まず、話してみる。― コミュニケーションを更新する3つの実践
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本書は、視覚身体言語と音声書記言語の特性によって変化するコミュニケーション表現や思考について、手話通訳という存在・役割に着目し、「間」に立つものの視点やつたえ方、受け取り方、読み取りの技術を通して「つたえる、つたえあう」について、あらためて捉え直そうとするものです。
コミュニケーションについて手話通訳の視点から解きほぐそうとするパートとそれらの内容と連動する「Communication Card 」、手話通訳者・翻訳者による座談会やコラム、筆者・和田夏実がナビゲーターとして携わった「東京プロジェクトスタディ1|共在する身体と思考を巡って─東京で他者と出会うために─」の実践で得た気づきなどで構成しています。
はじめに
本書の構成
もくじ
わたしの世界
受け取るわたし
関係性の中で
視覚身体言語と音声書記言語を行き来する
それぞれの言語の中でコミュニケーションを発明する
言語と思考のあいだでゆらぐ
東京プロジェクトスタディ1
コラム イタコに似た仕事
コラム 伝える
おわりに