FIELD RECORDING vol.04 特集:出来事を重ねる
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『東北の風景をきく FIELD RECORDING』は、変わりゆく震災後の東北のいまと、表現の生態系を定点観測するジャーナルです。
東日本大震災から時が経ったことで、被災の度合いによって「当事者」として語りえなかった人たちが、自分の経験を語り出すタイミングが訪れているように思います。その語りは日常のなかでふと現れ、コロナ禍によって当時のことが呼び覚まされることもあるでしょう。 そこで、これまで東北にこころを寄せてきた人たちに問いかけました。vol.05の特集は「自分のことを話す」。東日本大震災から10 年目、いま何を考えていますか? いまどこにいて、今日はどんな一日でしたか?
「10年」という節目は、日々のなかに流れる時間の区切りとは、必ずしも結びつくものではありません。
(p.02)
はじめに
東日本大震災から10 年目、いま何を考えていますか?
10年、そして。 宮地尚子
心の底に降りてあるもの 椹木野衣
津波の木 畠山直哉
「なんのためのアート」基調報告 畠山直哉
カタストロフを書き続ける 関口涼子
2020年リレー日記
(2020年6月1日〜2021年1月17日)
是恒さくら/萩原雄太/岩根 愛/中﨑 透/高橋瑞木/大吹哲也/村上 慧/村上しほり/きむらとしろうじんじん/岡村幸宣/山本唯人/谷山恭子/鈴木 拓/清水裕貴/西村佳哲/遠藤一郎/榎本千賀子/山内宏泰/木村敦子/矢部佳宏/木田修作/北澤 潤/清水チナツ/三澤真也/相澤久美/竹久 侑/中村 茜/安川雄基/西大立目祥子/手塚夏子/森 司/モリテツヤ/照屋勇賢
編集後記 佐藤李青