川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め 3つの物見台オープン

『東京インプログレス』は ワークショップ・トーク・共同制作などの活動を通じて 世界的なメトロポリス・東京を 再考するプロジェクトです。 2010年度にスタートし、 東京の水辺を定点観測する拠点として、 汐入タワー、佃テラス、豊洲ドームを完成させました。

本書は、3つの建物を紹介するリーフレットです。

TERAKKO通信2012 DOCUMENT

JR中央線の高円寺・吉祥寺・国分寺という「3つの寺」をつなぐ地域で展開しているアートプロジェクト『TERATOTERA(テラトテラ)』。2012年度は、ボランティアスタッフである「TERACCO(テラッコ)」たちが企画の発案から実施までを担うという方針が打ち出されました。

「TERATOTERA祭り2012」では、「NEO公共」というコンセプトのもと、トークや音楽ライブ、まちなかでの作品制作などが展開され、その活動風景をテラッコたちがまとめた記録集です。

もくじ

はじめに

vol.01 TERATOTERA WEST 途中下車の旅11@国分寺 「[中央線文化]のきのう きょう あす」

vol.02 TERATOTERA WEST 途中下車の旅12@武蔵小金井 「納涼の音」

vol.03 TERATOTERA祭り@高円寺 「オープニングスペシャルライブ!!!」

vol.04 TERATOTERA祭り@荻窪 「ボランティアをてつがくする!」

vol.05 TERATOTERA祭り@吉祥寺 「TERATOTERA祭り2012 後期 NEO公共」

vol.06 TERATOTERA WEST 途中下車の旅14@武蔵境 「バスのなかのひみつ~子どもだけに訪れる不思議な出会い~」

テラッコたちの熱量

P.S.テラッコさま

航海を終えて

TERATOTERA祭り DOCUMENT

「TERATOTERA祭り」は、東日本大震災後のアートプロジェクトのあり方を探るべく、「震災復興」「東京をアートで元気に」という二つのスローガンのもと、JR吉祥寺駅周辺地域の映画館や商店街、百貨店の屋上などを舞台に開催された大規模展覧会です。会期中は義援金を広く募ることをはじめとして、アート、映像、音楽、ダンスといった多様な表現を展開することで地域に活力を与えるとともに、被災地へ向けアートに秘められた力やメッセージを強く発信しました。

もくじ

はじめに

TERATOTERA祭り
特別企画 TOKYO-FUKUSHIMA!

ART
オーケストラTOKYO-FUKUSHIMA!
シンポジウムTOKYO-FUKUSHIMA!
福島大風呂敷

DANCE
オープニングパーティ&ダンス」
クロージングダンス」

MOVIE
TOKYO-FUKUSHIMA!LIVE!

MUSIC
店長会議

SYMPOSIUM
TERATOTERA FORUM the second term ~震災−地域−再考~

インフォメーションセンター・街歩きツアー・ワークショップ

TERATOTERA祭りまでの歩み

TERAKKOのコメント

広報・ラジオ企画

アンケート集計・感想・意見
作家・出演者紹介
TERATOTERA&TERAKKO STAFF

おわりに

福島藝術計画×ART SUPPORT TOHOKU-TOKYO 2012

地域の団体と協働してアートプログラムを実施し、文化芸術に触れる機会や地域コミュニティの交流の場をつくり、文化芸術による地域活力の創出とこころのケアという視点から復旧・復興を支援する「福島藝術計画 × Art Support Tohoku-Tokyo」の記録集です。キックオフの様子や、アーティストとともに1泊2日で行われる「週末アートスクール」など、10のプログラムの様子をまとめています。

もくじ

01 キックオフ・フォーラム
02 マッチフラッグ・プロジェクト
03 週末アートスクール
04 柿の木プロジェクト
05 までいの心による地域づくりプロジェクト
06 マイタウンマーケットキャラバン
07 プロジェクトFUKUSHIMA!(福島旗プロジェクト「はた と 想う」)
08 南相馬アートのあそびばプロジェクト

フォーラム「福島をつなぐ・つたえる 二年目の春に考えるアートと福島」

2012年度 年間スケジュール

ひょっこりひょうたん塾 2012年度 活動報告書

文化芸術による大槌町まちづくり人材育成事業「ひょっこりひょうたん塾」は、大槌町民と町外の文化・まちづくりの専門家たちによる、芸術文化・コミュニティデザインという手法を活用した「塾」です。2012年度は、ソフト面からのまちづくりをテーマにした「文化芸術まちづくりゼミ」や、アーティストのきむらとしろうじんじんを招いた野点などを行いました。

もくじ

はじめに
ふりかえり
謝辞

文化芸術まちづくりゼミ
第一回 「みんなで交わる図書館でまちが変わる!―小布施から学ぶ大槌の未来図―」
第二回 「人が交わるイベントからまちづくりへ―「おおつちありがとうロックフェス」や各地事例から」
第三回 「世界に発信できる大槌ブランドを考える」
第四回 「いまを残そう その方法と仕組み」
第五回 「アートで 人が 街が 動き出すということ」

フィールドワーク演習 きむらとしろうじんじんの野点
「野点」散歩会・企画会議
「野点」@赤浜・常楽院周辺 ひょうたん島を、語りたい。~海を眺めながら~
「野点」@桜木町・児童公園 桜木町で、逢いましょう。~公園カフェ~
「野点」@町方・大槌駅前広場 駅から湧水、徒歩5分。~カフェや音楽やパフォーマンス~

見る、聞く、話す、感じる、そして考える

Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)の一環として、宮城県の仙南芸術文化センター(えずこホール)と実施した「藤浩志とカンがえるワークショップ」の記録集です。参加者が美術家の藤浩志とともに被災地に赴き、そこで暮らす方や活動する方に話を聞きました。

もくじ

まえがき  僕らはいかに見えてなかったか。 藤 浩志

2011.06.28 山元町立山下中学校 渡邉修次校長
2011.06.29 南三陸町歌津地区 高橋七男さん宅
2011.06.29 女川町復興連絡協議会 副会長 鈴木敬幸さんほか
2011.09.02 リアス・アーク美術館 学芸員・山内宏泰さん
2011.09.03 七ヶ浜国際村 事業係長 鈴木裕治さん
2011.09.03 塩竈市 ビルドスペース 高田 彩さん
2011.11.12 遠刈田温泉 旅館源兵衛 佐藤久美子さん
2011.11.12 劇作家 篠原久美子さん
2011.11.13 青根温泉 旅館「とだ家」 納屋幸さん

あとがき  考える状況をつくる。 藤 浩志
ワークショップ参加者からのコメント

BOKU-to-TekuTeku まちみてマップ

「墨東まち見世」は、隅田川・荒川・北十間川によって囲まれた墨田区の北半分を占める地域「墨東(ぼくとう)エリア」のまちなかを舞台として開催されたアートプロジェクトです。下町情緒が残る墨東エリアの路地などの文化資源を活用しながら、まちの魅力を引き出すアートプロジェクトや、まちづくりの視点をふまえたプログラムなどを展開しました。その墨東エリアに点在するギャラリーやアトリエを紹介するマップです。

三宅島大学 平成24年度大学案内

『三宅島大学』は、三宅島全体を「大学」に見立て、さまざまな学びの場を提供する仕組みをつくるプロジェクトです。『三宅島大学』の概要や年間のスケジュールを紹介した大学案内をつくりました。

鵜鳥神楽と水門

岩手県で行ったArt Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)における「普代村鵜島神楽継承プロジェクト」の一環で制作された冊子です。村の貴重な文化財「鵜島神楽」の次世代の担い手に向けたプログラムづくりのツールとして、写真とともに村の文化資源を紹介しています。

もくじ

普代

1 漁業
神社
神楽

2 子供
棲む
自然
水門

3  鵜島神楽

なんのためのアート

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、沿岸部を中心に甚大な被害をもたらし、その後、被災地では芸術文化にかかわるさまざまな活動が展開されました。その活動の一部を共有するとともに、震災という非日常を契機に生じたこれらの動きが、日常へ向かう今後の復興過程でどのような継続性を持ちうるのか? そもそも芸術文化には、どんな必要性や意義があるのだろう? 試みの報告を聞きながら、集まった者同士で考え合う、4時間半の場をひらきました。

*当日の様子は、3月11にちをわすれないためにセンターのウェブサイトで映像をご覧いただけます。

目次

復興への長い旅路、私たちはどこへ向けて航海を始めるのか
芸術銀河2012×Art Support Tohoku-Tokyo なんのためのアート
タイムテーブル
会場レイアウト
ワークシート
現場レポート
アンケート結果
事務局後記