ひょっこりひょうたん塾 平成25年度活動報告書

「ひょっこりひょうたん塾」は、大槌町の重要なシンボル「ひょっこりひょうたん島」を資源に、大槌の文化的価値を最大化し、復興における地域活性化や産業振興とその担い手の育成を目的とした事業です。

本書では、その活動を伝えた『ひょうたん塾通信』の第1~4号を収録しています。

東京アートポイント計画が、アートプロジェクトを運営する「事務局」と話すときのことば。の本

東京アートポイント計画のプログラムオフィサーが、さまざまな現場に寄り添うなかで、出合ったキーワードについて執筆した用語集です。運営マニュアルではなく、さまざまな場所でアートプロジェクトに取り組む人々が、一呼吸ついて立ち止まり、状況や課題意識を共有し、対話するための「ツール」として制作しました。

*2017年には増補版を発行し、全55個の「ことば」を収録しました。

目次

東京アートポイント計画の、必須ワード 森 司

A プロジェクトのいしづえ
B プロジェクトをひろげる
C プロジェクトをつづける!

プログラムオフィサー
東京アートポイント計画 2009 -2013

[座談会]
東京アートポイント計画のはじまりとこれから―太下義之、熊倉純子、芹沢高志、森司

[資料]
東京アートポイント計画 とは
東京アートポイント計画 2009 – 2013 事業一覧

アートアクセスあだち 音まち千住の縁 2011-2013 ドキュメント

「音」をテーマにしたアートプロジェクト『アートアクセスあだち 音まち千住の縁』の2011年度から2013年度までの活動ドキュメントです。これまで取り組んできた10を超えるプログラムで何を試みたのか、アーティストと協働した運営スタッフの視点で振り返り、寄稿なども収録しています。

もくじ

[Message]まちを動かす力を秘める「音まち」|舟橋左斗子
まちが音楽になる日|白坂ゆり
「街」で「音」が広まっていく/「音」が「街」を形成していく、その可能性|畠中 実
[Director’s Message]縁もゆかりも|清宮陵一

大友良英+チーム・アンサンブルズ|千住フライングオーケストラ
大巻伸嗣|Memorial Rebirth 千住
野村誠|千住だじゃれ音楽祭
足立智美|ぬぉ/ ジョン・ケージ「ミュージサーカス」
スプツニ子!|ADACHI HIPHOP PROJECT
ASA-CHANG|音まち子どもパラダイスオーケストラ
大巻伸嗣|イドラ
やくしまるえつこ|放送・時報/奉納朗読会
八木良太|(Another) Furniture Music ―(別の)家具の音楽
岩井成昭|イミグレーション・ミュージアム・東京 ―不思議な出会い―
未来楽器図書館
千住ミュージックホール
音まちトーク

[Program Officer’s Message]本書へ寄せて|長尾聡子
[Producer’s Message]ADACHIへの想いを託して|熊倉純子

アーティスト・プロフィール
すごろく「音まち千住農園」
「ヤッチャイ隊」に聞く/主催事業の開催概要&プロジェクト運営メンバー

ぐるぐるミックス コンセプトブック

美術や音楽の専門家やまちの大人たちが、こどもといっしょに「あそび」を生みだす創作教室「ぐるぐるミックス」のコンセプトをまとめた冊子です。プログラムの例や実施のサイクル、保護者とのコミュニケーションツールなどを収録しています。

もくじ

ぐるぐるミックスの一日
「ミックス」なあそび場~四つの関わり~
ぐるぐるミックスが大切にしていること
プログラム
プログラム実施のサイクル
保護者の方とのコミュニケーションツール
「あそび」を生み出す場所

ぐるぐるヤ→ミ→プロジェクト 2010-2013

谷中地域からインスピレーションを受けることで身体に湧き起こるエネルギーを「ぐるぐる」、それに影響を受け、一緒になって企画を練りあげる人たちを「ヤ→ミ→」と名付け、その「ぐるぐる」と「ヤ→ミ→」が絡み合うような企画を繰り広げた『ぐるぐるヤ→ミ→プロジェクト』。プロジェクトにまつわる用語解説や、企画の手法(レシピ)、関係が深かった方々のインタビューなどを収録しています。

もくじ

はじめに
Ⅰ 「ぐるヤミ」とは?
Ⅱ 企画とレシピ
Ⅲ 記録

戯曲|東京の条件(岸井大輔 東京の条件)

「人間は演じている。職場で学校で道で家庭で、あらゆる場所であらゆる瞬間に」を前提に作品づくりを行う劇作家・岸井大輔によるプロジェクトの記録です。3年間の活動を「上演」と呼び、そのなかで生まれた手法や知見を「戯曲」にまとめました。

もくじ

はじめに

戯曲|東京の条件
1幕 製作者の憂鬱 || 作品の計画
2幕 当事者の限界 || 活動による組織
3幕 消費社会の境界 || 集団の調査
4幕 企画者の美学 || いきと仮設技術
5幕 生産者の条件 || 東京の公共

『戯曲|東京の条件』を読む
所感|岡田利規
演出プラン|篠田千明
『東京の条件』に寄せて|成 河
リサイクル・音楽~はい。私が「DJ話芸」の家元です。~|アサダワタル
演劇による『私』の解除|大山 顕
ひと・まち育みのコミュニティデザインの方法:「まるテーブル」モデルの提起|延藤安宏

あとがき

解説 戯曲と公共をめぐって|坂倉杏介

TERATOTERA祭り@西荻窪 TEMPO de ART 2013 Document

「TERATOTERA祭り2013@西荻窪 TEMPO de ART 2013」は、JR中央線西荻窪駅周辺の13の「店舗」を舞台にした若手アーティストによる展覧会です。JR中央線の高円寺から国分寺区間をメインに展開する地域密着型アートプロジェクト『TERATOTERA』の一環として開催。企画・運営は、「TERAKKO(テラッコ)」と呼ばれるボランティアスタッフが担いました。

もくじ

はじめに

実施概要
実施店舗MAP

参加アーティスト×店舗
秋山由希×常盤屋牛肉店
秋山由希×旅の本屋のまど
池田拓馬×galerie non
岩崎が×VIVACE カイロプラクティック
楳田愛×N302
関川航平×FALL
津田翔平×nombre
山崎悠人×STORE
苦肉×ハンサム食堂
苦肉×David&Jonathan
福井拓洋×Fuji Cleaning
福井拓洋×Chill Mie Cafe
渡辺俊介×OLUOLU MAHANA

関連イベント
プレゼンテーション会
公開講評会、ガイドツアー

インタビュー FALL 三品輝起×関川航平

考察 続けるということーTEMPO de ARTの2年目

おわりに

TERATOTERA 2013 “commit” Document/TERATOTERA 2013 の作り方

JR中央線の高円寺・吉祥寺・国分寺という「3つの寺」をつなぐ地域で展開しているアートプロジェクト『TERATOTERA(テラトテラ)』。2013年度は「委ねる」「つながりをもつ」といった意味の「commit(コミット)」をメインコンセプトに掲げてさまざまなイベントを企画していきました。

本書は、TERATOTERAが2013年度に企画制作したイベント・展示の様子を記録したもので、表と裏の2方向から読むことのできる構成になっています。表からはイベントのドキュメントが、裏からは、スタッフ・裏方からの視点とその素顔を取り上げた「TERATOTERA 2013の作り方」がはじまります。

もくじ

TERATOTERA 2013 MAP

はじめに 小川希
TERATOTERA 2013 What’s “commit”? 小川希

途中下車の旅@三鷹 私を委ねる場所 滝本亜魅子
途中下車の旅@吉祥寺 TERATOTERA SOUND FES. 公園のリズム 公園のメロディー 遠山尚江

TERATOTERA祭り2013 “commit” TERATOTERA祭り@高円寺 商店街サミット 脇屋佐起子TERATOTERA祭り@西荻窪 TEMPO de ART 2013
TERATOTERA祭り@阿佐ヶ谷 街にひそむ 前川順子
TERATOTERA祭り@荻窪 先こぼれ芝天狗 in ルミネ荻窪店 森 聡史
TERATOTERA祭り@吉祥寺 映像インスタレーション 千葉佐奈子

Civic Pride わたしたちのマチ わたしたちのアート 高村瑞世

TERATOTERA 2013 の作り方

What’s TERAKKO? What’s TERAの穴? 小澤恭子

TERATOTERAの作り方、お教えします!

途中下車の旅@三鷹 私を委ねる場所 滝本亜魅子
途中下車の旅@吉祥寺 TERATOTERA SOUND FES. 公園のリズム 公園のメロディー 遠山尚江

TERATOTERA祭り@高円寺 商店街サミット 脇屋佐起子
TERATOTERA祭り@西荻窪 TENPO de ART 2013 吉田絵美

企画者座談会 イベント企画は手作りの魅力 滝本亜魅子/遠山尚江/脇屋佐起子/高村瑞世/宮久実耶
TERAの穴座談会 いろんな思いを、いろんなカタチに。 高村瑞世/吉田絵美/千葉佐奈子/森 聡史

スタッフ・レポート 広報 森 聡史

TERAKKOたちのAfterwords TERATOTERAでつかんだ私の大事なもの!

BOKU-to-TekuTeku まちみてマップ 第3版(English Version)

2009〜2012年度に行っていた「墨東まち見世」を通して墨東(ぼくとう)エリアに育まれた、アート拠点やネットワーク資源の持続と定着を目指す「墨東まち見世アートプラットフォーム」で制作したアートマップの英語版。向島エリアに増えつつあるアート拠点とともに、このエリアで活動する多様なプロジェクトや団体も紹介しています。

BOKU-to-TekuTeku まちみてマップ 第3版

2009〜2012年度に行っていた「墨東まち見世」を通して墨東(ぼくとう)エリアに育まれた、アート拠点やネットワーク資源の持続と定着を目指す「墨東まち見世アートプラットフォーム」で制作したアートマップ。向島エリアに増えつつあるアート拠点とともに、このエリアで活動する多様なプロジェクトや団体も紹介しています。