メディア/レターの届け方 2019→2020

多種多様なドキュメントブックの「届け方」をデザインする

アートプロジェクトの現場では、さまざまなかたちの報告書やドキュメントブックが発行されています。ただし、それらの発行物は、書店販売などの一般流通に乗らないものも多いため、制作だけでなく「届ける」ところまでを設計することが必要です。

多種多様な形態で、それぞれ異なる目的をもつドキュメントブックを、どのように届ければ手に取ってくれたり、効果的に活用したりしてもらえるのか? 資料の流通に適したデザインとは何か? 東京アートポイント計画では、川村格夫さん(デザイナー)とともに各年度に発行した成果物をまとめ、その届け方をデザインするプロジェクトを行っています。受け取る人のことを想像しながら、パッケージデザインや同封するレターを開発します。

2019年度は成果物をひと袋にまとめパッキングしました。

詳細

進め方

  • 同封する発行物の仕様を確認する
  • 発送する箱の仕様や梱包方法の検討
  • 発送までの作業行程の設計
  • パッケージと同封するレターのデザイン・制作

500年のcommonを考えるプロジェクト「YATO」

次世代を担うこどもと500年後を考える

「谷戸(やと)」と呼ばれる、丘陵地が侵食されて形成された谷状の地形をもつ町田市忠生地域。「すべて、こども中心」を理念とする『しぜんの国保育園』や寺院を取り巻く里山一帯を舞台に、地域について学びながら、500年後に続く人と場のあり方(=common )を考えるアートプロジェクト。アーティストや音楽家、自然環境や歴史などの専門家や地域の団体と連携し、次世代を担うこどもと大人が一緒に取り組む企画を行っている。

実績

「500年続く文化催事=お祭り」をつくる準備としてはじまった、2017年度採択事業。運営メンバーによる「定例会」の設定にはじまり、お寺にまつわる行事に合わせてイベントを行うなど運営リズムをつくった。

地域の小学生が年長者やアーティストと出会う「やとっ子同盟」では、春から夏にかけてワークショップを重ね、秋の「YATOの縁日」で発表会を開催。地域の年長者と「YATOの年の瀬」「初午(はつうま)」を協働するなど定期的な活動のなかで、地域との関係を育んだ。なかでも、影絵師・音楽家の川村亘平斎による影絵ワークショップは定番企画となり、地域のこどもたち(やとっ子)に好評を博した。地域の植生や神話を学び、それを影絵芝居にし、お寺の境内などでお披露目した。

地域のこどもたちに向けてかつての忠生地域の姿を伝える『YATOかわら版』の定期的に発行し、近隣の小学校などでも配布した。その土地で暮らす個人の視点を通して、地域の物語や風土に触れることができるアーカイブプロジェクトを実施。聞き書きをもとに、『YATOの郷土詩』としてまとめた。また、寺院の有休施設だった「こもれび堂」をこどもたちが集まれる拠点として改修し、椅子や棚にもなる箱形の家具づくりも行った。

東京アートポイント計画の共催終了後は、拠点がある保育園や寺院などを囲む里山一帯に手を入れて、定期的にメンテナンスする「ていれのかい」を月1回開催。自然のなかの活動に興味のある若い世代とともに人が歩ける道をつくり、木材を使い、宿坊を開くなど、谷戸ならではの生態系を育む。毎年、秋祭りとして「YATOの縁日」を行うなど、地域拠点としての里山へのさまざまな入り口を用意し、500年先への取り組みを続けている。

関連記事

すべてが動き出すまでの、仕込みの5年間――齋藤紘良「500年のcommonを考えるプロジェクト『YATO』」インタビュー〈前篇〉

すべてが動き出すまでの、仕込みの5年間――齋藤紘良「500年のcommonを考えるプロジェクト『YATO』」インタビュー〈後篇〉

つながりはじめる“この場所”と“あの場所”

福島県いわき市にある県営復興団地・下神白(しもかじろ)団地を中心に行われているプロジェクト「ラジオ下神白 あのときあのまちの音楽からいまここへ」(以下、「ラジオ下神白」)。

このプロジェクトと連動し、Tokyo Art Research Lab「研究・開発」プログラムの一環として結成された「伴奏型支援バンド」は、これまで「ラジオ下神白」が団地住民の方々と交流するなかで集めてきた「メモリーソング」のバック演奏を行うバンドです。12月に下神白団地およびその近隣で行われる予定のクリスマス会にて、団地の皆さんのコーラスに伴奏するため、都内といわき市で活動中です。

伴奏型支援バンド、活動中!

前回の初回練習から、都内では何度かバンド練習が重ねられてきました。レパートリーは初回にも練習した「喝采」「青い山脈」「ああ人生に涙あり」に加え、「君といつまでも」「宗右衛門町ブルース」の5曲に。これまでの「ラジオ下神白」が活動のなかで出会った方々のお気に入りの曲や十八番、「ラジオ下神白」と団地住民の方々にとって思い出深い曲などです。

練習のポイントは、これまで「ラジオ下神白」で積み重ねられてきた住民の皆さんとの関係性を意識すること。その関係性があるからこそ可能となる、その曲を聴いた方や歌った方がどんな風景を思い描くだろうか、演奏によってどんな景色を住民の皆さんの心に思い浮かび上がらせることができるだろうか、ということを大事にしながら行っています。

団地住民のリクエストに応え、電子ピアノを演奏する上原さん。

一方、下神白団地でも12月に向けた動きが起き始めています。12月のクリスマス会では、団地の皆さんにコーラスで参加いただく予定ですが、そのコーラス練習をサポートするメンバー、ピアノ担当の上原久栄さんも現地を訪ね始めました。初回の訪問では、団地の一角にお邪魔し、住民の皆さんのリクエストに応えながら電子ピアノで伴奏。12月に向けた交流を始めています。

バンド練習の動画をながめる、団地住民のみなさん。
団地住民からお話を聞くバンドメンバーの池崎浩士さん(左奥)、鶴田真菜さん(左前)。

メンバーも現地入り

また、バンドメンバーもそれぞれ現地を訪問。「ラジオ下神白」では、月に1~2回ほど、プロジェクトメンバーが団地住民の皆さんのもとを訪ね、ご自身のお話を伺ったり、曲のリクエストを集めたり、リクエスト曲を聴く機会をつくったりしています。今回、バンドメンバーもその活動に同行し、団地住民の皆さんとの交流をたっぷり行いました。現地入りを経験したことで、バンド練習のなかでも具体的な名前や場所が出てくるようになりました。「○○さんは歌ってくれそう」「これは○○号棟の○○さんのメモリーソングで……」など、“ここ”にいても、“あの場所”が思い浮かんでいるようです。

バンド活動は、概ね順調。ただ、「演奏者」ではなく「伴奏者」であるバンドという試みとしては、演奏を成功させることが目標ではありません。東京のバンドチームといわき市の団地の皆さん(被災前は様々な地域で暮らしてきた方々)という、異なる場所から集ってきた人々が、ひとつの体験を共有する場を立ち上がらせるためには、もうひと工夫が必要です。ディレクターのアサダワタルさんの言葉を借りると、「みんなが参加者」になるためにはどうしたらよいか。

歌詞をどう掲示するか、合図はどう出すか、口ずさんでもらいやすい環境、演出……。練習後のバンドメンバーによるミーティングでは、そんな話題もあがりました。

演奏を一方的に「してあげる」のではなく、「伴奏型支援バンド」という試みだからこそ可能性がある「みんなが参加者」になった風景を立ち上がらせることを目指して、練習と検討を続けていきます。
次回はいよいよ、本番の様子をお届けします。

執筆:岡野恵未子(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー/Tokyo Art Research Lab「研究・開発」プログラム担当)

10年を伝えるための101日 「東京アートポイント計画 ことばと本の展覧会」ドキュメントレポート

都内47団体と38件のプロジェクトを実施してきた『東京アートポイント計画』の10周年企画、「東京アートポイント計画 ことばと本の展覧会」。2019年3月2日〜18日の17日間、ROOM302(3331 Arts Chiyoda)で開催しました。本書は、企画の立ち上がりから展覧会に至るまでの試行錯誤を、企画の統括をしたプログラムオフィサーの視点でまとめています。

*本書については、こちらのニュース記事でも詳しくご紹介しています。

もくじ

10年を伝えるための101日

DAY1   2018.12.11 いきなり決まった展覧会企画
DAY4   2018.12.14 最初の仲間は建築家
DAY15  2018.12.25 200冊の本だけで伝わる?
DAY39  2019.1.18 次の仲間はデザイナー
DAY43  2019.1.22 要素はことばと本と写真
DAY44  2019.1.23 最後の仲間はコミュニケーションプランナー
DAY51  2019.1.30 写真の立ち位置
DAY53  2019.2.1 10年本の進行がやばい
DAY57  2019.2.5 ディレクターからの中間試験
DAY59  2019.2.7 10年のことばを絞る
DAY64  2019.2.12 アートを表す25節
DAY67  2019.2.15 実寸大のスタディ
DAY70  2019.2.18 HDDの大海原を捜索!
DAY74  2019.2.22 施工のはじまり
DAY81  2019.3.1 居やすい空間か?
DAY81  2019.3.1 仕上げに本を置く
DAY82  2019.3.2 オープン15分前の完成
DAY84  2019.3.4 10年のことばを背負う
DAY90  2019.3.10 200冊がつないでくれる
DAY98  2019.3.18 再会の機会
DAY101 2019.3.21 プロジェクトは、終わる

文化を織りなしていく営み

家族が聞く 東京の戦争のはなし

家族から戦争体験を聞き、「継承」についての展示と対話の場をつくる

もっとも身近な「家族」という存在。自分が生まれる前の時代や出来事について、語られたことや聞けたことがある一方で、近しい間柄だからこそ話せなかったことや、知りたくても聞けなかったことがあるかもしれません。

今回は、2018年に開催した「部屋しかないところからラボを建てる」の実践編として、家庭内で行われてきた戦争体験の継承について考える展示と対話の場をつくります。東日本大震災以降、仙台を拠点に土地と協働しながら記録をつくる一般社団法人NOOKの瀬尾夏美(アーティスト)、小森はるか(映像作家)、磯崎未菜(アーティスト)が、「部屋しかないところからラボを建てる」の参加メンバーからなる「かたつむり」とともに、第二次世界大戦を経験した祖母の話を息子と孫が聞くための場をつくり、その様子を映像化します。

先の戦争が終わってから74年が経ち、戦争を体験した人々が少なくなっていくことは、体験者の声を介して、世代を超えた語り継ぎの機会がなくなっていくことでもあります。東京大空襲を経験した東京において、戦争体験者の子や孫と企画者が「いまあらためて何を聞きたいか」を話し合い、体験者本人へのインタビューを行うことで、新たな語りの生成の実践と、「家族内継承」という営み自体の検証を行い、これからの時代の「継承」について思考を深めます。

*このプロジェクトは、「厄災に向き合う術(すべ)としてのアート」の一部として実施しました。

詳細

進め方

  • 展覧会づくりに向けた議論
  • 家族間でのインタビューの場づくり
  • 展覧会と関連イベントの企画・制作

 

展覧会

日時:2019年9月19日(木)〜23日(月・祝)13:00~18:00
会場:ROOM302(東京都千代田区外神田 6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])

 

関連イベント

9月21日(土)14:00〜15:00 ギャラリーツアー
本展企画メンバーが解説を行うツアー。
ナビゲーター:柳河加奈子(かたつむり)、磯崎未菜(NOOK)
定員:15名

15:00〜18:00 公開会議「これからの継承を考える」
本展のテーマとなった出来事の「継承」について、かたつむりとNOOKのメンバーが集い、企画の実践を通して考えたことから、今後の活動について会議する。
定員:15名

9月22日(日)15:00〜17:00 てつがくカフェ

「家族に聞けること、聞けないことってなんだろう?」をテーマに、対話を通してそれぞれの考えを深める。
ファシリテーター:八木まどか(かたつむり)
定員:15名

 

関連サイト

東京プロジェクトスタディウェブサイト

おとのふね

府中エリアを中心としたコミュニティFM放送局ラジオフチューズ87.4MHzで、「Artist Collective Fuchu [ACF]」が届けるラジオ番組です。番組名「おとのふね」は、府中市の地図を船に見立て、チームメンバーにより命名しました。

ゲストには、府中や近隣にお住まいのアーティストや、今後府中に関わってほしいさまざまな活動をしている方をお呼びし、創作のことや府中のこと、アートにまつわる内容を中心に話を伺います。番組後半はサブパーソナリティが地域の展覧会やメンバーの活動を紹介するコーナーをお届けしています。

詳細

放送日時

毎月第1週の火曜日、22:00~22:30
*日時は変更する場合がございます。変更・中止等の最新情報はACF公式Facebookにてご案内いたします

聴取方法

  • ラジオをお持ちの方で府中市か隣接した地域にお住まいの方は FM 87.4MHz で聴取。
  • コミュニティ FM ポータル web「Listen Radio」からインターネットで聴取。
    ※スマートフォン用アプリ「Listen Radio」もあります

過去放送のアーカイブ

ラジオフチューズのPodcastで聴くことができます。

*Apple、Google、SpotifyのPodcastをご利用の方は「おとのふね」または「Artist Collective Fuchu」で検索できます

関連リンク

各回についてACFウェブサイトではレポート記事を更新しています。

Artpoint Meeting Paper Media 第1号

「人に出会う」フリーペーパー『AM/PM(エーエム・ピーエム)ーArtpoint Meeting Paper Mediaー』は、東京アートポイント計画が開催しているトークシリーズ「Artpoint Meeting」の内容をお届けする不定期刊行紙です。アートプロジェクトにまつわるさまざまな視座をもつ人と人が出会うことを目指しています。

第1号は「Artpoint Meeting #08 ー10年の“こだわり”を浴びるー」から、蛇谷りえさん(うかぶLLC共同代表)の話を紹介します。

ジャンルは「伴奏」?! 伴奏型支援バンド物語

ジャンルは「伴奏」?!

復興団地で暮らす方々の合唱に「寄り添い、伴奏する」ために演奏活動を行う。そんな一風変わったバンドが立ち上がりました。

福島県いわき市にある県営復興団地・下神白(しもかじろ)団地で行われているプロジェクト「ラジオ下神白 あのときあのまちの音楽からいまここへ」。団地の住民さんが住んでいたかつてのまちの記憶を、馴染み深い音楽とともに収録するラジオ番組を制作しています。

このプロジェクトと連動して、Tokyo Art Research Lab「研究・開発」プログラムでは、これまで団地住民の方々と交流するなかで集めてきた「メモリーソング」のバック演奏を行う「伴奏型支援バンド」を結成。これから、都内のスタジオで練習を重ね、時には団地住民のもとへ通いながら、活動していきます。12月に団地で行われるクリスマス会に向け、都内では伴奏の練習が、団地では合唱の練習が、並行して進みます。

アセンブル1|厄災に向き合う術(すべ)としてのアート」というプログラムの一環として行われる今回の試みでは、バンド活動を通して、離れた場所での経験・出来事における共有の可能性を探ります。ある特定の場所やコミュニティ、ひとについて思いをはせ、想像し、時には実際に出会うことが蓄積されていくと、バンド活動-選曲や、練習、演出など-にどのような変化や展開が生まれるのか。もしくは逆に、バンド活動を前提とすることで、離れた場所への想像力や関係性はどのようにふくらむのか。約半年間かけ、新たな論点を見出すことや手法づくりを目指し、この実験的な試みを展開していきます。

7月、メンバー募集のオーディションが行われ、「現地に関わりたい」「音楽とコミュニティとを考えたい」など、それぞれに思いをもったメンバーが集まりました。

オーディションの様子。

初回スタジオ入り!

8月9日、都内某所。第1回目のスタジオ練習が行われました。

この日集まったメンバーは、「ラジオ下神白」のプロジェクトディレクターであり、今回のバンドではドラム担当でもあるアサダワタルさんと、キーボード担当の小杉真実さん、ギター担当の池崎浩士さん。事前に伝えられていた「喝采」「青い山脈」「ああ人生に涙あり」の3曲のメモリーソングを、それぞれ楽譜に書き起こしたり、自分なりにアレンジしたりして練習に臨みました。

想像力を養う

練習の合間、メンバーの頭に自然と思い浮かぶのは、伴奏に乗せて歌を歌うことになる住民の皆さんや、今回練習しているメモリーソングを教えてくれた方々。「このテンポじゃ歌いにくいかも」という会話などもはさまれながら、合奏を重ねました。

クリスマス会までにはもう2曲、レパートリーを増やす予定です。練習の合間には、これまでの「ラジオ下神白」の音源を聞き、語られるエピソードとメモリーソングを聴きながら、残りの2曲は何が良いか、などのメンバー会議も行われました。

「伴奏」がメインのこのバンドにとって、合唱チームの歌いやすさや観客の方の聞きごたえはもちろん、何よりその歌にまつわるエピソードと、住人の方の思いが重要となります。「喜んでくれるかなあ」「もう団地は出てしまった方だけど、聴きに来てくれるかなあ」など、伴奏によって起こりそうな色々なことを想像しながら、練習と選曲を行いました。

そんな様子からは、プロジェクトディレクターのアサダさんが今回の活動にあたって語った「『表現』が持ち上げてくれる『想像力』を養うことは、すなわち『わかろうとし続けること』を諦めないこと」ということばが思い起こされます。

音楽という表現で、遠く離れた場所と人に向き合う新しい試みとしてのこのバンド。

目指せ、武道館? 目指せ、CDデビュー?

いいえ、そのようにわかりやすいゴールを目指して進むのが目的なのではなく、団地住民・メンバー同士の出会いや体験を重ねながら、いかに「想像力」が発揮されていくかに挑戦していく試みなのだと思います。今回の練習でも、住民の方々に思いをはせることで、演奏表現や演出の仕方が変わったようでした。

ところで、バンドメンバーは、まだ団地住民の方々に会ったことがありません。今の段階では、声とエピソードと話から、住民の方々を想像しながら練習したりアイデアを出したりするしかありませんでしたが、今後はバンドメンバーも現地を訪ねる予定です。出会ったあとでは、また違った想像力が働くのでしょうか。それはバンド活動に、どんな影響を生むのでしょうか……。

このブログでは引き続き、「伴奏型支援バンド」の様子をお届けしていきます。どうぞお楽しみに!

執筆:岡野恵未子(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー/Tokyo Art Research Lab「研究・開発」プログラム担当)

プラクティス 制作映像

「プラクティス」は、東京都墨田区を舞台にしたアートプロジェクト「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―」(通称:ファンファン)が蓄積してきた気づきをもとに、まちなかで具体的なアクションを行なうプログラムです。

アーティストや研究者、まちの人々が出会うきっかけを作り、関わる人々それぞれの創造力を持ち寄ることで、見慣れたまちの風景から新しい考え方や価値観を生み出す展覧会やワークショップを開催しています。各種制作映像のほか、各回のレポートには「プラクティス」を実行する中での試行錯誤や葛藤、成果についてを掲載しています。

関連リンク