Art Bridge Instituteは、アートが現代社会においてジャンルを横断しながら、人と人のつながりをつくり出してゆくことについて、その研究や実践に取り組んでいます。機関誌『ART BRIDGE』では、地域の問題に向き合い、交流を生み出すアートプロジェクトや、生きる技術としての「アート」のいまをリサーチします。
特集は「わたしたちの知 CIVIL KNOWLEDGE」。市民が自発的に調べ、学び、その成果を共有してゆく、ダイナミックなプロセスに注目します。
もくじ
CONTENTS
メディアとしての紙の力 江上賢一郎
普天間・辺野古ツアー
抵抗の現場から生まれる 言葉と知
真喜志親方のこと 岡本由希子
Interview 01
ここに身を置き生活するということ 阪田清子
Column 01
市民知の旅 港 千尋
水交社都市記憶ワークショップ 都市イメージの記憶を追う 龔 卓軍
Interview 02
リーディンググループの創造性 ダニエラ・カストロ、ゼイネップ・オズ
Interview03
アート「で」育まれる市民的知性 鷲田清一
Bridge Talk 05
ブリッジの作り方シリーズ05
写真の町シバタ とっておきの一枚が語るまちの記憶 原亜由美
Bridge Talk 06
ブリッジの作り方シリーズ06
せんだいメディアテーク 民話 声の図書室プロジェクト アクションとしてのアーカイブ 清水チナツ
Bridge Talk 07
ブリッジの作り方シリーズ07
Lat/Longプロジェクト 自分の居場所を物質化する 谷山恭子
Report01
墨東エリアにある「所在」を訪ねて 関川 歩
Column02
記憶の作り方 港 千尋
Report02
『ART BRIDGE』に連れて行ってもらった 関川 歩
ヤン衆の知恵 北海道 保存食編 端 聡
Column03
近代に耳を傾ける 港 千尋
編集後記