Marie]
    ・ゲストとともにろう者の感覚について学びます。
    ・ろう文化や他者とのコミュニケーションについて考えます。
  • 第3回 ろう者と伝え合おう
    ・ゲストとともにろう文化について考えます。
    ・シチュエーションを想定し、ろう者との対話を実践します。

会場

アーツカウンシル東京(東京都千代田区九段北4丁目 1-28 九段ファーストプレイス5階)

参加費

6,000円

ジムジム会2023

8つのアートプロジェクトが集い、経験を共有する、事務局の互助会

アートプロジェクトは、企画や広報、経理などを担当する事務局の人々によって支えられています。しかし現場は人手が不足しており、時間がないなかでやり方を模索し、それぞれが悩みを抱えながら活動している現状があります。

そこで、2019年度から同じような悩みを抱える「東京アートポイント計画」に参加する団体が集まり、「事務局による事務局のためのジムのような勉強会(通称:ジムジム会)」をひらき、広報やウェブサイト制作などの実務的な課題について共有してきました。

2023年度は、東京アートポイント計画の8つのプロジェクトが集まり課題や展望を確認するとともに、お互いの企画や拠点を視察し合うことによって新たな知見の共有、自らのプロジェクトへの応用を目指します。また、地域で活動をひらくための「拠点」に着目し、そのつくり方や運営方法、役割について主宰メンバーが対談する映像を制作。ジムジム会の教材にするとともに、一般公開も予定しています。

詳細

スケジュール

  • 2023年6月16日 第1回開催
  • 2023年11月 第2回開催
  • 2024年2月 第3回開催

「拠点」のつくり方や運営について語る対談動画をYouTube チャンネルにて公開

内容

  • アートプロジェクトの事務局が集う会の開催
  • アートプロジェクト間でのピアレビューの実施
  • 拠点をテーマとした映像の制作、事務局による視聴、一般公開

関連サイト

東京アートポイント計画共催団体

ジムジム会2020

ジムジム会2021

ジムジム会2022

仲町の家(吉田武司)× 藝とスタジオ(青木彬)
国立本店(加藤健介)× くると(飯島知代)

ろう者の感覚を知る、手話を体験する

身体をつかったコミュニケーションを身につける

異なる背景をもつ人々が集い、語り合い、ともに活動するアートプロジェクトでは、日々さまざまなやりとりが交わされています。プロジェクトの場や時間を豊かにしているのはそうした多様なコミュニケーションであり、目で見る言語である「手話」も、そのひとつです。

この講座は、ろう者の感覚に触れるとともに、手指の動きや表情など、体を動かしながらコミュニケーションを交わす初心者向けのワークショップです。手話・身体表現ワークショップ講師の河合祐三子さんや、手話通訳士の瀬戸口裕子さんとともに、手話やろう文化を体感し、発話に頼らないコミュニケーションの姿勢を身につけることを目指します。

詳細

スケジュール

お申し込みの際に、A日程(2023年10月・木曜19:00~)・B日程(2023年11月・日曜14:00~)から希望する講座をお選びください。両日程とも同じ内容を予定しています。

A日程

  • 第1回 10月5日(木)19:00~21:00
  • 第2回 10月12日(木)19:00~21:00
  • 第3回 10月26日(木)19:00~21:00

B日程

  • 第1回 11月5日(日)14:00~16:00
  • 第2回 11月12日(日)14:00~16:00
  • 第3回 11月19日(日)14:00~16:00

内容

  • 第1回 身体を動かして表現しよう
    ・全身をつかった手話の表現を体験します。
    ・手話を学ぶ準備運動のようなワークショップです。
  • 第2回 ろう者の「聞こえ方」を体験してみよう [ゲスト:Sasa/Marie]
    ・ゲストとともにろう者の感覚について学びます。
    ・ろう文化や他者とのコミュニケーションについて考えます。
  • 第3回 ろう者と伝え合おう
    ・ゲストとともにろう文化について考えます。
    ・シチュエーションを想定し、ろう者との対話を実践します。

会場

アーツカウンシル東京(東京都千代田区九段北4丁目 1-28 九段ファーストプレイス5階)

参加費

6,000円

Artpoint Meeting 2023

社会とアートの関係性を探るトークイベント

「まち」をフィールドに、人々の営みに寄り添い、アートを介して問いを提示するアートプロジェクトを紐解き、最新のテーマを追求するトークイベント。アートプロジェクトに関心を寄せる人々が集い、社会とアートの関係性を探り、新たな「ことば」を紡ぎます。

2023年度は、アートプロジェクトにまつわる評価や成果の見方、災害と表現、拠点づくりにまつわるゲストとともに議論を深めます。

詳細

スケジュール

2023年7月8日開催
Artpoint Meeting #12 “わたしたち”の文化をつくる
成果の見方、支える仕組み

  • ゲスト:小林瑠音、鈴木一郎太
  • 会場:アーツカウンシル東京

2023年10月22日開催
Artpoint Meeting #13 災害の“間”をたがやす

  • ゲスト:牧紀男、瀬尾夏美
  • 会場:東京都現代美術館 講堂

2023年12月17日開催
Artpoint Meeting #14 わたしたちの“拠点” をつくる:ひらきかた と つづけかた

  • ゲスト:三富章恵、飯島知代、下田展久
  • 会場:武蔵野プレイス 4Fフォーラム