東京アートポイント計画 PR MOVIE を公開しました

Tokyo Art Research Lab ウェブサイトを運営する「東京アートポイント計画」のPRムービーを公開しました。東京アートポイント計画は2009年にスタートし、東京都・アーツカウンシル東京・NPOが協働しながら、社会に新たな価値観や、人々が自ら創造的な活動を生み出すための「アートポイント(拠点/場)」をつくっています。

これまでに実施したプロジェクトの詰まった50秒の映像となっています。ぜひご覧ください。

制作クレジット

https://tarl.jp/archive/artpoint_2023pr/

映像内のプロジェクト

  • 500年のcommonを考えるプロジェクト「YATO」, YATOの縁日(撮影:白井裕介), 町田市
  • 川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め, 汐入タワープログラム(撮影:田口まき), 荒川区
  • リライトプロジェクト(撮影:丸尾隆一), 港区
  • カロクリサイクル, 展覧会「とある窓」(撮影:森田具海), 江東区
  • Artist Collective Fuchu [ACF], ラッコルタ-創造素材ラボ-「いしのこえとみかげ」(撮影:深澤明子), 府中市
  • TERATOTERA, 「TERATOTERA 祭り」淺井裕介・遠藤一郎(撮影:Hako Hosokawa), 三鷹市
  • Tokyo Art Research Lab, アートプロジェクトの担い手のための手話講座(撮影:齋藤彰英), 千代田区
  • HAPPY TURN/神津島, 活動拠点「くると」, 神津島村
  • アートアクセスあだち 音まち千住の縁, 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」(撮影:冨田了平), 足立区
  • アートアクセスあだち 音まち千住の縁, 大友良英「千住フライングオーケストラ」(撮影:高島圭史), 足立区

東京アートポイント計画「ACKT」ディレクター・丸山晶崇 インタビュー公開

木々のしげる歩道に立っている丸山晶崇(まるやま・まさたか)さん

まちで活動するプレイヤーを訪ね、これからのアートプロジェクトのヒントを探る東京アートポイント計画の「プロジェクト・インタビュー」シリーズ。この度、国立市でアートプロジェクト「ACKT(アクト/アートセンタークニタチ)」を展開する、一般社団法人ACKTの丸山晶崇さんへのインタビュー記事を公開しました。

デザイナーとして、自分の感じる「よい」を起点に、責任感のある仕事をしたいと語る丸山さん。ACKTの活動も、その考えの上にあるものです。一人のデザイナーがまちに出て、行政とかかわることで見えてきたものとは何なのか? 東京アートポイント計画ディレクターの森司がインタビューの聞き手となり対談しました。ぜひ、ご覧ください。

「新たな航路を切り開く」2023年のラインアップを公開。演習参加者を募集中(申込締切 7月24日13:00)

これからのアートプロジェクトを見出すために

撮影 : 港千尋

2011年以降に生まれたアートプロジェクトと、それらを取り巻く社会状況を振り返りながら、これからの時代に応答するアートプロジェクトのかたちを考えるシリーズ「新たな航路を切り開く」。2023年度も複数の実践者をゲストに迎えたトークやゼミ、年表づくりなどを通じて、この10年間を振り返り、来るべき時代に向けた新しい航路を見出すことを目指します。

ナビゲーターは、人と環境の相互作用に焦点をあてながら、社会状況に応答するアートプロジェクトをつぶさに見続けてきた芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)。本年度のラインアップを紹介します。

「自分のアートプロジェクトをつくる」参加者募集中

撮影:港千尋

アートプロジェクトの立ち上げやディレクションに関心のある方を対象にしたゼミ形式の演習「自分のアートプロジェクトをつくる」。2023年7月24日(月)午後1時まで参加者を募集しています。

この10年で、わたしたちを取り巻く社会状況はめまぐるしく変化しました。これまでの考え方では捉えきれないような状況が次々と発生し、新たに炙り出される課題に応答するように、さまざまなアートプロジェクトが生まれました。しかしこのような状況は、どこかで一区切りつくようなものではなく、わたしたちはこれからもまた新しい状況に出会い、そのたびに自分たちの足元を見直し、生き方を更新する必要に迫られるでしょう。激しく変化し続けるこれからの時代に求められるアートプロジェクトとは、一体どのようなものなのでしょうか。

本演習では、状況に対してどのような問題意識をもち、どのようにアクションしていけるのかを、ゲストやナビゲーターとのディスカッション、参加者同士のワークを通して深めます。

今回、自身の経験や視点を共有していただくゲストとして嘉原妙(アートマネージャー/アートディレクター)、尾中俊介(グラフィックデザイナー/詩人)、小田香(映画作家)を迎えます。自分のなかから生まれる問いをつかまえ、アートプロジェクトを構想し、動かしていくための力を身につけます。

詳細・お申し込みはこちらから。

映像シリーズ「3つの航路」を10月に配信予定

撮影 : 港千尋

長きにわたり様々なアートプロジェクトを牽引し、独自の航路を切り開いてきたゲストを迎え、その活動について伺う映像シリーズ「3つの航路」の配信が決定! ゲストに迎えるのは北川フラム(アートフロントギャラリー主宰)、小池一子(クリエイティブ・ディレクター)、南條史生(キュレーター/美術評論家)の3名です。

活動を始めたときの時代背景やモチベーション、活動の中で見えてきた変化や現在地など、それぞれの航路を紐解きながら、これからの社会とアートプロジェクトの形を考えます。どうぞお楽しみに。

詳細はこちらから。

動画シリーズ「ケーススタディ・ファイル」に新たなラインアップを追加

撮影:港千尋

2011年以降に生まれた多様なアートプロジェクトを取り上げ、どのようにプロジェクトが発生し、続いてきたのか、これからどこへ向かおうとしているのかを実践者が語る動画シリーズ「ケーススタディ・ファイル」。ひとつひとつのアートプロジェクトを詳細に見ていくことで、社会状況とアートプロジェクトとの連関を捉えます。

2023年度は、新たなゲストとして上田假奈代(詩人/詩業家)、A3BC(木版画アート・コレクティヴ)、小森はるか+瀬尾夏美(アートユニット)、平野真弓(Load na Dito Projects共同設立者/キュレーター)、山岸清之進(プロジェクトFUKUSHIMA!代表/ディレクター)の5組を迎え、それぞれの実践について伺います。

詳細はこちらから。

2011年以降のアートプロジェクトを振り返る「年表を作る」

撮影:港千尋

2011年以降に生まれたアートプロジェクトを俯瞰し、年表を制作するプロジェクトも進行中です。「アートプロジェクトと社会を紐解く5つの視点」や、「ケーススタディ・ファイル」、演習ゲストとの対話の中で得た実践者たちの視点も組み込みながら、社会にひらかれ、成長を遂げるものとして更新していきます。年表をつくるなかで、プロジェクト間のつながりや、社会との関係、コミュニティとのかかわりなど、新たな分類が見えてくるはずです。年表制作の状況は、随時レポートで報告します。

詳細はこちらから。

さまざまな視点を通じて、これからのアートプロジェクトのかたちを考える本シリーズ。ぜひ、ご注目ください。