2009年に始動した、東京アートポイント計画の10年間の歩みを一冊にまとめました。
プログラムオフィサーが培った知見をまとめた「中間支援の9の条件」、事業の軌跡を年ごとに振り返った「これまでの歩み 2008→2018」、共催団体のパートナーとの対話を収めた「プロジェクトインタビュー」、これからの10年に向けた展望を語るインタビューやディスカッションなどで構成。巻末には、資料として、これまで発行してきた200冊のドキュメントのリストも掲載しています。
*本書について、こちらのブログ記事でも詳しくご紹介しています。
*本書の販売は終了いたしました。PDFダウンロードにてお読みいただけます(2022年1月26日)。
もくじ
はじめに 森 司
東京アートポイント計画とは
もくじ
SECTION1 中間支援の9の条件
1 「プログラムオフィサー」の職域を拓く
2 「協働」のかたちを探る
3 「拠点」づくりの要件を考える
4 「コミュニティ」が育つ環境をつくる
5 「事業予算」の適正規模を探る
6 「多様性」を保持する
7 「評価」の仕組みをつくる
8 「人材育成事業」と連携する
9 「アーティスト」に学ぶ
SECTION2 これまでの歩み 2008→2018
2008年 東京アートポイント計画「前夜」
2009年 動きながら事業基盤をつくる
2010年 現場に応答しながら、展開する
2011年 最も多い事業数の実施へ
2012年 事故から学んだ「組織」としてのふるまい
2013年 「プログラムオフィサー」のことばをつくる
2014年 東京アートポイント計画の第二創業期
2015年 組織改編がもたらした事業整理
2016年 風通しをよくするコミュニケーション
2017年 10周年に向けた棚卸しがはじまる
2018年 10年後を視野に入れた活動指針
SECTION3 プロジェクトインタビュー
縮小社会に向き合う、「看取り」のアートプロジェクト[東京スープとブランケット紀行] 羊屋白玉
逆境から生まれた、考える装置としてのアート[リライトプロジェクト] 林 曉甫+菊池宏子
答えの前で立ち止まり続けることで生まれる生態系[小金井アートフル・アクション!] 宮下美穂
「利き手」を封じたときに見える音楽のあり方[トッピングイースト] 清宮陵一
実験と失敗が広げる、「まち」という名の劇場[アトレウス家] 長島 確+佐藤慎也
SECTION4 東京アートポイント計画 2009→2029
「人」を財産にしながら、ちょっとずつ進む 小山田 徹
アートプロジェクトがつくる、地域の「居場所」 竹久 侑
東京アートポイント計画のこれまでとこれから 芹沢高志×太下義之×熊倉純子×森 司
おわりに 大内伸輔+坂本有理+佐藤李青
REFERENCES 資料
東京アートポイント計画の変遷 10年間の32のプロジェクト
ディレクター/プログラムオフィサープロフィール
外部委員一覧
ドキュメント一覧