これからの文化を「10年単位」で語るために ― 東京アートポイント計画 2009-2018 ―
2009年に始動した東京アートポイント計画の10年の歩みを収録しました。プログラムオフィサーが培った知見をまとめた「中間支援の9の条件」、事業の足跡を年ごとに振り返った「これまでの歩み 2008→2018」、東京アートポイント計画の共催団体のメンバーとの対話を収めた「プロジェクトインタビュー」、これからの10年を見据えた展望や事業の可能性にふれたインタビューやディスカッション等で構成しています。巻末には資料として、これまで発行してきた200冊のドキュメントのリストも掲載しています。
※本書について、ブログ記事でも詳しくご紹介しています。
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・FALL(東京都杉並区西荻北3-13-15-1F)
・museum shop T(東京都国立市東1-15-18 白野ビル3F)
・アーツ千代田3331 1F 3331 CUBE shop&gallery(東京都千代田区外神田6丁目11-14)
・NADiff
-NADiff a/p/a/r/t |ナディッフ 本店
-NADiff contemporary |東京都現代美術館 ミュージアムショップ
-Contrepoint |水戸芸術館 ミュージアムショップ
・Art Center Ongoing|カフェ(東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7)
・ビルド・フルーガス(宮城県塩釜市港町2-3-11)
・FL田SH(東京都渋谷区神宮前3-38-11-302)
・アーツ前橋ミュージアムショップ mina(ミーナ)(群馬県前橋市千代田町5-1-16 アーツ前橋1F)
・カネイリミュージアムショップ6(宮城県青葉区春日町2-1 メディアテーク1F)
目次
はじめに 森司
東京アートポイント計画とは
もくじ
SECTION1 中間支援の9の条件
1 「プログラムオフィサー」の職域を拓く
2 「協働」のかたちを探る
3 「拠点」づくりの要件を考える
4 「コミュニティ」が育つ環境をつくる
5 「事業予算」の適正規模を探る
6 「多様性」を保持する
7 「評価」の仕組みをつくる
8 「人材育成事業」と連携する
9 「アーティスト」に学ぶ
SECTION2 これまでの歩み 2008→2018
2008年 東京アートポイント計画「前夜」
2009年 動きながら事業基盤をつくる
2010年 現場に応答しながら、展開する
2011年 最も多い事業数の実施へ
2012年 事故から学んだ「組織」としてのふるまい
2013年 「プログラムオフィサー」のことばをつくる
2014年 東京アートポイント計画の第二創業期
2015年 組織改編がもたらした事業整理
2016年 風通しをよくするコミュニケーション
2017年 10周年に向けた棚卸しがはじまる
2018年 10年後を視野に入れた活動指針
SECTION3 プロジェクトインタビュー
縮小社会に向き合う、「看取り」のアートプロジェクト[東京スープとブランケット紀行] 羊屋白玉
逆境から生まれた、考える装置としてのアート[リライトプロジェクト] 林曉甫+菊池宏子
答えの前で立ち止まり続けることで生まれる生態系[小金井アートフル・アクション!] 宮下美穂
「利き手」を封じたときに見える音楽のあり方[トッピングイースト] 清宮陵一
実験と失敗が広げる、「まち」という名の劇場[アトレウス家] 長島確+佐藤慎也
SECTION4 東京アートポイント計画 2009→2029
「人」を財産にしながら、ちょっとずつ進む 小山田徹
アートプロジェクトがつくる、地域の「居場所」 竹久侑
東京アートポイント計画のこれまでとこれから 芹沢高志×太下義之×熊倉純子×森司
おわりに 大内伸輔+坂本有理+佐藤李青
REFERENCES 資料
東京アートポイント計画の変遷 10年間の32のプロジェクト
ディレクター/プログラムオフィサープロフィール
外部委員一覧
ドキュメント一覧
企画・執筆|大内伸輔・佐藤李青・坂本有理(アーツカウンシル東京)
編集ディレクション|川村庸子
編集|佐藤恵美
編集補助|岡野恵未子(アーツカウンシル東京)
アートディレクション・デザイン|TAKAIYAMA inc.
印刷|株式会社サンエムカラー
製本|株式会社渋谷文泉閣
監修|森司(アーツカウンシル東京)
発行|アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)